時事問題評論 Current Affairs

Discussing the Topics of the Day

時事メモ(過去掲載分Essays Written in the Past)Part Six

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(掲示板:2005年6月から2011年6月まで)

注;下に行くにしたがって時間系列は新しくなる。

11> サプリメント yama 2005/06/02 13:05
サプリメントは詐欺だ!の文を読みました。たしかに、飽食の日本で、こんなものがいるでしょうか?金さえもうければいい連中に腹が立ちます。
22> アメリカの経済支配 chie 2005/06/04 22:13
アメリカによる経済支配や、基地はいつまで続くのでしょうか?とめどもない日本の従属関係はいったいどうなってしまうのか心配です。
33> 料理について tanimachi 2005/06/10 22:57
「料理」を読んで考えさせられています。毎日コンビニでお金を出せば、何でも食べることのできる生活・・・なにかおかしい。
44> グローバリズムを叩きつぶせ! yamatani 2005/06/23 23:20
結局の所、グローバリズムというのは、アメリカやイギリスを発祥の地とする多国籍企業が世界中で「自由に」振る舞う権利を広めることだ。このため世界中に急速に貧富の差が広まっている。これは人類の歴史上、例を見ないきわめて巧妙で悪質な搾取方式である。
55> 国家の細分化に賛成 abcd 2005/07/02 00:58
平和へのキーワード「人類はみな兄弟、みな家族、国境は要らない」という考えは幻想で、間違いである。人間には、パーソナルエリアが存在する。そのエリアの範囲は対する人と状況に応じて変化するが、必ず「立ち入って欲しくない領域」が存在する。それが境界線である。 「知っていながら知らないフリ」をして興味本位で介入してくる。「過度なおせっかい」ででしゃばる。「あいつ生意気だから気にくわねえ」「なんだよあいつばっかしいい思いしやがって」などと、ねたみ・嫉み・恨み・つらみで攻撃的にちょっかいを出してくる。それが、個人ではなく、部族・民族・国家といった集団レベルで考えたときにはどうか?大事なことはパーソナルエリアである国境を無くすことではない。現在の米国のような国の干渉ほどたちの悪いものはない。  
66> アメリカの滅亡? Chie 2005/07/05 20:31
アメリカが滅びればいいなんて、初耳ですね。でも考えてみれば、原爆といい、ベトナム、イラクと世界中の人人に迷惑をかけてきた国はさっさと滅びるべきだと思います。
77> 次はイラン? abcd 2005/07/05 23:13
シエラレオネ、ソマリア、スーダン等を見ると、国連の力不足と矛盾は明らかです。世界の金持ちは金を有効に使わず、私欲に使うだけなのでしょうか?趣味で寄付している偽善者でしょうか? 米国は兵器産業のためにまた戦争するのでしょうか?
88> ロンドン同時テロ Hata 2005/07/09 20:00
再びおきた同時テロ。もしもうその大義名分に基づく侵略、武力と金力に任せた、国民の蹂躙と殺戮がなければ、こんな悲劇はなかったのではないか。ブレア首相の愚かなアメリカ追随がこんな悲劇を生んだ。対テロ戦争の掛け声はあまりに小児的。どんなに警備を強化しても、未然に防ぐことはできない。まずは世界の「反米的態度」を和らげる以外に道はないのだ。
99> アメリカのメディアは死んだ Kunisaki 2005/07/11 22:05
アメリカを民主主義国と思うなかれ。奴隷制度、赤狩り、そして今回の取材源秘匿の禁止。これが世界のデモクラシーを広める役だと聞いてあきれる。フランスやドイツが「古いヨーロッパ」なら、アメリカ合衆国は「低脳の幼稚集団」にすぎない。イラクでいくらでも人殺しができるわけだ。
1010> なぜパリでなくロンドンなのか? Toru 2005/07/14 22:26
同時テロはなぜロンドンで起こったのか。イギリス国民はそのことをよおく考えておくべきだ。自分の親兄弟姉妹が侵略者によって殺されるとき、その復讐を誓わない人間がいるだろうか?(日本人をのぞく)世界の歴史を振り返ってみよう。イギリス国民がこの先このようなばかげた悲劇を繰り返したくなければ、警備の強化では決して達成できない。よその国を侵略するのをやめるだけだ。
1111> なきねいりは絶対するな! Satoh 2005/07/21 19:48
アメリカ軍による、騒音、暴行、その他数え切れない犯罪行為は、日本人があまりにおとなしいためにいつももみ消される。泣き寝入りに未来はない! その他、凶悪な企業、個人、いかに強大であってもあらゆる手段を講じてじっくりと抵抗の根を張ってゆくべきだ。
1212> 衆議院選挙 Tomobe 2005/08/14 23:18
ようやく日本での自民党独裁が終わりを告げるような気がする。2大政党制は破綻し、小党乱立になれば、混乱の中に少しは未来への展望が開けてくるのではないか。
1313> おろかな郵政民営化 Tomobe 2005/08/16 19:30
何でも民営化すればよいのか?国民の不便を知りながらやみくもに民間への移行を進めても必ず破綻する。政治家には、民営化に向いているものと向かないものとの区別する知能すらない。小泉の率いる一方的改革を目指す者たちを徹底的につぶそう!携帯電話などはこの業界に参入する会社が増えて、それぞれの会社から別の会社へかけるときの接続の悪さ、料金の高さに悩まされているのは利用者自身なのだ。衆議院選挙では小泉のイヌがつぎつぎと対立候補をたてているが、有名大学教授も含めてかれらは闇に葬り去らなければ日本の未来はない。
1414> カトリーナはあきらかに人災だ NS 2005/09/03 22:51
アメリカではこの十数年間、貧富の差の拡大を放置したために、貧しい人々は自家用車で町の外に逃げ出すこともできない。自由経済の名の下に、富裕層だけが得をする政治体制が、災害時に略奪が起こるような社会構造を作っているのだ。
1515> 衆議院選挙予測 Toru 2005/09/11 18:02
おそらく自民党の圧倒的勝利と見る。絶対多数を占めることになるだろう。その理由は、(1)自民党に対する民主党の迎撃体制がまったくなっていない。(2)景気は回復基調にあり、国民は大きな政権の変化を望んでいない。つまり保守化がいっそう進んでいるのだ。(3)大部分の人々が郵政民営化がどんな内容になるかをしっかり知らされていないし、「改革」という言葉の連呼で、何かいいことがありそうだという程度の認識しか持っていない。(4)反対勢力は、個人的な地域での知名度を持っている場合は別にして、大半は敗退する。(5)これでいっそう日本の保守化、右傾化が進み、次のアジェンダは「憲法改正」ということになろう。
1616> 歴史と大衆 abcd 2005/09/11 22:38
情報のない大衆は、何が得で何が損か分からない。 だから感情論で決める。特定政治家に国の未来を完全に託すことが、不幸の始まりだというのは、第二次大戦で証明ずみだ。大衆のレベルは、当時と変わらないので歴史は繰り返す。
1717> Re:衆議院選挙予測 PK 2005/09/12 16:11
Toruさん、予測はぴったり当たりましたね。これからが大変です。民営化の次は、多数に勢いを借りて、これまではっきりとは言わなかった増税をいよいよ始めることになる。いっそう中国や朝鮮半島との関係は悪化する。自衛隊はイラク以外にも大胆な派兵を行うようになる。いよいよ日本にとってつらい時代の幕開けです。でもこれも仕方がありません。国民がそう選択したのですから。
1818> 自民党の暴走が始まるぞ Tomobe 2005/09/24 21:26
昔から「権力は悪である」と言われてきた。権力の独り占めは、必ず乱用と腐敗を招くのが、歴史の常識であったからだ。日本国民はいったい未来のことをどう考えているのか知らないが、自民党がこれまでとってきた、「強行採決」のような多数の横暴を、「造船疑獄」「黒い霧」や「ロッキード」のような数え切れないほどの汚職を知っていれば、クズのような小泉によって得た国会での圧倒的多数がどんな結果を生むかあまりに明々白々ではないか!
1919> 改革とは単に支出を減らす方便にすぎない Yamazake 2005/09/27 18:38
自民党はことあるごとに「改革」を叫ぶが、いったい本当の意味でよくなるのだろうか?どうやら、サッチャーやレーガンのやり方の猿まねにすぎないようだ。彼らのやり方はとにかく、行政の赤字部門を減らすこと。これが民間に委託されるのは、単にその仕事を消滅させては困るからにすぎない。それによって不便が生じてもすべて民間の責任に押しつけることができるから都合がいい。行政が自らの無駄を減らす努力を放棄し、仕事から逃げるのが、日本における「改革」の実体のようだ。
2020> 企業乗っ取りの時代 Yamazake 2005/10/16 08:39
村上ファンドのような連中が日本に大勢いるようになったら、いったい日本はどうなってしまうのだろう。メディアは金持ちに牛耳られ、古くからの優れた伝統は消滅し、老舗はつぶれ、手の込んだ採算に合わない製造法は一掃される。彼らの頭にあるのは「銭儲け・銭儲け・銭儲け」だけなのだ。文化不毛の国、アメリカを見よ。
2222> さらなる改革? Toru 2005/10/16 09:09
小泉首相のさらなる改革などという言葉にだまされてはいけない。彼らのやり方は金持ちたちの経済活動をいっそう「自由」にすることであり、金持ちはますます金持ちになり、貧乏人はますます貧乏になる。この10年間でどれだけ「格差」が広がっただろうか。改革どころか社会の「不安定化」が進む。例えばタクシー業界を見よ。「改革」によって自由に参入できるようになり、台数が極端に増え、もはやまともに生計を立てることができる運転手が少なくなった。無益で消耗する競争に駆り立ててこれが「改革」なのか?一方で莫大な収入を得てほくそ笑んでいる連中がいる。
2323> Satoh Toru 2005/10/16 12:32
総選挙後の衆議院の惨状を見たか?かつては強硬に反対した者たちが、ひらりと変身して郵政民営化法案ににこにこしながらとして賛成投票する。権力にすり寄る雌犬たちよ。将来の権力獲得を目当てに、自分の上に立つ者にどんな貢献でもするのが彼らの習性だ。ナチスドイツ誕生時の教訓に、人類はなにも学んでいない。
2424> やっぱりやった、小泉靖国参拝 Tomobe 2005/10/17 19:04
国会での多数を得たために勢いを得た小泉がいつか参拝をすると思っていたが、ついにした。ここで、中国や韓国が、大使を召還するなど、強硬姿勢に出て、外交関係がめちゃくちゃになり、内閣総辞職になればいいのだが。
2525> 小泉首相の靖国参拝 Chie 2005/10/20 09:00
やはりやるだろうと思っていた。それにしても何という傲慢さだろう。60年以上も前、勝手に自分たちの国に入って来て、親や幼い子供を殺害し、資源を奪っていこうとした国の兵隊とその司令官がまつってある神社に参拝してみせるというのは、何という感受性のない行為だろうか!私的だとか、公的だとか、いろんなへりくつをつけているが、大陸の人々が受け取るのはただ一つのメッセージ、日本国の侵略者としてのイメージ強化だけである。小泉というのはモンスターにすぎない。日本の歴史に汚点を作った男だ。日本国民として実に恥ずかしい。情けない。
2727> アメリカ牛肉を食べますか? Yamazake 2005/10/24 19:18
アメリカの食肉業界では、屠殺、解体処理、加工過程において、長い議論の間になにも改良が行われていない。彼らは何の誠意もない。彼らのただ一つの目的は、肉を売ってもうけることだけ。感染した牛の頭数もなにもかもはっきりしないまま。それを食べる人々の健康など梅雨ほども考えていないことがわかる。それでいて、日本の牛丼や、牛タンのレストランは、ただ仕入れ先を確保したいだけにこれまで輸入を早期に実現する運動を続けてきた。イギリスでは実際ヤコブ病で大勢の死人が出ている。しかもこの病気の潜伏期間は恐ろしく長い。人々が完全に忘れた頃に発病者が出始める。日本にアメリカ産牛肉を輸入を許可する立場にある人々は重大な責任を負っている。もちろん我々はアメリカ産牛肉を食べるべきではない。もっとも牛肉のうまさが、ヤコブ病末期の苦しさを上回るというのなら話は別だが。
3131> フランスの暴動 NS 2005/11/08 22:12
外国からの移住者が受け入れ社会の最底辺を構成していることは、世界中の先進国で見受けられる現象であるが、近年の「勝ち組」「負け組」による貧富の格差がますますひどくなる中で、ついに爆発したものと思われる。現代の経済制度では、企業の利潤追求ばかりが重視されているために、失業や低賃金に苦しむ人々のことがまったくと言っていいほど省みられていない。社会構造を富者だけが得をするような形で継続する限り、この暴動は世界中に広がっていくかもしれない。
3232> 技術立国の黄昏 NS 2005/11/21 20:12
またしてもばれてしまった、インチキ作業。かつて戦前の日本は、ヨーロッパ各国から「安かろう悪かろう」という評判で、買ってもすぐ壊れるし、信頼性がおけないことで有名だった。戦後の高度成長で、その汚名をやっと返上し世界一の技術立国になった?かにみえた。だが、「規制緩和」は、監督緩和、インチキ処罰の緩和も意味し、ゆるんだ体制から今回のように、わずかな揺れで倒れるマンションが出現した。問題はインチキ設計図を作った技術者ではなく、それを見逃した監督機関、安上がりだと喜んで建築に着手した建設会社である。おそらくこれは氷山の一角だろう。どのくらいのインチキ設計のマンションがあるかは、実際に大震災が起こってみないと誰もわからない。地震保険の会社は今のうちに撤退しておいた方が懸命だろう。
3434> There was a 。。。。。. NS 2005/12/02 22:48
There was a group of people standing のページは(言語編)に移動しました。URL http://otd3.jbbs.livedoor.jp/309114/bbs_plain An article "There was a group of people standing" has been shifted to our language section.URL http://otd3.jbbs.livedoor.jp/309114/bbs_plain
3737> A man runs into the vet's office carrying ... NS 2005/12/17 11:55
A man runs into the vet's office carrying ... のページは(言語編)に移動しました。URL http://otd3.jbbs.livedoor.jp/309114/bbs_plain An article "A man runs into the vet's office carrying ..." has been shifted to our language section.URL http://otd3.jbbs.livedoor.jp/309114/bbs_plain
3939> Bear It From Behind!!There once wa... LexandraEverett 2005/12/27 16:33
Bear It From Behind!! There once was a bear hunter who was having no luck in finding his quarry. All at once, he felt a tap on his shoulder from behind. It was a huge grizzly bear. The hunter's shock was increased when the bear spoke to him. "You are hunting me, I'll bet", said the bear. "You may choose your punishment. Either I will maul you to death or fuck you up the arse!" The hunter didn't want to die, so he consented to give the bear the pleasure of his booty. The bear left satisfied and the hunter returned to his cabin. The next day, the hunter decided to kill the bear for revenge. But, as luck would have it, the grizzly found him first. Once again, the hunter felt the tap on his shoulder and the bear made his request. The hunter dropped his pants, bent over, and took what the beast had to offer. The third day, the hunter was really irate and decided he would torture and kill that bear! Once more, though, the bear was the better hunter. When the man felt the familiar tap on his shoulder, he expected to hear the grizzly's offer of a choice again, but this time the bear just said, "You're not really into this for the hunting anymore, are you?!
4040> This gut goes into the bar and sees his ... JenaraeAlysse 2006/01/07 10:36
This gut goes into the bar and sees his friend there( whom never drinks). He says to the guy" what's the matter" the guy says "well I just caught my wife in bed with my best friend" The friend says "that's awful. let me buy you a drink and you can tell me all about it. where's your wife?" "I threw her out!" " well what did you do to your best friend?" I grabbed him by the throat and shook him real hard and said "BAD DOG! BAD DOG! "
4141> 改革はもうやめてくれ! Chie 2006/01/20 18:19
小泉首相は、自分が改革の推進役だと思いこんでいるようだが、ここにきて、社会のひずみが一気に吹き出てきたようだ。ますますひどくなる貧富の格差。勝ち組と負け組という言葉がまるで「社会の進歩」であるかのような口ぶり。「貯蓄より投資へ」というかけ声のもとに、国民を金儲けに追い込む風潮。利益さえあげれば、なにをやってもいいということから、インチキや嘘が横行しはじめて止まらない。市場経済が活況を示すことが第一になるから、そのためには浪費も、開発の名のもとの自然破壊もとまらない。大企業や大資本だけが大規模な展開を遂げ、彼らに都合のよいインフラだけが作られている。社会的弱者や儲からない地方はすべて切り捨てだ。アメリカ式非能率経済を、きちんとした法整備やルールづくりを強行した小泉の犯罪行為は必ずや断罪されなければならない。
4242> アメリカ牛肉を食べますか?・・予言的中! Yamazake 2006/01/21 12:33
2004年10月24日、この欄にアメリカ牛肉の危険性と、アメリカ側の誠意のなさを書いたが、2006年1月20日のニュースは不幸にしてこれが的中してしまった。輸入する際に約束したことも守れず、堂々と牛の背骨を混ぜてしまうずさんさ!監督官は知らなかったのだとか、一回限りのケアレスミスだとか、これが超大国の実態である。
4444> 民主党はさっさと解党を Murase 2006/02/28 19:09
民主党はもうダメだね。戦略的にも、この前の衆議院選での自民党に対してあまりに見劣りするし、党員は暴力事件やら、収賄やら、そして今回のインチキメールやら、もうまったく存在価値を失っている。二大政党制などといい気になっているうちに、すっかり政治の世界では影が薄くなってしまった。この際解党して、それぞれの古巣へ戻った方がいいのでは?社会党、自民党、そして民社党へ(もうこれも存在しないのでしたー年輩の方なら覚えているでしょう)。ただほとんどの党員には行き場がないかもしれない。自民党の亜流から出発するからこうなるんだ。
4545> 民主党とインチキ建築 Aisawa 2006/03/02 19:10
永田;姉歯=民主党幹部;イーホームズ
4646> プルサーマルをやめよ Toru 2006/03/27 12:25
佐賀県知事はプルサーマル方式による原子力発電を全面的に支持するようだ。この技術はまだ未完成だ。実験しつつ実際の発電を行うという無謀なおこないだ。佐賀県は日本のほかの地域と同じく過疎化に悩み税収がどんどん減っているのだろう。プルサーマルを引き受けると国からたくさんの金がもらえる。だが、知事さんよ、魂を売ってはいけない。放射能汚染のない美しい国土こそが、子孫にとって最大の遺産なのだから。
4747> Re:プルサーマルをやめよ Shinji 2006/03/27 12:49
まったくその通りだ。本当に政治の世界とはいい加減だと思う。チェルノブイリの大惨事が起きたときは世界中で原子力発電はやめようと言い出して、多くの国で原子炉の建設を中止したくせに、このところの原油の値上がりのせいで、一斉に原子炉を作れという声が高まっている。いったいあれは何だったのか?チェルノブイリ以来、原子炉の安全性が飛躍的に高まったわけではない。経済発展のためには、原子炉が危険だろうとどうだろうとどうでもいいのだ!彼らにとっての問題はただ一つ、ゼニ、ゼニ、ゼニだけなのだ!
4848> 重要テーマには国民も参加が mine 2006/04/10 07:36
>ほとんどの党員には行き場がないかもしれない。首相の郵政法案は賛成だが、靖国参拝は反対などというケース  は常に存在するものです。数年に一度だけ一票のみが与えられ  「国民主権」とは国民を政治から疎外するものではないでし  ょうか  せめて重要な議案については、政治意識の高い人は、議案毎に  政党を選べる(多忙な人は議員に信託し、議員は信託数を代行)制度を提唱しています  年5議案程の国会議決に、国民意志の参加を! http://kangaechuu.hp.infoseek.co.jp/souan_05_6.html http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
4949> フランスのCPE撤回 Chie 2006/04/11 12:55
フランスは、企業が試用期間を設置するなどのCPE法案を撤回した。フランス国民の直接行動には、1789年以来驚かされる。これを議会制民主主義の弱体化だと考える向きもあるが、今回のことは国民の政治に対する関心が高いことを示しているわけで、日本のように、ほとんどが政治に無関心で、投票率が低迷し、大部分の労働組合はお飾りに過ぎず、試用期間をタテに解雇されても泣き寝入りするだけとはだいぶ違うようだ。
5050> Re:フランスのCPE撤回 Yama 2006/04/12 20:24
たとえ、CPE撤回の結果がどう出ようとも、フランス国民は、自分たちの権利をはっきり主張している。これに対して日本はどうだろう。自分がリストラされても、家族が過労死自殺をしても、自分の子供が正社員になれず一生フリーターのままでもじっと我慢をして黙っているだけだ。政府の権力者たちはそのような日本人のおとなしい性質を知り抜いているから、これでもかこれでもかとさらに過酷な条件を押しつけてくる。増税を我慢しろ、アメリカ軍の基地の騒音も我慢しろ、年金が激減するのも我慢しろ・・・これでなにもしないのなら、まさに国民は物言わぬカメだね。
5151> Re:フランスのCPE撤回 Tooru 2006/04/19 23:06
本当に日本の実態はひどい。失業率の数字に騙されるな。「派遣業」という名のピンハネ屋が大いばりで横行しているのがこの国だ。若い人たちも自分たちの「権利」とか「団結」ということをもっと考えたらどうかしらん。このままほっておくとこの国は大変なことになるよ。江戸時代の人々の中には「一揆」とか「打ち壊し」とかもっと気迫があったのだがなあ。今の若い人は無気力なんだか、若年寄りなんだか・・・
6161> みんなでBSEになろう! Yamada 2006/05/20 21:50
いよいよ7月にはアメリカからの牛肉輸入が再開されると言う。それにしても日本のマスコミはアメリカ農務省から献金を受けているのだろう。つい最近、香港や台湾でアメリカから輸入された肉の中に骨が混入されていたことにはまるでふれていないのだから。消費者の健康なんてどうでもよい。まずお金儲け。これにマスコミが賛同しているのだから世話はない。そして日本人のお人好し。香港や台湾では骨が混入しても今後日本へ輸入された牛肉には入っていないと「信頼」する、この知能の低さ???
6262> 日本は国家じゃない Saburo 2006/05/22 22:57
教育基本法では「国を愛する心をそだてる」だと?笑わせるのではない。郵政民営化によって過疎地域のサービスを切り捨てていて、そんな国家を誰が愛せというのか?テロリストの標的になるだけだ。
9292> 上海協力機構に加盟を Yamatake 2006/06/15 23:14
東アジアの国々による上海協力機構には、日本も早い時期に加盟しなければならない。戦後60年という以上に長い間、アメリカによる占領と基地化を続けていったい日本にとって何の得になるのか?地域には地域の国々で解決すべき問題が山積している。太平洋の東の端からいちいち口出しされる筋合いはない。一刻もはやく極東からアメリカの影響力を完全に排除し、EUのようにまとまった文化圏を作るべきなのだ。
9595> 捕鯨再開を Tomamu 2006/06/17 21:15
早く商業捕鯨を堂々とやれるようになってほしい。捕鯨禁止の流れは、おそらく牛を飼う世界中の牧畜団体の陰謀だろう。健康に良く、おいしく、エネルギー効率に優れる鯨の肉に牛肉がかなうわけはないからだ。きちんとした管理漁業のもと、生態系を崩さぬように巨大な鯨をタンパク源にすれば、牛のいなくなった牧場をほかの動物や作物に転化でき、人類の食糧増産にずっと余裕ができる。
105105> American Beef? No! Jacques 2006/06/22 18:48
I'll Never EAT American Beef to the Last day of My Life!
107107> 今も昔もやり口は同じ 手塚 2006/06/23 21:06
アメリカが、牛肉の輸入再開をすぐにでもしないと、報復関税をかけると言ってきた。牛肉を輸入した国民が病気になろうがなるまいが、まずは自分たちの懐にはいるカネが最優先するこの考え方!すさまじいとしか言いようがない。思えば60年前、同じく経済戦争に突入した日米だったが、アメリカは日本への石油を輸出禁止にした。近視眼的な当時の日本国軍部でなくとも、真珠湾に攻撃を仕掛けたくなるのは当然だろう。アメリカ人のビジネスマンとは、世代が変わっても「強欲」の点では一貫している。
114114> 山上の垂訓で検索してきました。 あきのこ径 2006/06/27 21:56
はじめまして。私はクリスチャンで教会学校で子供達に聖書を教えています。山上の垂訓でこのHPにたどり着きました。 聖書の示す「神」は、この天地万物を造られた創造主を指し、人間が造った神々とは違います。是非!人類の行く末を気にしていらっしゃるのであれば、聖書を読んでください。 この世界は進化ではなく、一人ひとりそして環境も天地万物の創造主が尊くまた素晴らしく造られたんです。これは、科学的にも証明されています。 創世記は真実です。書いてある通りに今の世界は造られています。箴言は生活にとっても役立つ知恵の固まりです。ぜひぜひ!山上の垂訓に留まらず・・・お勧めします!! 突然の訪問書き込み失礼しましたm(_ _;)m
122122> 日米同盟? Aki 2006/07/02 23:01
今から約150年前、江戸末期、勝海舟は日本、朝鮮、中国の三国同盟を提唱した。これにより相互に経済発展とヨーロッパ列強に対するためである。彼はこんなにも鋭い見通しを持っていた。そして2006年、アメリカの負け犬大統領ブッシュとそのイヌである靖国偏執狂の小泉が握手をする・・・我々は不幸な時代に突入している。
139139> ロシア語のオンライン講座ができました 鈴木裕之 2006/07/21 06:32
初めまして、マンツーマンでロシア語を勉強できる、本格的なロシア語オンライン講座を開設いたしました。もしよろしければ、弊社のHPのURLへのリンクを載せていただきたいのですが、よろしければご連絡くださいhttp://hanaseru-online.ru/
178178> 姑息な政治家 Toru 2006/08/05 12:50
安倍官房長官が、4月に「隠れて」靖国参拝をやったそうではないか。自分の信条を通したいが、中国や韓国に知られるとコワイ・・・ああ、何と小心で姑息なことをする政治家だろう?おねしょをした子供が母親の目の前でフトンに水をかけてみせるのに似ている。こんなやつが日本の総理大臣になるのか?
179179> ナチとまったく変わらないイスラエル Maeda 2006/08/05 12:52
かねてからイスラエルという国は、弱い者いじめをする国だと思っていた。今回のレバノン空爆にしても、民間人を平気で殺傷するやり方は、アメリカの原爆投下やベトナム空爆とそっくりだ。そして彼らがナチによって60年前にやられたことをまさにそのまま他の民族にやっているというのは、驚くべきことだ。雁にこの空爆が一時中止されたとしても、まわりのアラブ人はイスラエルの存在が一国も消滅してほしいと思うのは当然だ
222222> 国民の顔に泥を塗った首相 Kurashiki 2006/08/15 08:42
明治維新から150年がたとうとしているが、首相たちは、ますます先の読めない小人になってゆく。小泉首相にとっての最後の靖国参拝は、「旅のかきすて」といえるものだ。A級戦犯が合祀されている神社を参拝するということは、世界に向けて自分たちの戦争責任を無視し、いつでも攻撃的な外交姿勢をとるというメッセージを発したことになった。この男の「こだわり」が後世に日本における重大な障害を外交関係に残すことになった。そして彼の後継者はますます右傾化するだろう。これでは日本は平和を希求するどころか、国際的に孤立してしまう。
382382> 暗い時代の到来か Kurashiki 2006/09/03 19:11
安部総理大臣が生まれそうだ。彼の話す傾向は小泉よりもさらに右に傾いている。教育基本法といい、防衛<省>といい、靖国参拝といい、外交オンチをあからさまにだしている。原爆や空襲などの戦争体験はどんどん風化している。さらにNHKにおける政治的介入の疑いを忘れてはいけない。これはブッシュらのネオ・コンに通じるものであるが、アメリカには、(少なくとも今までは)左への復元力があるのに対し、日本人には、政治的バランスをとる感覚に乏しいから、戦前のように歯止めもなく暴走する心配がある。我々は再び暗い時代に突入しようとしているようだ。
590590> 今日は牛肉の日? Jack 2006/09/18 19:46
今日18日はある有名牛丼屋が一日限りの牛丼を販売する日だという。多くの若者が店の外に行列をつくって久しぶりにアメリカ産の牛肉を食べることになる。BSEの病原体が入っているかもしれないと思えばますますおいしいことになろう。 それにしても最近の人々の食に関する関心の低下がいかに落ちているかを実によく物語るではないか。アメリカの食肉処理施設がとんでもないほど不潔であり、管理体制はなきに等しくただ利潤追求だけが彼らの目標であることぐらい、ちょっと調べればわかることなのに、企業の作り出す製品に「全面的信頼」を抱いているらしき人がほとんどなのに驚かされる。 有害食品を生産している工場や農場の人は、決して「自家製品」を口にしない。そういう単純な事実も牛丼屋に列を作る人々には思い浮かばないらしい。おそらく今後、アメリカ産牛肉は人々の間に「いつの間にか」受け入れられ、他のレストランやさらには大スーパーもなし崩し的に販売するようになるだろうが、驚くべきことは、自分の食生活について深く考えない人々があまりに日本に多すぎるということだろう。インチキ食品を目指すメーカーにとって日本は天国だ。
842842> 生活保護世帯 Jack 2006/10/07 21:28
生活保護世帯が日本で100万世帯を超えた。これもひとえに前・小泉総理のおかげだ。小泉人気の最中にこの男を支持した馬鹿ども、どうしてくれる?おまえらがなんのみさかいもなくこいつを支持したために、政治はきちんとした方向も持つことなく、企業の利益のために暴走した。この男を支持した者ども、反省せよ。
843843> 北朝鮮の核実験 Chris 2006/10/09 22:10
北朝鮮の核実験により、マスコミは大騒ぎ。北朝鮮を非難しないと肩身が狭いのだろう。だがどうして日本の政治家やマスコミ達は、付和雷同型が多いのだろうか?たった一つの地下核実験を騒ぐより、もう20年以上前、アメリカをはじめとする「核クラブ」が大気中での核実験をやり放題だったということはどうなっているのだろう。イランだ、北朝鮮だ、非難決議を出せと「偽善者」ぶるよりも、核兵器削減のための国際会議を開く方が先ではないのか?核クラブの国々が核兵器を手放そうとしないからこそ、次々と核兵器を持つことを希望する国々が現れてくるのだ。
848848> 著作権の延長? Chris 2006/11/08 23:28
著作権をさらに延長しようという動きが強まっている。彼らの本音はもっと長い間、著作権保護による甘い汁を吸いたいということ。特に優れた作品を保有している企業(映画会社・出版社)がこれからも長い間収入があるようにという願いの現れだ。決してこんな要求をのんではいけない。著作権は作者が死んだらすぐに公衆の財産として自由に公開されるべきだ。あくまでも貪欲な企業はつぶしてしまえ!会社が消滅すれば、著作権も消滅するのだ。
849849> すこしずつ!すこしずつ1 Tom 2006/11/10 22:23
菅総務大臣が、NHKのラジオ国際放送に対する命令書をNHKの橋本会長に手渡した。このように、権力者たちの昔からの手口は人々が気づかないようにわずかずつ権利を侵害してゆき、気づいたときには取り返しがつかない事態になっているようにすることだ。ナチスもスターリンもみなこれを実行した。彼らが最も注意することは、決して問題がおおっぴらに表面化しないようにすることだ。くわしくは名著「動物農場」を参照のこと。
850850> ホームレスへの襲撃 Yama 2006/11/24 08:52
昔から金品を奪う事件は珍しくないが、ベンツに乗った金縁メガネの大金持ちを襲うのではなく、まったく抵抗できないホームレスを奪うという、これ以上「卑劣」ということばの好例を考えることができないほどの連中が増えていることにショックを覚える。強い者が弱い者を押しのけるという現代社会を彼らは見事に代表している。学校教育は「愛国心」などよりまず「弱い者いじめ」とは何なのかを子供たちにしっかり教えるべきなのに。
851851> パート年金に反対するな 隆盛 2006/12/06 23:13
外食産業は自分たちの利益を確保するため、パートの使い捨てをすすめてきた。ここに来て年金反対集会を開いている。どこまでずうずうしいのか?厚生年金の適用を拡大して、企業が保険料負担に耐えきれないなら、さっさと人件費で倒産すればよい。年金の企業負担は企業一律だが、競争には影響しない。政府は、正社員もパートもすべて年金や保険を強制加入させて、真の文化国家を作れ1
856856> いよいよ海外派兵始まる Yama 2007/01/09 22:32
防衛庁が防衛省となった。政府は、いきなり事を進めることをせずに(必ず反対が起こるから)少しずつゆっくりと政府の組織と命令系統を変えてゆく。日本国民が政治に無関心なのは彼らにとって絶好のチャンス。戦前のあの忌まわしい時期と同じく、人々の気づかないうちにすべてを変えてしまおうという魂胆らしい。次に来るのは、もちろん「改憲」だ。これで海外派兵を行い、アメリカにくっついて世界中を荒らし回る準備ができた!経済面で言うことを聞かないやつはみな日本軍の兵力で皆殺しにしてやる!これが日本政府の本当のメッセージ。
858858> チャベスが日本国の最高権力者であれば・・・ クリシュナ 2007/01/09 22:54
もしチャベスが日本の支配者であれば、即座に核武装を始め、アメリカに対して復讐を誓うだろう。広島、長崎、東京をはじめとして数え切れない民間人を殺戮した罪を一切ほおかぶりしているアメリカは当然報復を受けるべきだ。もちろん彼らは先制攻撃を歌っているから、その前に攻撃をしなければならない。もしそれが不可能ならばアメリカの国債を素早くすべて世界市場で売却することだ。これで彼らの国は終焉を告げる。
859859> いよいよ日本の海外派兵始まる TUNA 2007/01/14 21:31
安部総理の今回のヨーロッパ訪問ではよりによってNATOに立ち寄ったりして、将来の日本軍の海外進出への布石を打っている。憲法上のぜひについては一切ふれることなく、議論を逃げながら「いつの間にか」日本が海外で堂々と軍事力を行使するときがやってくるのだ。日本国民が「黙認」したから
860860> ものすごい経験しちゃった カンキチ 2007/01/20 00:25
マグロぶっこいてただけなのに、お金くれちゃった。ポルチオ?⇒ttp://chara.zz84.net
861861> なに騒いどるんや クリシュナ 2007/01/20 20:53
不二家やおたべの賞味期限が切れたのに売っとったって?そんなの当たり前やんか。商人ちゅうものはな、少しでも隙があればインチキをするものなんやで。この二つだけをやり玉にしていじめてはいかん。奴らは運が悪かっただけなんや。ばれてしまったんや。いったい日本中でまじめに、消費者のことを考えて食品を作っているところがあると思ってんのか?従業員は自社製品だけは食わんというで。どんな会社だって、すべてはゼニ儲けだということを忘れてはあかん。
864864> NHKの受信料を払う理由について 佐藤真 2007/02/25 10:35
NHKの受信料を払う理由はなるほどと思わせる説得力があるように見えますが、一点「公共放送」であることと「受信料で支えられていること」は必ずしもイコールではありません。国営放送でも「公共放送」でありえます。それは、武田徹の「NHK問題」を読めばよく分かります。ちなみに我が家は受信料を払っていません。なぜなら、2年前からテレビを見ること自体を全て止めたからです。現代の情報社会に、情報操作の道具であるテレビは百害あって一利なしです。NHKの受信料を払っている方に文句を言いたいのではありませんが、払う理由などを大々的に評論めいた文書で述べるのは少し大人げないように思います。NHKの受信料を払いたい方は、こっそり払っていればいいのではないですか。ちなみに私の場合は、テレビそのものを見ていませんので、大々的にNHKの受信料を払っていないことを公言してもいいのですが、それは大人げないと思っていつもこっそり払っていません。なお、NHKのラジオの受信料についてはたまに娘が基礎英語などを聞いているので支払いの義務はあるのでしょうが、こちらに関しては本当にこっそり隠しています。
866866> メディアは社会システムの正当化の道具 abcd 2007/05/02 19:25
NHKは、アメリカ型社会正当化放送局で他の放送局との差なんてありません。 やってる内容も洗脳的なものばかりで他の局よりひどいとさえ思えます。その割には、強制的に料金を取る為、むしろ害といえるでしょう。 
867867> 戦争なしでも人類に未来はないが abcd 2007/05/03 20:41
>世界の出来事を知るのに、いったい何を信用したらいいというのだ?? まずロシアと中国が北朝鮮を支援していると見て間違いありません。アメリカという国は、確実に没落します。それでも日本がこのままアメリカを支持することは、素人でも分かることでしょう。世界覇権を狙うロシアと中国は、イラク戦争に反対を表明し、アメリカの軍事力は確実に浪費したのです。現在世界最強の軍事力を誇るのは、ロシアであり、アメリカではありません。プーチンは、今後ロシアを強国にする路線=軍事力をもつことを肯定し、支持されています。共産主義とは、嘘をつくのが当たり前で世界はロシアは弱いと思っているのです。ロシア政府は、世界恐慌等のきっかけで確実に核戦争を始めるでしょう。 そしてそれを防ぐすべは、現時点では存在しません。アメリカの横暴により核戦争の引き金は引かれたのです。
868868> フランスの大統領選挙 Yama 2007/05/06 20:22
サルコジは親米だと聞いただけでムシズがはしる。だが、欧州タイプのロワイヤルは心情的に賛成できるのだが、その政治的能力に疑問が残る。フランスもいよいよアメリカになびいてしまうのだろうか?イラク戦争で、経済問題で今まで強い態度でやってきたと思ったのだが・・・
869869> Re:メディアは社会システムの正当化の道具 xyz 2007/05/06 20:26
abcd様、NHK といってもいろいろあります。テレビの方は確かにあなたのいうとおりですが、ラジオを聞いてご覧なさい!特に午前6時40分のラジオ体操の後から、午前8時半までの内容は、いろいろな人々が意見を述べて聞き応えがあると思う。ぜひ試しに聞いてもらいたい。
870870> サルコジが当選したが・・・ クリシュナ 2007/05/17 21:33
サルコジが当選したが、今までのように右寄りで親米というわけには行かないようだ。というのもフランスの大統領は、右でも左でもなく、フランスの国益のために働かなければならないし、80%以上の有権者が投票し、何よりもロワイヤル候補に投票した国民の3分の1近くの人も納得させなければならないという大変な仕事が待ち受けているのだ。妥協を統合に変化させなければならない。国家が成熟し国民の関心が高いところであればあるほど、大統領の仕事は大変な責任を負う。 一方、国民の民度の低い国では、簡単に独裁ができるし、好きなときに外国と戦争もできる。国民がまじめに議論をせず政治に無関心であったり無知蒙昧なところでは、必ず衆愚政治が出現するのだ。日本や合衆国の選挙の投票率を見よ!
871871> Re:メディアは社会システムの正当化の道具 abcd 2007/06/12 19:27
> abcd様、NHK といってもいろいろあります。テレビの方は確かにあなたのいうとおりですが、ラジオを聞いてご覧なさい!特に午前6時40分のラジオ体操の後から、午前8時半までの内容は、いろいろな人々が意見を述べて聞き応えがあると思う。ぜひ試しに聞いてもらいたい。。 圧倒的多数の人は、利己的社会を望んでいるか、ありえない夢想をしてるかのいずれか。そもそも民主主義自体が欠陥である。ムスリムになることが真理であると個人的に思う。
872872> 自民党は惨敗する 飛田 2007/06/21 19:24
自民党は参拝したから惨敗する・・・というのはたちのわるいダジャレだけれど、今度の参議院選挙は、自民党とそのイヌの公明党は絶対惨敗するよ。政治の世界は右に寄りすぎた。振り子と同じように、いつかは必ず反対向きに触れなければならない。そうしないと人類の未来も危ないよ。みなさん、小泉のようなアホにまどわされず、自分でものを考えて投票しよう!
873873> Re:自民党は惨敗する abcd 2007/07/03 19:05
> 政治の世界は右に寄りすぎた。振り子と同じように、いつかは必ず反対向きに触れなければならない。そうしないと人類の未来も危ないよ。みなさん、小泉のようなアホにまどわされず、自分でものを考えて投票しよう! このサイトを見てもまだこの世界が続くと思う人がいるとは・・。すでに投票制度が機能しないことは、自明だ。 彼らの思索力を隷属化させることは、すでに視覚教育と称する方法で始められている。 脳を働かせただけでは物が考えられず、絵を見なければ何も理解出来ない従順な動物にすることである。新聞で芸能・スポーツがもてはやされ、クイズも現れるだろう。人間は次第に独立して自ら思索する能力を失い、すべてわれらの考えるとおりにしか考えられないようにする。表面的には、われらと関わりのないようなものによって、彼らに新しい思想を提供する。 ものを考えることは、快楽産業と見世物で崩壊している。無知で感情的、党派思考で、性欲と物欲と先入観の塊の大衆が選挙をすること自体が狂気というもの。日本国民は、これらの基準を全て満たす愚民。民度が日本より高い国もこれよりは、マシな程度でしかない。しかしそれも焼け石に水。 人は真実よりも面白さを求める。真実を知り、絶望するより夢を見つづける事を望む。このような大衆はいつの時代も愚民でしかない。
874874> Re:自民党は惨敗する 飛田 2007/07/04 18:13
結構な理論だ。あなたの見方に反対ではない。でもどうすればいいのか具体的な行動指針を述べよ。それともブタのように寝ながら終末を待つのか?
875875> 小池に気をつけろ Yama 2007/07/04 18:19
久間の失言により彼は大臣の地位を失ったが、代わりになった小池という女ははるかに危険だ。極めつけの右翼であり、憲法を変えて日本を戦争に導くことになる。今度はこの女を政界から追い落とすことを考えなければならない。 ついでに言うと、アメリカの原爆投下は自国内のインディアンの全滅作戦の延長上にあるということを忘れるな。アメリカの(大部分の)白人から見れば、黄色人種は虫けらに過ぎないのだということをしっかり認識しておく必要がある。
876876> Re:自民党は惨敗する abcd 2007/07/04 20:30
> 結構な理論だ。あなたの見方に反対ではない。でもどうすればいいのか具体的な行動指針を述べよ。それともブタのように寝ながら終末を待つのか? グローバル・エリートが強欲大衆を相手に「小出し」を楽しんでいる。暴走車に乗っていることを確認できてもそれを止める方法はない。小は電磁波を使って脳を狂わせたり、癌を増殖させたりすることから、大は日銀を破産させたりすること。これらは、いつでも実行可能なこと。 世界の超大財閥から流れる資金は膨大。 ミーハー総白痴化現象に乗じて郵政民営化を実現させることなど、タヴィストック洗脳研究所の得意とする技術。誰が首相になろうとも、軍産複合体の傀儡になる以外に生存の可能性がゼロ。  政策の責任者になって初めて、理想論や哲学宗教の観念論など通用しないと気付く。それまでは、ただ「見ているだけ」ということだろう。 「餓死、断食する人を見る」のと「自分が餓死、断食する」のは、まるで違う。 先進国の国民は、自分達の異常な状況にまるで気づいていない。それを平和と言う。殺される前の家畜が餌で太らされているだけの現状。毎日をただ楽しく生きることしか考えることができない。 この世はいつまでも存在するのが当然、平和で当然、飽食強欲が当然なら、なぜこの世が終わるのか?なぜ戦争するのか?なぜ暴力があるのか?無関係は、無に等しいということがさっぱり分からない。 騙すほうと騙されるほうは、どちらも悪いということが分かっていない。地球は、軍産複合体(米、英、独、仏、中、露等)の完全支配下にある。 紛争地域に大量の武器を輸出している。国連の物資輸送の飛行機と、内戦地帯の武器が同じメーカーだったりしても、国連はそれに言及しない。世界混乱での需要、銀行の投資、あまりにおいしい仕事な為、誰も止められない。 アメリカの軍事工場の上役は、元政治家だ。 兵器を大量消費することが仕事。日本はそのスポンサーの一つ。 クラスター爆弾を製造する世界の大手6企業に対し、日本を含む13カ国の金融機関が過去3年間で、約140億ドル(1兆6800億円)を投・融資していると、ベルギーの非政府機関(NGO)「ネットワーク・フランデレン」が発表した。 北朝鮮は、ロシア・中国の傀儡政権。 間接的に米国(軍産複合体にとり北朝鮮の存在は、有益)とつながっているといえる。この体制を拒否できる政権(起こりえないことだが)が日本にでたら、北朝鮮を使い、いつでも日本を崩壊させることが可能(当然米国が日本を守ることはない)。 個人的意見でとれる方法は、二択。創造主の方針(コーラン)を受け入れるか、拒絶するか?それだけのこと。これを信じるも信じないも個人の責任。
877877> イスラムについて abcd 2007/07/04 21:05
イスラムは単純な戒律宗教ではない。人生自体が創造主からのテスト。 テストだから、創造主は見えない。 見えたら、テストにならない。 現世(仮世)に地獄があるから、常世にも地獄がある。人間は個人差(財力、国、時代等)があるから、テストの内容も違うだろう。イスラム(創造主への忠誠心)が全く伝わらない人も含めて、最終的な判断は、全て創造主の慈悲ひとつで決まる。我々は、生きているうちにどれだけ忠誠できるかが試されている。どれほど善行しても創造主の慈悲なしでは、救いがないというのが根本思想で、そこには、キリスト教のような審判での弁護はない。
878878> 訂正 abcd 2007/07/05 19:31
西南戦争―日清、日露戦争を経て、第一次世界大戦、満州事変、日中戦争と起きる度に、武器や兵員食糧の調達で儲けた財閥も多い。対米戦争では損失を出したが、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争とまた軍需産業の企業は、儲けることになった。対米戦争でゼロまで落ち込んだ産業を復興させ、世界第二の工業国へと大発展させた原因は、朝鮮戦争、ベトナム戦争という他国の戦争にある。日本経済は朝鮮戦争で復活した。ゼロから高度経済成長社会と向かっていくことになる。それを加速したのがベトナム戦争。「建前は戦争反対、本音は戦争賛成」「損になる戦争は反対、得になる戦争は賛成。」 表向きは「日本では武器弾薬は作っていません」と報道されていた。 騙すほうも騙されるほうも問題があると言ったほうが正しい。勘違いしては困るが、私は、政治への参加を否定しているわけではない。まともな政権ができたとき、どうなるかは、確信できるものではない。北朝鮮外交が奇妙だから、そのような見方をするのが無難にみえる。いつ滅ぶか?というのも「知らない」としかいいようがない。
879879> 資本主義経済は終わり abcd 2007/07/06 19:52
一応、私の政治的意見も言いましょう。政治に詳しいほど「ものさし」という常識から抜けてない。逆なら、改革であると思い込む。「では中道?」と考えてしまう。AとBとその中間だけで、Cがない。資本主義(ものさし)では何も出来ない。「自然主義経済」に変えるしかない。
880880> パパラギ思想と現代人 abcd 2007/07/12 20:17
ツイアビは、自然崇拝の原始宗教を捨て、聖書を正しく理解した。考え病患者は、その欲望を捨てられずにいる。考えながら、迷いに迷っている。もう自分が分からなくなってしまい人間と獣の区別(進化論)がつかなくなった。昔から自然な考えで、考えることができない東洋人。東洋にも欧米にも答えはなく、自然な考えができる異国の人こそが答えを出せる。
881881> 日本全国の原子力発電所を廃炉に efgh 2007/07/27 11:42
今回の中越沖地震によって原発の管理がいかにずさんだったかが判明した。このままでは日本のどこかの原発で第2のチェルノブイリ事故が起こっても少しも不思議ではない。起こってからではもう遅い。この列島は高齢者以外住むことのできない土地になってしまう。今すぐすべての原発を廃炉にすべきだ。原発が2酸化炭素を出さないなんてまるでデタラメ。その建設、維持、放射性廃棄物の処理に途方もない量の2酸化炭素を生み出していることをだれも言わない。高放射性物質はロケットに乗せて宇宙外に捨てる(どっかの知事が同じことを言っていたが・・・)べきだ。もう「金さえ払えば電力は使い放題」という時代は終わった。そんなことをしたら地球がつぶれてしまう。真夏でも病院以外はすべてエアコンを消すときがやってきた。
882882> 自民党も民主党も同じ穴のむじな Yama 2007/07/29 22:32
アメリカ合州国では2大政党制といっても実際のところまるで同じ結果しか生まないことが第3の政党の誕生を待ち望む声になっている。アメリカの投票率の低下も深刻だ。日本の場合も同じ。特に民主党というのは自民党の中で無能(無脳)だとして追い出された連中の集まりだから単なる「准・自民党」に過ぎないのだ。彼らに政権を担当させて見よ。自民党に劣らず失政と腐敗を演じてみせることだろう。それにしても日本国民というのは保守的で冒険嫌いだね。状況が徹底的に悪くなるまでガマンし続けるのが美徳というところか。
883883> 民主党とは 飛田 2007/07/29 22:56
民主党というのは実は自民党の作った罠で、無党派層が他の政党に票が流れるのを防ぐために作った団体。従って自民党の依頼・圧力を受けたマスメディアは盛んに2大政党制を喧伝する。マスメディアは野党精神を失い、ゼニによって動く連中ばかりだから彼らを動かして国民を洗脳するのはたやすいことだ。日本人は急進的な思想や主流からはずれたことを嫌い横並びが何よりも好きなので、「無難」そうにみえる団体に雪崩を打って流れ込む
884884> 真理 hijk 2007/07/30 20:59
みなさん、大切な真理を教えてあげよう。簡単だ。「権力は悪である」こんな簡単なことにだれも気づかない。権力者は善人だと本気で信じている。今度の参議院選で、自民党は「小悪」に転落した。そして民主党が「大悪」に昇格した。ただそれだけのこと。人類のこういう連中に対する戦いは永久に終わりがない。がんばろう!
885885> アメリカ国債をすぐ売れ Yama 2007/08/16 16:18
いよいよアメリカ経済の崩壊が近づいてきたようだ。といっても日本はただ手をこまねいて待っているだけで何もできない。自動車をはじめとしてアメリカに輸出ができなくなれば、もう為すすべもないのだ。ただしアメリカ国債を持っている人は早く処分した方がいい。価値が今後何十分の一にも下落するだろうから。アメリカの企業の株をたくさん持っている人はもうあきらめよう。今更どうしようもないのだ。もう来るときがきた。ただ経済の崩壊は地球温暖化を遅らせるというメリットもあるが・・・
886886> パール判事の顕彰碑について 赤穂朗史 2007/09/09 11:05
 1997年11月、京都霊山護国神社は、「余生をこういうところで送りたい」という言葉を実現するため、顕彰碑を建立し、パールの長男夫妻を招いて除幕式を行いました。 2005年6月、靖国神社では、パール博士の顕彰碑を建立しました。除幕式にはインド大使館のビー・エム・バリ駐日武官を含む関係者約40人が参加しました。 靖国神社では、パール判事の長男を除幕式には招待しなかったのでしょうか。
887887> やっと安部辞任 飛田 2007/09/12 14:18
今回の辞任で、ようやく日本の対米追随政策も終わりを遂げるのだろうか。かつてのスペインを思い出す。最初スペインはイラク戦争に参加していたが、その後の総選挙で政権は別の政党に取って代わられ、イラクからの撤退をした。イギリスもブレア首相が辞めてバスラから撤退した。このようにキチガイじみた戦争屋に付き従うことの愚かさに気づきまともな路線に戻るのには本当に時間がかかる。自民党は人材が払底しているからろくな総裁は生まれないだろうが、皮肉なことに「戦後レジーム」はもうこれで終わりを告げたようだ。小泉元首相は「自民党をぶっこわす!」と息巻いていたがこれも皮肉にもかけ声通り実現してしまった。
889889> いったいこの国はどこへ行くんだ? 飛田 2007/09/23 22:14
いったいこの国の国民とメディアは何を考えているのであろう。福田クズ大臣を選んでそのために無意味なお祭り騒ぎをして、そして将来の展望は安部のときのまま。今回の総裁選挙はNHKや民放に多額の金が自民党から渡ったに違いない。まるで二人が華々しい対立をしているかのように演技し、頭の足りない国民を喜ばせた。彼らは格差のことも汚職まみれの現実もこれから行われる消費税の増税や福祉の切り捨てのこともきれいに忘れて、目の前のショーを愉しんだ。これほどみごとな愚民政治の演出を見たことがない。
891891> ミャンマーの混乱 ジャコバン 2007/09/28 12:04
1789年からずいぶん遅れてようやくミャンマーも「ピープルパワー」の季節になった。この国も自力で政治構造の改革ができるのだろうか?最終的に落ち着くまでまだ多数の流血が必要だろう。よその国は手を出すな。イラクやアフガニスタンに見られるように外国の侵略や干渉は、民主化のプロセスをますます遅らせる。
892892> アフガニスタン ジャコバン 2007/10/09 13:32
自民党というのはどうしてこんなにもインド洋での給油に固執するのだろう?思うにアメリカ政府から「言うことを聞かなければおまえらの国土を再び石器時代に戻してやる」と脅迫されているのだろう(一説によるとパキスタンのムシャラフ大統領も以前そう言われたそうだ)。アフガニスタンへの真の援助は、医師団を派遣するとか井戸掘りの技術者を派遣するとか、とにかく日本の若者のボランティアによってはじめて現地の人々に喜ばれるはずだ。
893893> 赤福 ジャコバン 2007/10/12 12:29
「白い恋人」に続き、300年の老舗でさえインチキを平気でする時代となった。今回の原因は保存料を使わずに新鮮なお菓子を提供するとしていながら、「強欲」のために販売網をむちゃくちゃに広げ大量販売を達成しようとしたからだ。伊勢の限られた地域で細々とやっていればよかったのだ。一方、今度の事件で大喜びするのはこれまで陰に隠れていた中小の菓子業者たち。彼らは知名度がないから、インチキをしてマスコミにたたかれても名前を変えてすぐに再登場できる。結構な時代になった。
894894> 伊勢の餅屋は氷山の一角 ジャコバン 2007/10/31 10:04
耐震偽装と同じでちょっと調査をすれば、でるわでるわ、インチキが国中にまんえんし、ルールや法律を守る気などひとかけらもないことが日に日に明らかになる。 どうして食品製造業者はよけいな量を作るのか。その日に売れる予想よりも少な目に作っておけば残飯の出る心配がないし、在庫を抱えて困り果て賞味期限で嘘をつくこともないはずだ。 昔は「限定100個」などといって100個売り終えたらその日は店を閉めるのが多かった。「売り切れ sold out 」の札は消費者にとってかえって買ってみたいという気を起こす。「作れるだけ売ろう」という強欲はやめ、「売れるだけ作ろう」に立ち戻るべきだ。
895895> ねじれ国会礼賛 ジャコバン 2007/11/05 08:45
やっと小沢代表が辞めてくれた。彼のように自民党体質丸出しの人間が民主党の代表では、今後民主党と自由民主党は合体してしまう(どんな名前になるのかな?)アメリカのイヌであり強行採決、密談、汚職と権力の悪用をほしいままにしていた自民党は野に下り死んでいた議会制民主主義を復活させるべきだ。
898898> 石油高騰礼賛 ジャコバン 2007/12/16 09:50
石油価格の高騰に生活や企業活動に深刻な影響が出ているという。だが今回の値上がりは将来の枯渇に先立つ、見直しの絶好の機会ではないのか?安い重油を使い遠い海まで行って魚を根こそぎ捕る、冬にトマトを食べるためにビニールハウスでじゃんじゃん暖房をする、100メートルしか離れていないコンビニに自動車で行く、隣の畑に実っているのに、カルフォルニアからブロッコリーを飛行機でを運んでくる、牛肉を生産するために外国から飼料を輸入する、こういった「愚行」を見直すためには絶好の機会なのだ。これなら労せずして二酸化炭素排出量も減ってくれるというものだ。
899899> ねじれ国会礼賛(2) ジャコバン 2007/12/16 10:02
小沢代表は辞めなかった。卑怯者の極みだ。そしてこの国では二大政党制は到底成り立たないことがわかった。戦わすべき明確な政策も理念も持たずただ「既得権の保護」だけが唯一の目的である政治があるだけ。恥ずべきこの国の現状。衰退するしかないこの国の将来。
900900> 2007年最後の日本人への警告 ジャコバン 2007/12/31 11:54
自分の意志でものを考え行動しよう。オウムや北朝鮮のことは大騒ぎするくせに、自分たちが洗脳されていることにはとんと無頓着なのが現代日本人だ。(洗脳=快い、気持ちよい方法で自分の考えを変えられてしまうこと)
901901> 世界株安 ジャコバン 2008/01/22 13:28
今回の世界株安は、自由貿易の信仰に支えられた輸出依存の大きい国でその被害がおおきいだろう。もちろんその中には日本も含まれる。それは震源がアメリカ合衆国だからだ。 一方自国内での経済発展を主にすすめてきた国はそれほどひどくないだろう。それにしても今回の不況は1929年の再来となる可能性もある。当時、ニューヨークでは高層ビルから身投げをする人が激増し、みんな上を向いて歩いていたそうだ。 今までの世界の経済発展は豊かな国のほうにあまりに有利で、しかも自然破壊がものともせずに行われてきたから、ちょうど再調整の時がきたともいえる。今後は経済発展が当分停滞するから、二酸化炭素排出の問題は皮肉なことに少しは緩和されるかもしれない。
902902> アメリカ大統領選挙 Yama 2008/01/27 13:17
民主党候補ののクリントン、オバマがどんなことを演説しているか知っているだろうか。彼らは専門家の作った政策を読み上げ、相手の悪口ばかり、ちょっとでも相手に欠点があればつけ込むだけ。 こういう連中が世界で軍事力が最強である国の大統領になるのだ。共和党の候補などはいうに及ばず。アメリカの民主主義は名ばかり。 一つだけ確実な予言をしよう。次のアメリカの大統領はあの悪名高きブッシュ「より悪く」なる。この予言が間違っているかどうか2年後を見てくれたまえ。
903903> 輸入餃子はおいしいか? Toru 2008/02/01 09:20
中国から輸入された餃子の中に農薬が入っていた。だが、このことは大昔から予想されていたこと。そしてその捜査は難航を極める。なぜなら国内でさえ犯人を特定するのは難しいのに、国外ではほとんど不可能だと言っていいからだ。それにしてもどうして餃子を買うのか?ただ安いというだけが理由だろう。素材から買い、自分で作ればこんな目に遭わずに済む。忙しいとか何とか要するに面倒だから、出来合いの総菜に頼るわけだ。あなたまかせ、手抜きが横行するニッポン。これがかつて世界に誇る食文化を生み出したなんて誰が想像できようか?今度の農薬入り餃子の製品名の中に、「てづくりギョーザ」なんてのがあった。まさに名前そのものがブラック・ユーモアである。
904904> 輸入食品の末路 Tom 2008/02/05 09:30
今回の毒入り餃子の事件は決して解決することはないだろう。国内でのミートホープ事件や赤福事件でさえ、悪行が判明するのにこんなに時間がかかっている。 輸入品はすべて外国から来る。外国の慣習、法制度、警察の士気などはそれぞれの国によって違い、真犯人の捜査など到底無理。中には「犯人がなかなか見つからないから、あいつを犯人に仕立てて一件落着したことにしてやれ」などという”優秀”な警察は少しも珍しくない。 食べ物に毒がはいっていても輸入する側は泣き寝入りするしかないのだ。これが「自由貿易」の実態である。今回の事件は自分の体の中に入れるものを輸入に頼ることがいかに危険かを身にしみて感じさせてくれた。
905905> 沖縄暴行事件 ジャコバン 2008/02/13 13:57
戦争で負けて、60年以上も米軍基地を国中に設置することを許しているのは日本だけだ。日本人は自分の国に対する誇りも何も持っていないのではないか?江戸時代以来の百姓のペコペコ根性と、にやけだけだ。日本人はアメリカ政府に完全に馬鹿にされている。自国民が暴行されようと、殺されようと、いつもにこにこしているのが日本人なのだ。世界中にこんな国があるだろうか?アフガン人やイラク人を見よ。彼らはどんなに非力でも精一杯抵抗をしているというのに。世界からアメリカ兵の姿がなくなる日はいったいいつになるのか?
906906> コソボ独立 Yama 2008/02/19 10:17
コソボのセルビアからの独立は賛否両論、意見が各国で分かれている。大国にしてみれば、分離独立は自分たちの利権と強大な権力が脅かされるわけで当然反対の態度をとりたいのだろう。 だが、歴史の中で大国が世界に与えた害悪がいかに大きかったかを考えて見よ。強大な文明や軍事力を背景に大国は世界中をほしいままに蹂躙している。 一方、ルクセンブルグやリヒテンシュタイン、デンマーク、フィンランド、トンガ、ブータンのような小国を見ると、それなりにうまく治まり軍備を拡張することもなく、それぞれの国は他に迷惑をかけずに繁栄している。 分離独立はこれからもどんどんすすめるべきだ。ケベックはカナダから、ルイジアナ州やカリフォルニア州も将来は合衆国から分離すべきだし、台湾、チベット、ウイグル地区などは中国文明の影響を受けていつづけるのではろくなことにならない。グローバリゼーション、画一化に抗して世界は多様化すべきなのだ。
907907> 防衛省から防衛庁へ、そして廃止 ジャコバン 2008/02/22 09:08
今回の漁船との衝突事件により、自衛隊員の士気や能力は最低のレベルにあり、ミサイルを打ち落とす能力はおろか、海上を見張る能力(船乗りの基本)さえないことが判明した。ただちに「省」は「庁」に降格させるべきである。まったく国防の能力がないのだから存在する意味がない。したがって最終的には廃止にしなければならない。ついこのあいだ、「アメリカ攻撃に向かうミサイルを日本上空で打ち落としてあげなければならない」などと得意げにほざいたのは誰だ!
908908> 合衆国大統領は独裁者ではない ジャコバン 2008/02/25 14:24
アメリカ合衆国の大統領は断じて、独裁者ではない。では何か?PUPPET、つまり「あやつり人形」である。アメリカ合衆国は一人の政治家が自分のやりたいことをするにはあまりに強大すぎる。 ここで実際に支配権を持っているのは国民ではない。アメリカ国民は、自分たちの政府を「怖がっている」連中が大多数を占める。実質的な力を持つのは共通の利害で結ばれた大企業グループだ。 彼らは途方もない巨額の献金を使って自分たちの気に入る候補者を大統領に選出する。「選んでもらった」大統領はその意向に沿った政治をする以外にない。だから彼らは当たり障りのない、「自由 freedom 」のような決まり文句をつねに繰り返すしかない。 では、彼らの意向に反する大統領が出たらどうなるのか?もちろん処分(暗殺)される。したがって、マケインでもクリントンデモオバマでもみな同じことなのだ。ブッシュがやってきた路線を変えたくない連中が牛耳っている限りは。
910910> 真実とは絶望だけか? abcd 2008/03/03 20:13
この世界のシステムは、もうダメである。それだけが真実と言えるだろうか?最初から人間は、共存を求めていない。暴走しているといえる。それなら人間はテストされているといえないだろうか?ビルが爆発して飛行機ができる確率が存在する。無から宇宙ができて、現代文明が存在する確率は、数学では確率といわずに、不可能という。人間は進化せず精神的に退化する一方である。賢くなったとうぬぼれる一方。 51-47.われは偉力をもって天を打ち建て、果しない広がりにした。 3-19本当にアッラーの御許の教えは、イスラーム(主の意志に服従、帰依すること)である。 7-51.それでかれらがこの日の会見を忘れ、またわが印を拒否していたように、今日われはかれらを忘れるであろう。 10-99.もし主の御心なら、地上の凡ての者は凡て信仰に入ったことであろう。あなたは人びとを、強いて信者にしようとするのか。 23-71.もし真理が、かれらの欲張りに相応しいものなら、天地とその間の凡てのものは、(混乱し)退廃してしまったであろう 30-41.人間の手が稼いだことのために、陸に海に荒廃がもう現われている。これは(アッラーが)、かれらの行ったことの一部を味わわせかれらを(悪から)戻らせるためである。
914914> チベット;天安門事件は繰り返されるか? ジャコバン 2008/03/15 10:10
チベットの暴動は、今年がオリンピックの年であるだけに、今までになく残虐な方法で、鎮圧されるおそれがある。この国では、大国主義が絶対で、いかなる分離運動も許さないのが特徴だ。人権より国家権力が完全に優先する国での犠牲者の増大が憂慮される。
915915> チベットに完全な独立を! バン 2008/03/16 08:49
チベットは中国とは言語でも、文化でも、宗教でもまったく異なる地域である。この間の鉄道の開通は、中国による経済支配を強めただけだ。チベットはネパール、ブータンと同様に、完全に独立国として進むべきであって、このまま植民地であってはならない。一方、中国にしても国が巨大になりすぎて、もはや統治の能力を超えているのだ。大国主義にこだわるのはやめ、チベットだけでなく、多くの少数民族の国家を独立させて、身軽になったほうが自国の利益になるのだ。漢民族が住む地域にしても、貧富の差が絶望的なほど広がっている今、かつてのように三国ぐらいに分割して、ゆるい連合体にっしたほうが混迷する社会を救うことができるのだ。
916916> いったいどこが自由主義なのか? Yama 2008/03/17 10:49
アメリカ連邦政府は、サブプライムローンの混乱でつぶれかかった証券会社を国の税金で助けようとしている。いったい、「市場の自己調整能力」はどこに行ったのか?「小さな政府」はどうなったのか?彼らのやり方はできるだけ政府の規制を取り除くことではなかったのか?つぶれる大会社はどんどんつぶせ。ほっておけば10年後には再び市場は”自然に”回復するはずだ。いざというときに助けるものだから、大会社は必ず最後には政府はあてになるものと思いこみ甘えてしまう。景気のいいときには儲けたいだけ儲けさせるくせに、景気が傾けば助けるという最悪のシナリオ!
917917> 北京オリンピックは中止に バン 2008/03/17 10:53
チベットに対する搾取の限りを尽くした中国政府は高い代償を払わなければならない。このまま暴動が続けば死傷者と物的損害は天文学数字に達し、中国国内の状況は危険きわまりなくなる。外国人は人質として誘拐されるようになるだろう。オリンピックは中止だ。かつてのモスクワの時と同じように。今は面子にこだわっているときではない。
918918> 中国政府 abcd 2008/03/20 20:08
チベットだけでなく、新彊ウイグル自治区でも弾圧しているらしい。大国主義は問題が多い。
919919> Re:北京オリンピックは中止に Yama 2008/03/22 10:38
もちろん今年のオリンピックは中止だ。いずれ暴動による死者の数が暴露され、世界中はその数にびっくりするだろう。誰でも天安門事件で知っているように、中国政府は丸腰の人々をどんどん射殺する。現在チベット地区での報道が一切許されないのも、死者数をわからなくするための作業が行われているためだろう。
922922> 聖火ランナーボイコット バン 2008/03/25 13:57
チベットの残虐な事件を受けて、各国の聖火ランナーの中には出場を辞退する動きがすでに出ている。当然のことだろう。もっとも、日本人の選手は、たいていが”政治オンチ”だし、そういう問題を自分なりに考えた経験が生まれてから一度もないだろうから、指示に従うだけでただただ出場することしか考えないのだろう。練習一筋で、他のことを考える機会がない若者しかいないのは困ったことだ。
923923> 世界に広がる食糧暴動 Yama 2008/04/10 09:30
原油価格の上昇と、バイオ燃料生産優先で穀物の作付けが減らされたために、世界的に食糧が不足し始めている。こういうとき最初に犠牲にされるのは貧しい開発途上国だ。日本の主要メディアはこういうことにはトンと無関心だが、世界中で食糧暴動が次々と起こっている。すべての原因はアメリカにおける(超)大金持ちが金儲けのために原油や食糧に投資し始めたことにあるが、彼らがその責任を取るはずもない。一方、日本の消費者、これまでの歴史で繰り返されてきたように「仕方ない」とつぶやき、抗議運動を起こす気力もない。食糧不足は今後の世界における最大の不安定要因となるだろう。
924924> 北京オリンピックはボイコットだ バン 2008/04/18 08:53
もはや今年の夏にオリンピックを開くことは不可能だ。IOC委員会は政治に介入しないなどと言っているが、現に人権の抑圧や虐殺が行われているのに、それをみて見ぬ振りをすること自体、五輪精神に反するではないか。インターネットの流れを制限し検閲し、チベットの中がどうなっているか隠していること自体、もはやこの国の”植民地政策”は絶望的である。さらにナショナリズムの偏狂さが猛威を振るっている。中国国民は不十分な情報で踊らされ、国全体の雰囲気にのせられている。自分の判断を下すことは完全に禁じられている。70年前のどこかの国とそっくりだ。この国でオリンピックを開くのは1000年早い。
925925> 裁判員制度ってリンチの一種? ハメルン 2008/04/19 11:44
裁判員制度が今度導入されようとしているが、どうも評判がよくない。というよりも働き蜂である日本人の体質に合わないようだ。 それとは別に、法律の専門家でもなければ判例の知識もない人々が、ある人を懲役や死刑に裁くのはどうなのだろう?下級裁判所であれば上告するまでの参考意見として役に立つかもしれないが、かつての欧米で盛んに行われたリンチの匂いがするというのは考えすぎだろうか? たしかにガチガチの法律専門家の固くなった頭で判断を下されるのもごめんだが、ふだん裁判などということにまったく無関心な人々がいきなり引き出されて判決に加わるというのもずいぶん乱暴なやりかたではないだろうか?
926926> チベット問題からナショナリズムへ バン 2008/04/22 09:11
中国のチベット問題は思わぬ方向へ向かっている。つまりナショナリズムの急激な台頭だ。国際世論の非難を受けて、中国政府は、これまでの国内のチベット以外の矛盾を覆い隠すことも兼ねて、排外的な態度を許したものだから、インターネットを通じてあっという間に”攘夷”運動が広がってしまった。ナショナリズムはグローバリズムの対極であり、19世紀の悪夢である。矛盾や悪弊に対する怒りのはけ口としては外の敵に国民の目を向けさせる、というのが社会学や政治学の教科書に書いてある通説だ。きわめて幼稚で、偏狭な考え方を伴うのが、いわゆる”かき立てられた”ナショナリズムの特徴である。戦争の場合には直ちにその”熱気”によって国民を兵隊に動員することもできる。中国では、かつて義和団事件という激しい排外運動があった。あれは欧米諸国の搾取に対する怒りとして立ち上がったものだが、今回の排外運動はもっと危険な様相を示しているようだ。今の中国政府による支配体制はオーウェルの「1984年」そっくりになっているだけに、きわめて危険な未来を示している。夏までにこの問題が解決される見込みは薄い。北京オリンピックではどんなに厳戒態勢をとっても死者が出ることだろう。
927927> Re:チベット問題からナショナリズムへ Tom 2008/04/22 12:42
まったく、今回の中国の問題は国際的に混乱を引き起こすもとだ。ナショナリズムといえば、1950年代の「赤狩り」を思い出す。あのころ、気に食わないやつはみな「非米国的 unamerican 」の一言でかたづけられたものだ。アメリカ人の大多数が「愛国者気取り」で、社会主義の色が少しでもついている人間はみな、アメリカ人ではないとされた。こういう雰囲気は同時テロのときにも現れたが、人間たちはどこの国でも(中国にもすぐれた歴史書が多数あるにもかかわらず)「歴史に学ばない」から、またまたそこから生じる悲劇が繰り返される。
928928> 中国2000年の歴史に学べ バン 2008/04/24 09:03
中国の悠久の歴史の中では、現在の共産党政府の統治などは、まばたきの間に過ぎない。この国では何百年というスパンで大きな国になったり、細かな国に分かれたりしている。チベットが独立したがっているくらいで、中国政府は大騒ぎするな。国内の少数民族のすべての独立要求をかなえてやるべきだ。中国とチベットの関係を考えるとき、70年前の日本と中国の関係を思い出せ。「歴史に学ぶ」なら、”侵略者”によってどんなひどい目に合わされるかよくわかっているはずだ。 大国主義に未来はない。小さい国になれば、統治はずっと楽になる。細かい問題にも目が行き届くようになる。漢民族の内部でも、役人の腐敗、環境汚染、土地の収奪、農民の棄民化、途方もない貧富の拡大でどうしようもなくなっているではないか。
929929> グローバリゼーションの中の食糧危機 Yama 2008/05/04 11:15
食糧作物をバイオ燃料に転換することによって一儲けをたくらむ連中によって引き起こされた、世界中の食糧価格の高騰は深刻な影響を与え始めている。これでは早晩、多くの餓死者が出るかもしれない。皮肉なことに世界貿易に組み込まれ、自分たちの食糧を海外依存にした国々ほど今回の値上げに直撃されている。一方貿易ではなく自国生産に重点をおいてきた国々はそれほど大きな影響を受けることはないだろう。超低食糧自給率を”誇る”日本の場合、その支払い資金が心細くなった先のことが恐ろしい。たとえばカツオなど、すでに”買い負け”しているのだから。
930930> 中国がフランスを嫌う理由 バン 2008/05/08 13:20
現代の中国政府は、強権を行使しているという点でルイ王朝の時代に似ている。1789年に倒されたように、中国政府(多くの中国国民も含めて)は自分たちの運命を予感してフランスでのチベットに対する圧政反対運動に強い敵意を抱いているのだ。しかし歴史の流れは止められない。人間は誰でも自由を求めるものだ。中国の現政権も早晩、倒れることになる。
931931> 青年を農村へ Yama 2008/05/11 09:13
すでに世界各地で食糧価格の暴騰により、暴動や抗議行動が頻発している。主要な食糧輸出国も自国内での消費を優先し、輸出に制限をかけるようになった。こんな状況がどんどん広まっているのに、どうして日本政府は、高速道路の建設などに憂き身をやつし、食糧問題の長期的な見通しに立って政策を始めないのか?もう誰もが日本国の食糧自給率のことは知っている。われわれの将来にあらたな「天保、天明の飢饉」が待っているのだ。一刻も早く、高齢化し荒廃した日本の農地の復元に着手しなければならない。もはや市場原理に任せておくわけにはいかない。グローバリズム云々を主張するそんな暇はないのだ。直ちに農村を整備し、多くの派遣社員にとっての魅力的な収入を用意して、青年を農村に呼び入れなければならない。いまは一刻も早く食糧増産に着手すべきときなのだ。農業は手間ひまかかる。今すぐはじめたとしても、実際にその効果が現れるのは早くても10年後なのだから。
932932> 政府は何をしているのか Yama 2008/06/04 15:37
世界中で食料の価格が高騰し、暴動が始まっているというのに、我が国の政治家はいったい何をのんびり構えているのだろうか。「対応の遅さ」がかれらのトレードマークだということはわかっているが、何ら具体的な手を少しも打たない。埼玉県の大きさに及ぶ農業放棄地、世界の食糧援助の3倍の量に相当する一夜の残飯、多額の貿易黒字、こういったことにあぐらをかいて動きだそうとしない。農地を使えるようにするにも種をまいて収穫するにしても長い時間がかかる。自分たちには海外債権がたっぷりあるから大丈夫だと思いこんでいるのだろうか。国際価格が国内価格を追い越したときになってしまってからではもう遅い。一刻も早く農業生産者の収入を都市労働者をはるかに上回る額に引き揚げ、大勢の働き手を農村に集合させないと、我々の数年後はまわりが餓死者だらけになってしまう。
933933> 吉兆の廃業について 士郎 2008/06/06 13:41
老舗の吉兆が、その料理を「使い回し」をしたということで廃業したという。しかし、そのような料理を食べに来る人たちは、「美味しんぼ」の登場人物のように、味覚的にも文化的にも鋭敏な人たちなど千人に一人ぐらいで、のこりは”金は持っている”が舌や頭の方はネコ以下なのだから、別にかまわないことだと思う。 誰一人として使い回しに気づいた人などいない。私が吉兆の社長だったら、やっぱりやるだろう。そもそも金を持っている人々は、空腹を満たすために食事をするのではない。自分が富裕層に属していることを見せびらかすために高級料理を注文するのだから、せいぜい最初の一口だけが「美味」であればいいのだ。後はどうせ食べきれずに大量の残飯が出る。彼らにはアフリカなどで餓死する人間の姿は”幸運なことに”思い浮かぶことはない。 酒などは自分で経験があるからなおさらそうだ。最初の一口は非常にうまく、その味わいがよくわかる。だが、3,4口目になると、少しずつ酔いが回ってそのかぐわしい芳香や複雑な味わいは次第にわからなくなる、というよりは麻痺してゆく。最初だけ超高級酒を飲み、その後はただちに、焼酎甲類のような安酒に切り替えればよい。人間自由になることが大切だ。自分の所属する階級を誇示したりするために無駄なことをするのは、まさに自分があらゆることで束縛されているのと同じなのだ。
934934> 韓国の米国からの牛肉輸入反対運動 パン 2008/06/10 12:18
韓国国民による輸入反対運動はついに大統領の閣僚が全員辞職する事態に陥った。これは韓国が、フランスなどと同じく「政府が国民を怖がっている」社会的背景があることを示している。「国民が政府を怖がっている」アメリカや日本ではこのような強硬なデモが起こることはない。「ものを言わぬ民」が美徳とされているから。どちらの国民が幸せになるかは明白である。社会の悪弊は、国民が何よりも政治に関心を持ち声をあげ行動しなければ変わらないのだ。
936936> 歩行者天国の廃止 Yama 2008/06/13 12:16
秋葉原で、凄惨な事件が起きたからということで歩行者天国を廃止するという。何という消極的で、意味のない施策だろう。今回の事件はその根底に派遣労働があるのであって、犯行の場所に関係はない。人々の集まるところなら、駅の中でもコンサート会場でも同じではないか。日本には昔から広場がなかった。だから広場は”外国語”だ。人々が集まって何か反政府的な行動をするのではないかという江戸時代からの権力者のおそれが伝統的に受け継がれてきた。新宿西口でも、日本中どこでも自然発生的な人々の集まりは阻止される。まさにミャンマー軍政と同じレベルなのだ。
937937> バイオ燃料と温暖化論者 LK 2008/06/26 21:37
バイオ燃料による食料高騰は社会主義者(二酸化炭素温暖化論者)のせいだ。温暖化のうそを暴け!
938938> 値上がりする食料品 バン 2008/07/02 10:52
食料品の大幅値上げは、開発途上国にとっては死活問題だ。だが飽食日本にとっては今のところ、よい知らせではないのか?大量の残飯、メタボ、超肥満、食糧自給率低下、輸入食品依存、ジャンクフード依存、外食依存、など数々の問題が、否応なくライフスタイルの変更を余儀なくされて、一気に解決の方向に向かうのではないだろうか?日本人は今まで贅沢をしすぎたのだ。正常に戻る絶好の機会だ。
939939> 洞爺湖サミットのムダ ハメルン 2008/07/06 08:48
いよいよサミットが始まるが、このために各国の首脳は自国を出てくるわけだからみなテロの危険に同時にさらされる。この単なるお祭り騒ぎにかける途方もない”莫大な二酸化炭素を生み出す”警備のためのお金はすべて国民の税金から出ている。今の時代ならテレビ会議が一番いいと思うが。福田首相の指導力はまったくないことが実証されているし、地球温暖化の議論は、残念ながら、あいかわらず各国の「国益」が優先されるだろう。各国の首脳は人類が本当に存亡の危機に立ってもなお、「自国経済」のことしか考えることができない。
940940> 2050年までに半減? バン 2008/07/09 10:11
サミットで、2050年までに二酸化炭素排出量を半減するということで合意したという。そのとき、今回の参加者はだれも生きていない。たとえ生きていたとしても百歳を越えて「フガフガ」とうなっているだろう。だれも自分の死後のことなんて野となれ山となれ、と思っているのが明白だ。長期目標はもういい。来年、再来年の目標を立ててくれ。それとも人類の未来よりも自分の儲けや物質的豊かさが大切か?
942942> シンチャン・ウィグル爆破 ハメルン 2008/08/05 08:42
いよいよ中国の終末が見えてきたようだ。各地で広がる独立運動とそれに対する無謀な押さえつけ、”豊かさ”を求めるだけの悲惨な環境破壊、地球を食い尽くす膨大な人口、これらが皮肉にもオリンピックがきっかけとなって一気に爆発しようとしている。大国中国はいくつかの部分に分割してまったく新しい政府と体制を作らないと、地球の他の国民も巻き添えにされてしまう。
943943> 北京オリンピックおめでとう ハメルン 2008/08/08 08:27
いよいよ中国崩壊の始まりを記念する日がやってきた。「金、薬、環境破壊、人権無視、腐敗、見栄」を満載して開会式は開かれる。そして閉会式と共に、中国社会の矛盾が一気に噴き出るだろう。
944944> やっと閉会式 ハメルン 2008/08/25 08:48
北京オリンピックの待ちに待った終わりが来た。金、体力増進薬、不健康、権勢、見栄、人権無視、暴力、不公正、の博覧会がやっと終わった。いよいよ中国は大混乱の時代にはいる。オリンピックのために犠牲にされたものが一斉に反発する。各地域は独立運動を盛んにさせ、格差につぶされた者たちの報復が始まる。スタジアム建設によってつくりだされた見せかけの経済繁栄はバブルの崩壊によって灰燼に帰するだろう。8月24日まできれいだった北京の空は再び晴れることのない煤煙に包まれ、各地の深刻な公害事件は放置され住民が救済されるのは100年後である。問題はこの混乱のとばっちりを世界の全員が受けるということなのだ。
945945> またまた総裁選 Yama 2008/09/05 08:45
自民党というところは、途中で仕事を投げ出すのが大好きなようだ。日本社会は、年々難問が山積し、そもそも借金は完全に国家を破産させているのに、そうでないふりをしているのが政治家だから、どんな人を立ててももはや国家の存立は不可能なのかもしれない。選挙もなしにまたまた総理大臣を選ぶらしいが、選挙があれば自民党は消滅寸前まで退廃し、民主党が政権を握ることは明白である。しかも民主党には自民党と同じく人材がないときている。老人があふれ、新生児のいないニッポンは二流国、三流国への道筋を確実にたどり始めた。世界の歴史で滅亡の道をたどった国々を調べてみよう。驚くほどの類似点を現在に見いだすだろう。
946946> オバマかマケインか Yama 2008/09/23 08:36
アメリカの大統領選挙もいよいよ近づいてきた。ブッシュ大統領は、戦争、テロ、金融危機、と見事な置きみやげを山のように残してくれた。これほどの難題を次の代にバトンタッチした大統領は第2次世界大戦の時のルーズベルト以来だろう。候補者のどちらが当選しても、彼らにできることはごく限られている。問題の規模があまりに大きく、彼らの抱えるブレーンではとても対処できるものではないからだ。世界的に見て、問題の難度が増大しているのに、指導者の能力は相対的にどんどん低下しているように見える。政治と経済、国際情勢の混迷はますますひどくなるようだ。
947947> 麻生総理大臣の大言壮語 ハメルン 2008/09/24 18:50
おそらく自民党最後の総理大臣が登場した。あいかわらず無能(無脳?)大臣の羅列に終わった。大臣を自ら紹介するなんて、おじいちゃんのまねかな?もしこれに感銘するような国民がいたら、ヒットラーに喝采を送った70年前のドイツ国民と同じになってしまう。日本が重大な危機に瀕しているというのに、どうしてこんな茶番が続くのだろう?
948948> 第2次世界大恐慌の始まり? Yama 2008/09/30 09:04
アメリカの議員達が、巨額の資金を企業救済のために使うことを否決したことはまことに喜ばしい。これにより、1929年を上回る大恐慌が起こるかもしれないが、なりふり構わず金をかき集め、地球環境を汚染し、貧富の格差を劇的に高めた連中がこれでいなくなり、明日にでも乞食をして暮らすようになるとなれば、実に愉快ではないか。社会不正はどんな犠牲を払っても是正されなければならない。今日は「新自由主義」の告別式の日である。
949949> 法案否決に喝采 バン 2008/09/30 12:23
共和党議員で、造反し企業救済案に反対した人に敬意を表したい。日本以上に格差のひどいアメリカで、ゴールドマン・サックスのような会社の社員が、1億円を上回るボーナスをもらったりしていたのだから、怒りが高まるのは当然だ。アメリカの金融界は現代のバスチーユ牢獄だ。実体経済とかけ離れたこの金融システムをこれを機に徹底的に崩壊さしめよ。今後10年ぐらい、世界は不況に苦しむことになるが、この経験をもとに、新たな金融システムを構築する機会でもあるのだ。さらになにもしないでも二酸化炭素の排出量が減少するというおまけつき!
950950> またもや妊婦死亡 Samuel 2008/10/23 08:45
やりきれない事件だ。救急車の要請が拒否されるとは、日本もアメリカ並に野蛮国になろうとしているのか。「医師不足」が叫ばれて久しい。だが、実は医師が不足しているというよりも患者が多すぎるのだ。来年から医学生を増やしたとて、実際に彼らが医者になるのは10年後。それまで待てというのか?「予防は治療に勝る」というが、この国は治療だけが行われており、予防はほとんど無視されている。新聞広告にならぶ、サプリの名前を見よ。外食屋に群がるメタボの若者を見よ。激増する病気の老人を収容する病院を見よ。政治の無策がこんな状況を生みだした。当面の必要な金は国にも地方自治体にもない。いますぐやるべきことは、病院に来るようになる前の健康管理をきちんとさせること、老人医療の大幅なカットを実行すること。少子化対策大臣さんよ、今の状況は最悪ですよ!
952952> オバマ大統領 ハメルン 2008/11/07 09:15
まずは、「権力は腐敗する」という古今の真理を思い浮かべることだ。そして期待が大きければ、そのあとにくる失望が大きいことを。そしてなるほど、ブッシュの世界支配は、かつて見ないほど悲惨であった。今度の大統領は「変化」を選挙運動の売り物にした。だが、変化は良い方へ向かうのか、悪い方へ向かうのか?仮にオバマ氏が良い方へ向かおうとしても、アメリカという国は一人のすぐれた政治家が思うままに動かすにはあまりに大きい。ブッシュを支えた、産軍複合体や、環境破壊は何のそのとうそぶく石油業界は健在である。オバマ氏は、アメリカの歴史上、もっとも困難な問題を抱えた大統領になったことだけは確かだろう。
953953> 世紀の愚行? Samuel 2008/11/14 08:49
今回の自民党による給付金の件は、この政府の”最後の愚行”として長く記憶されることだろう。いくら金融危機だからといっても、一人あたり1万2千円を渡すだけというのは、あまりに幼稚な発案だ。しかも高額所得者にまで渡すという。かれらは自分の財布の中のお金が5,6万ぐらいいつの間にか減っていたり、増えていたりしても気づかない人々が大部分なのに。せめて生活保護、障害者手帳、被爆手帳を持っている人々などに限るとでもすれば救われたのだが。でも”民主主義”とよばれるはずのこの国でどうしてこんな人々が選ばれてしまったのか?
954954> たらたら飲んで食って・・・ バン 2008/11/27 19:43
麻生総理大臣の発言は、政治家としては不適格かもしれないが、批評家としては的を得ている。日本の医療は予防を軽視し、儲かる治療、それも超高度医療と大量投薬でやってきた。おかげで自分の生活習慣はひどいままのくせに、むやみに薬を欲しがり、保険で費用を抑えようという輩ばかりが増えた。めったに病気をしない人は交通事故を起こさない運転者のように、保険料の割引があってしかるべきだ。また、トリアージュ(選別)をしっかりおこなって、切り傷程度で救急車を呼ぶ連中をどんどん断るか、むちゃくちゃな割増料金を取るべきだ。本当に医療を必要としている人々がそんなに多くないことがわかるだろう。日本の医療が財政的に破綻状態にあることは誰でも知っている。
955955> 相次ぐ労働者の解雇 Yama 2008/12/10 10:27
金融危機の余波はこれからが本格的に始まるが、大企業が予想通り、次々と労働者を解雇し始めた。最初は非正規、このあとは正社員が続くだろう。日本の労働運動は、この数年間の好景気によって、著しく後退し、労働組合員の数が激減した。今そのつけを払わされようとしている。労働側の弱さが、経営陣に見透かされ、なめられている。会社側は労働者の側に十分な団結力がないのをよく知っているから、すばやく解雇を申し渡し、対抗する力を終結するヒマを与えない。たとえ解雇の仕方が違法だとしても、時間稼ぎをして既成事実を作ってしまう。日本の労働者が、生ぬるい雰囲気の中で働くことに慣れきり、闘争力を失ってしまったためにこんな結果を生んだ。フランスのように景気がよくてもしきりにストライキを行うのとでは国民性が違うのであろうが、労働者一人一人の危機感の欠如と労働者幹部の経営者との癒着がが今日の、いや、将来の悲劇を生んでいくのだ。
956956> 映画の世界 小津安二郎の作品について 相原 もり   2008/12/14 09:59
貴重な玉稿、労作と存じます。二三文字転換の誤りに気付きました。(順不同)晩春         9行目  女生 → 女性淑女は何を忘れたか 25行目  改正   → 快晴          27行目  した出  → 下手          29行目  自分の日 → 自分の非 お早う   (写真の左下)  純さ   → 巡査 
957957> ビッグ・スリー救済の愚行 ハメルン 2008/12/21 16:37
アメリカでは、大量の失業者が出て経済が崩壊することを恐れてか、恐竜と同じ運命をたどりつつある自動車会社を救済しようとしている。政治家達は、今回の金融危機が実は大きな時代の変化点であることに気づいていない。何とか国家が企業に金を恵んでやって経済を”今まで通り”にすることばかりを考えている。「木を見て森を見ず」というのはまさにこのことで、自動車の場合、もはや自家用車の時代は終わったことを見抜いている政治家や評論家などはほとんどどこにもいないだろう。これまでのように大量生産大量消費で浪費に浪費を重ねるモデルがついに終焉を迎えたのだ。バス・タクシー、宅配車、レンタカーさえ、自動車会社は生産しておればよい。2008年を元年とする”新産業革命”は今始まったばかりなのだ。
958958> Re:映画の世界 小津安二郎の作品について サイト管理者 2008/12/21 16:40
ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
959959> イスラエルのガザ攻撃 バン 2009/01/05 09:22
イスラエルのガザ攻撃はこの国のナチ的な体質を改めて国際社会に表すことになった。イスラエルという国は、もちろんアメリカの手厚い軍事援助がなければ中東で戦うことができない。その圧倒的な軍事的優位を振りかざし、中東での自国の利益確保の奔走してきた。しかし彼らは、すでに200年以上も他民族の住んでいた地に勝手に入り込んできたのであって、彼らに存在理由はどこにもない。周りとの平和的共存ができないというのなら、早く彼らは国をたたんで、世界各地に散らばるべきである。まるで古代中国人のように長大な障壁を作り、まわりのアラブ諸国の優柔不断につけ込んで絶えず攻撃的な試製を崩さないこんな国のやり方が、長続きするわけがないだろう。ハマスの幹部を大勢殺したと豪語しているが、すでに50年後、100年後のハマスの幹部は世界のどこかで育っているのだ。イスラエルは軍事力に頼ることによって、未来永劫に敵の軍事力に対処していかなければならない運命にある。
960960> ブッシュからオバマヘ Yama 2009/01/20 12:59
いよいよ政権交代のときが来た。ブッシュの評価についてはどんなに辛口の弁を弄してもやりすぎることはないだろうが、アメリカ合衆国は独裁国家ではない。ブッシュがこの8年間の政務を遂行するに当たって、強力なバックアップがあったことを忘れてはいけない。それは進化論や中絶を否定する超保守派であり、産軍複合体であり、金儲けにしか関心のない石油会社を中心とする資本家であり、なによりも保守的で自分の世界のことしか考えない無知蒙昧なアメリカのニクソンの言ったいわゆる「サイレンとマジョリティ」である。彼らのいる限りアメリカは変質しない。なるほどオバマ氏は希望を持たせてくれそうな人柄だ。だが彼とて独裁者ではない。すばらしい政策を次々と打ち出すかもしれない。だが、あるところまでいくと、上記の連中が立ちはだかり、ストップをかけるであろう。政治は妥協の産物だ。オバマと対立する勢力との妥協とはどんな結果になるのか?それは日本にいるわれわれにとっても静観できない問題である。
961961> 権力者とは? ハメルン 2009/01/27 09:16
オバマ大統領は優れた仕事をするか?人々は前のブッシュ時代があまりにひどかったものだから今度の新しい権力者に期待をかけているようだが、所詮、権力は”悪”である。それはヒットラーだろうと、オバマだろうと同じだ。さっそうと登場して絶大な人気を博したケネディのことを思い出すといい。ベトナム戦争を激化させるなど、彼の理想主義の演説とは程遠いひどい政策だった。オバマの勝利演説を聴いてみたが、大衆を興奮させる言葉の繰り返しばかりで、実に内容のないものだった。しかし人気を取るためには権力者はこう言うしかないのだろう。これを聞いている人々は涙を流していた。こういうエモーショナルな状態で、一国の権力を一人の人間に委託するなんて実に乱暴なことではないだろうか?まるで泥酔状態で1億円の契約にサインするようなものだ。
962962> 給食の食べ残し Samuel 2009/01/28 10:40
日本の学校では給食の半分近くが残飯になるという。それでなくても毎晩銀座などの飲食店から出る残飯量はあまりにもすさまじい。日本の食料自給率は40%を切っているから単純計算をすれば残飯さえなくせば自給率100%になるわけだ。これだけ大人も子供も甘やかされている国を知らない。しかも明治維新前には大勢の人々が餓死した事実はまったく忘れられている。明治大正昭和と栄養が悪いために労咳(結核)が若い人を中心に蔓延したことも忘れられている。もうひとつ給食で気づいたことはその食事時間の短いこと!「早飯をしてさっさと仕事を始めろ、食事中に人としゃべるな」という日本独特の”ドレイ”制度の早期訓練なのだろう。なんともはや日本は精神的に貧しく、ゆとりのない国であろうか。
963963> 大麻と偽善 バン 2009/02/05 19:30
相撲界などで、大麻摘発でゆれている。しかし、たかがタバコに毛が生えたぐらいのもので一体何が悪いというのだろうか。世界にはシンガポールのようにすべてに重罪を課す異常な国もあるが、大麻には覚せい剤と違って実害がない。単に法律に違反したというだけでなんでこんなに騒ぎ立てているのだろう。いったい数回大麻を吸ったことが、たとえば万引きと比べて重い罪なのか?相撲界なんて、親方から先にたって酒飲んで大暴れをしてくせにまるで大麻をすったことががテロ行為をしたかのと同等であるような騒ぎ方だ。前回には外国人の力士が大麻を吸っていたから、外国人排斥のいい材料にされてしまった。今回は日本人だから、そういう連中はグウの音もでまい。スポーツ界にも、マスコミ関係者たちにも善悪を自分で考える能力がなく、世間の動向だけに浮き足立っている偽善者たちがそろっているから、こんなことになるのだ。
964964> 春闘における敗北 ハメルン 2009/03/20 09:21
日本の春闘は惨めな結果に終わった。それもそのはず、どだい組合員間の連帯はない上に、組合幹部は経営者にペコペコする態度だけを示してきたからだ。一般の社員たちはこれまでの繁栄ですっかり”繁栄ボケ”し、組合の組織率は毎年最低を更新してきた。いまさらあわててももう遅い。一刻も早く人件費を減らすことしか考えていない経営者側に完全に手玉を取られた。組合にはみじめなほど闘争性が失われている。力と力の対立で、自分たちが権力を奪還するのだという気迫はまるでないのだ。これは日本が農耕民族だからなのだろうか。今フランスでは、大不況のもと、サルコジ大統領への不満が高まり、全国的なゼネストさえ起きかねない事態だ。ただでさえ年がら年中ストが起きているこの国では、大規模な国民によるデモによって、いままでも多くの大統領がそれまでの政策を変換せざるを得ない窮地に追いやられた。日本ではどうか?麻生総理大臣の支持率がこんなに下がっても国民は何にも言わない。何にもしない。まさに「その国の政治はその国民のレベルによって決まる」のである。
965965> グアンタナモの妥協 Yama 2009/05/16 22:47
やはり、政治家というものは、完璧な独裁者でない限り、自分の信念をいつまでも通すことができない。オバマ大統領のグアンタナモについての発言は、ついに選挙中とは異なる内容に変わった。拮抗する政治勢力の狭間にあって、強大な権力を持つ大統領であっても、自分の主張を譲歩せねばならないときがこれからはいよいよ増えてゆく。それがなしくずし的に「かつての強大なるアメリカ」に戻る道につながらなければいいのだが。
966966> 久々の大臣辞任 ハメルン 2009/06/12 15:19
鳩山総務大臣が辞任した。最近途絶えていた大臣辞任が復活した。ただ、これまでの辞任が素行の悪さや、いやになってやめたのと異なり、選挙をおそれて汲々となっている加藤やら野田やらが、すでに崩壊した自民党のイメージを形だけでも保ちたいという願望から来たものだ。「出る杭は打たれる」という国際的にも定評のあるやり方によって、政治の世界は相変わらず利権構造が続いていく。西川君、今度は何が出てくるのかな?
967967> 総選挙後 バン 2009/07/01 18:25
ほぼ間違いなく自民党は政権の座を降りるだろう。だが、だからといって日本の未来が明るくなるわけではない。代わりに政権を担当するであろう民主党は、自民党との違いがなんら見出せないからだ。恐ろしいのは、当選した自民党議員たちがなだれをうって民主党に党籍を移すのではないかということ。何の理念もなく、ただ両党に共通しているのは”金に汚い”ということだけ。だから”大連立”などという空恐ろしいことが起こるかもしれない。そして何よりも悲劇的なのは、どの政党を見回しても、希望を持たせるような有能な政治家がすっかり(いや、前から)払底してしまっていることだろう。舵のない船は沈没するしかない。日本国民がこの60年間に犯した最大の罪は、きちんとした政治家を一人も育てなかったことだ。欧米諸国では、どんなに国がひどい状態になっても、まだすぐれた政治家の登場する希望があるのだが・・・高齢化、経済崩壊、少子化、環境汚染、どれをとっても超一流の政治家が必要とされているのだが・・・
968968> エコカーってなんだ? Samuel 2009/07/14 11:29
いま、環境に配慮した”ハイブリッド”の車の売れ行きがよくて、納車が間に合わないのだそうだ。しかし、こんな子供だましで環境悪化が止められるというのだろうか? 乗用車の総車重は1トンを越える。ハイブリッドは余計な機械が入っているのでますます重くなる。すさまじい量の鉄鋼をはじめとする天然資源を浪費しているのだが、単に1リットルあたりのガソリン消費量が少しばかり少ないという論理で、これが環境にとっての特効薬になると信じる人々はこれからもマスコミや企業に洗脳され続けるのだろうか? 車の普及、それが一人に一台という率に近づくということは、地球の破滅に確実に近づくことなのは自明なのに、どうして自動車会社は自社の儲けのためにこんなにしてまで生産を進めるのか? ハイブリッドも、電気自動車も、燃料電池も、道路に車というものがあふれる状態が続く限り、すべて環境破壊の根源なのだ。そしてどうして人々は安易に利便性だけを求めるのだろう? そして同時に行われている高速道路の日曜祝日の割安料金制。鉄道やフェリーはどうして安くしないのか?これでは日本の二酸化炭素排出量はますます増えるばかりではないのか?地球の環境汚染をとめようという気持ちは誰も持っていないらしい。
969969> 続・総選挙後 バン 2009/08/13 08:53
民主党が政権を持っても、少しも変わらないのが日本の政治だ。その理由は、自民党も民主党もそのほとんどが”権力を握りたい””利権を保持したい”ということ以外に、きちんとした理念をもっていないためだ。それぞれの党員が今日にでも離党届を出して他方の政党に移ったとて誰も驚かない。単なる派閥争いによる移動程度のインパクトしかない。 有権者たちにも問題がある。中高年者層は比較的投票率が高く、老人施設や老人医療制度に今まで多くの予算が使われてきた。政府は有権者が一番怖い。自分たちに投票してくれる人の顔色をいつも見ている。 一方、若者たちはこれまでの政治への無関心のしっぺ返しを受けている。若年層の福祉のために奔走してくれる政治家なんていない。かくして若者の非正規労働者は増えるにまかされ、少子化はいよいよ深刻化してしまった。妊娠しても診てもらえるところさえろくにない。 何億という一時金を払って入る老人ホームが全国いたるところにある。老人病院の一ヶ月の平均的入院費はふつうのOLの収入の1.5倍以上である。こういった異常事態を放置してしまったのは当然のことながら政治の責任であるが、この国は一応名目だけでも選挙で権力者を選ぶ”民主国家”なのであるから、有権者が最終的な決定権を持っていることになるのだ。
970970> 保守派の台頭 Yama 2009/09/16 10:35
いやな兆候が見えてきた。オバマ大統領が選出されて、アメリカ中が、いや世界中がようやくブッシュ体制の呪縛から開放されると未来を夢見たのもつかの間、今回の健康保険改良、金融業界の規制、環境規制というような、「チェンジ」への流れは、保守派の巻き返しを呼び、アメリカは再び暗黒時代への逆戻りしていくような気がしてならない。すでにアメリカの政界ではオバマのような黒人政治家は出て行け、というような議論が幅を利かせはじめ、次第にその勢力を強めていこうとしている。あのオバマ当選の熱気は何だったのだろうか。彼はいまや保守派からは改革の希望ではなく、”急進派”と呼ばれているのだ。ここにアメリカ国民の非常に根の深い保守性と、利権固守の姿勢がよく現れている。1950年代の「赤狩り」を思い出してみるがよい。彼らはどの時代にだった復活する可能性があるのだ。
971971> 変化を嫌う連中 バン 2009/09/17 19:32
民主党政権の誕生は良くも悪くも変化をもたらす。この60年以上もの間、自民党のやり方に慣れきり、ぬるま湯の中にどっぷり使ってきた連中、特に高齢者たちには耐え難いことだろう。だからこれから次々と打ち出すやり方にはことごとく抵抗しようとする。しまいめには悪い政策はもちろんのこと、よい政策に対しても非難の声を浴びせることになるだろう。保守的な人間とは、このような改革、改変の時期には実に時代の進歩を妨げる勢力となるのだからたまらない。彼らの声を引っ込める方法はないものか。
972972> 共和党の巻き返し Yama 2009/11/04 19:55
アメリカ合衆国は、何か起こると必ずバックラッシュ backlash が生じてくる。それも何か改革的なことや進歩的、革新的なことが起こるとだ。60年代の学生の反乱と理想主義、公民権運動、いずれもそれらに劣らぬ強さでこれらを消滅させようという動きが見られた。これはアメリカ国民の大多数が根深い保守主義に冒されているためだと思われる。今回の州知事選挙での共和党候補の勝利は、早くもオバマの勢いが衰え、再びブッシュ親子を送り出した人々が再び勢力を盛り返そうとしていることが閉めされれているようだ。近づく中間選挙では、これまでの民主党の多数構造は覆され、共和党と、その中心の勢力への復帰をにらむ超保守派が力を得るのではないか。再びイラク侵攻の悪夢がよみがえる。
973973> 政権交代があってから Hyde 2009/11/15 22:48
日本の政治史上画期的な政権交代があってから、3ヶ月が過ぎた。まだ目に見えぬ効果は感じられないが、確かに戦後の60年を超える自民党政府のやり方とは違うし、良きにつけ悪きにつけ新しい風が吹いていることは確かなようだ。今まで何度も「戦後の終わり」が宣言されたが、いずれもことばだけで実質的な変換がなされていなかった。真に変わったといえるのは今回が初めてではないだろうか。日本の歴史で、「戦後」、の次に来る呼び名はなんだろう?
974974> アメリカ軍基地 Hyde 2009/11/19 09:08
そもそも外国の軍隊が他国の国土を堂々と基地に使用するというのはいったい誰が正当化できるのだろうか?ましてや冷戦の時代(これも一部の政治家が作り上げた神話みたいなものだが)もとっくに終わり、世界は多極化の時代を迎えている。戦後60年以上も沖縄をはじめ、日本各地に居座る米軍基地は、歴代の自民党政権が国際社会の現実を見据えることもなく、最初にアメリカ占領軍に経済的なメリットだけを考えてペコペコした吉田茂の”前例”に倣い、ここまで来てしまった。アメリカへの”核の傘依存”によって、日本は近隣アジア諸国との積極的な平和外交を進める努力をまるで怠ってきた。先送りがこれほどの重大な弊害を招いたのも珍しい。民主党政権は、これまでの基地の治外法権的性格を一掃し、最終的には日本の国土からアメリカ軍基地をなくし、同時に台頭する中国などの軍事力にも直面して、非常に困難な舵取りを迫られている。今になって、60年遅れの宿題をやらされているのだ。
975975> 高速無料化 Hyde 2009/11/25 23:44
一口に無料化といっても、ただやるだけでは、競合する交通機関の衰退を招き、二酸化炭素の排出量を劇的に増やすことになる。乗用車で、東京から大阪まで走れば、50キロ以上の酸素を消費するのだから、こんなことを許していたら環境政策にまるで逆行してしまう。乗用車は、近場での利用に限るように、近距離は無料でも、長距離になれば劇的に料金が上がるシステムにすべきだ。トラックは特に中型大型は、無料化のほうへ進めていくべきだ。これにより、市内を走るトラックが激減し、これらの車がゴーストップを繰り返すことによる燃料浪費と交通事故を減らすことができる。長距離トラックの運行もこれを激減させる方向に持っていくべきで、そのためには長距離での料金を引き上げるべきだ。およそ300キロ以上の輸送には貨物列車を使うしかないような環境を用意すべきである。ただ一律に無料化するだけではあまりにおろかな政策だ。政治が市場経済の暴走を傍観したりせず、細かで巧みな料金体系を作り、国の交通機関ができるだけ環境汚染を導かず効率的な方向に誘導するチャンスなのだ。
976976> COP15以後 Hyde 2009/12/20 14:45
コペンハーゲンでの会議は終わった。予想通り、先進国は今までの生活水準を下げたくなかったし、途上国は、経済成長を邪魔されたくなかった。これでは環境保全などが真剣に議論されるわけはない。すでにオーストラリアなどでは乾燥のため人間の住めない地域が拡大しているが、ある国で二酸化炭素を排出してもその影響はその国に出るのではなく、よその国に出るのが普通だから、お互いに責任をなすり合う状態はいつまでも続く。そのうちに破局的な事態がやってくるであろう。そのときになってみんなで規制を始めてももう遅い。残念ながら人類はこの一大危機を乗り越えることができないばかりか、地球の生物全体を巻き添えにして滅ぶしかなくなったようだ。地球の大きさより、人間の欲望のほうがちょっぴり大きかったようだ。
977977> 人口減 Hyde 2010/01/01 19:38
日本の人口は2009年に7万5千人減ったという。実に少ない減り方ではないか。少子化のことを騒ぐ人が多いが、この国の人口、1億2千万人はその面積を考え合わせるとあまりにも多い。面積が日本の約1.5倍のフランスやほぼ同じ面積のイギリスが6千万人であることを考えるとよくわかる。フランスの食料自給率は200%近い。これは平地が多いことにもよるのだが、日本の食料自給率30%は、人口が今の30%に減れば100%になりうることを意味する。また北欧の人口の少なさを考えれば、もういい加減に日本を大国と考えるゆがんだ考え方に決別して、バランスの取れた体制を目指すべきなのだ。今の高速道路網や新幹線網の密度は明らかに日本の人口が3億人ぐらいいて猛烈に働き、それが地方にまんべんなく広がっていることを前提としているようだ。明治以来の富国強兵策を捨て、国土計画の劇的な転換が必要なのだ。
978978> 中国の自動車販売台数世界第1位は何を意味するか? Hyde 2010/01/12 18:44
結論から先に言えば、「破滅」である。マスコミはどこも”経済効果”しか口にしない。彼らの目に映っているのはどれだけ中国国内でこれから販売実績が上がり、それぞれの地域や企業が儲かるかということだけだ。一人当たり1トン以上の鉄その他の資源を使う自動車が、これからアメリカの少なくとも4倍の台数を達成しようと狙う。そこにはコペンハーゲン合意などまったく眼中にない人々の主張が主流を占めていることがわかる。かつて原子爆弾によって人類が滅びる日が、予想されたように、人間の工業生産によって、地球がだめになる日が予想できるようになった。もうこの勢いはとめることができない。中国もインドもブラジルもどこもひたすら生産台数を競い合う。車は道にあふれ道路は拡張に拡張を重ね、山や丘を削り取る。世界がロスアンゼルス化するのだ。人々はそれを”豊かさ”と呼ぶ。
979979> いつまで続く収賄地獄 Hyde 2010/01/21 10:35
田中角栄、金丸、そして小沢と、”お金大好き人間”の暗躍はとどまることを知らない。日本国民は知ってか知らぬかこのような連中に実に甘く、検察が動き出すまでは”実は知らなかった”とうそぶくのが常である。というのも彼らのおかげで土建会社は大いに潤い、地元の就職率を高めてきたからだ。このように特定グループのために貢献するだけの政治屋が日本に存在する限り、国土の開発の名の下の荒廃は続き、不公平な行政はますますこの国をいびつにしてしまうだけだろう。小沢幹事長が民主党の重鎮であるかどうかはともかく、もう彼の政治生命は終わった。民主党がある特定の人々を潤すのではなく、国政を担当するつもりなら、さっさと小沢を切るべきであろう。結局のところ自民党とまったく同じ体質であることがはっきりしてしまった民主党であるが、これまでの60年以上にわたる腐敗を一掃しただけでも価値があるのだから、せめて金銭的にはもう少し透明性を出してもらいたいものだ。
980980> 腐敗交代 Hyde 2010/02/10 14:56
「政権交代」が魔法の文句のごとく叫ばれたのはわずか半年前のことだった。なんとわずかな間に腐敗が民主党に蔓延していることが明らかになったことだろう。自民党が60年以上も政権の座にあったのだから腐敗していたのは当然としても、まだ政権をとって間もない政党が、それに劣らず金によって堕落していたのだからこの国の状況のひどさには声も出ない。まさに「腐敗交代」なのだ。しかも打ち続く不況にはなんら有効な手を打てず、財政の持ち出しだけが増えるという、無能さを日々明らかにしている。しかし、だからといってこれに代わる政権は日本に存在しない。
981981> 核密約 Hyde 2010/03/10 12:03
この60年以上の間、政府は何食わぬ顔をして、日本に来るアメリカ軍の船舶は核を積んでいませんといい続けてきた。そして今そのうそが明らかになった。政治家とはうそをつくのが当たり前とはいえ、ここまでするのだろうか。ヒットラーの「小さなうそはすぐにばれるが大きなうそはみんなが信用する」という言葉通りが起こった。そしてこれからも起こり続けるだろう。国民はもっと賢く、用心深くなるべきなのだ。
982982> クロマグロは絶滅へ Hyde 2010/03/23 19:39
クロマグロを捕獲禁止にしようという提案は否決された。日本代表が「きちんと管理すれば大丈夫だ」などと適当なことを言って、”現金が欲しい”開発途上国の協力を得たのだ。今までの歴史を振り返れば、管理がうまくいったためしはないし、いよいよこれでクロマグロの将来は絶滅しかなくなった。人間の欲をとめる方法はない。行き着く先は仏教でいうところの血の池地獄だけなのだろう。 個人的にはマグロ、エビ、ビーフは極力食べないようにしている。味覚的には嫌いではないが、これらが日本人の貪欲さによる環境への悪影響についての象徴的な食物だからだ。マグロは生態系の高いところに属する、バランス維持に重要な生物だし、エビはその養殖池のために東南アジアのマングローブ林は徹底的に破壊されているし、牛は広大な土地と水の浪費によって環境破壊を加速している。これら3つはべつに生命維持に不可欠な食品ではない。「金があるんだから何をしてもいいだろう」という考えは捨て、維持可能な食生活の未来を探ってみたらどうだろう。
983983> 普天間基地問題 Hyde 2010/05/07 10:23
普天間基地の移設問題は、これまでの60年以上にわたる日本政府の対応にかかわるだけに、きわめて困難な情況を呈している。この60年間、自らは経済的な利益に驀進する一方で、アメリカに頼り自分たちの外交軍事的責任を放棄してきた罪は実に大きい。 民主党現政権を擁護するつもりは毛頭ないが、これまで自民党政権が戦後以来、アメリカに対してぺこぺこしてきたツケが、今どっとあふれ出ているのだ。現政権は今尻拭いからはじめなければならない。 アメリカは「何をいまさら・・・」と思っているであろう。しかし沖縄県民の生活がこの間ずっと犠牲にされてきたことは、今回すべて清算しなければならない。一方で、日本近海では中国の船との異常接近や小競り合いが増えている。これまでの軍事バランスが大きく変わろうとしているのだ。もはや説得や妥協案では、全面的な解決はまったく不可能だということが見えてきた。 どんなに費用がかかっても、無人島に基地をすべて移設し、沖縄を完全に基地から開放する一方で、この海域でのアメリカ軍頼りではなく、日本が自ら戦略的に中心的役割を果たしてアジアの外交と軍事バランスを保たなければならないのではないか。
984984> 首相辞任 Hyde 2010/06/04 21:51
首相がやめた。だが、もはや大事件でもなんでもない。所属政党も何の関係もない。コイズミ、アベ、フクダ、アソウ、そしてハトヤマ。単なる小人物の羅列だけで、もはや老国となった日本を背負うにはあまりにも能力がなさすぎるため、誰もが途中で行き詰まり、やめるしかないのだ。もっとも、コイズミだけは郵便局という大きな金の詰まった肉塊を金融業者というハゲタカが食べやすいように切り開き、非正規労働者を搾取の道具にしたという点で、日本の崩壊を大いに加速させた”功績”を認めてやってもよい。他の首相たちは、ただひたすら国の借金を増やし、一時的に景気が浮揚しているかの錯覚を起こさせた以外、何もしていない。次の首相も寿命は1年ぐらいだろう。その次も、その次も・・・首相になる人物の器が足りないせいなのか?それとも日本人の手に負えないほど、状況は深刻化してしまったのか?
985985> 参議院選挙結果 Hyde 2010/07/13 08:39
参議院選挙の結果は、民主党の惨敗に終わったが、これは単に消費税値上げの波紋によるものだけなのだろうか。鳩山、小沢らによる金権腐敗や、政策の失敗が少し陰に隠れてしまったようだ。残念ながら、どこの国民もそうだが”増税”の話となれば、それがどんな内容であれ、大反対するのが常だ。国民は長期的な展望にたって判断することはまれである。増税があれば、明日からの生活に困る。だから反対するだけだ。 しかし消費税の是非はともかく、これまで日本政府が浪費してきたツケは厳然として存在し、それが将来的には財政破綻を招くことはほぼ確実なのに、増税も含めてその解決策を探っていかなければならないことをわかっていながら、先を見通す政治家がどうして生まれないのだろうか。ビジョンを持つことはプロの政治家の必須条件のはずなのに。 増税を唱えれば間違いなく選挙に負ける。誰もが及び腰になっている。小物政治家が国中にあふれる。場当たり的な政策の繰り返しだけ。これこそ現代日本の悲劇であろう。だが、これまで”衰退”した国々の歴史を探ってみると、みな同じパターンをたどっていることがわかる。
986986> 民主党の代表選 Hyde 2010/09/07 08:37
今日の山積する問題は、すべて民主党のせいだ、とするのはフェアではないだろう。何しろ政権交代のきっかけになったのが”この国の完全な行き詰まり”なのだから。あまりに長い間、腐敗し無能な自民党に政権を預けたために起こった、政治センスのない国民が選択してしまった悲劇なのだが、一方で民主党が、その総力と知恵を結集しても、その解決を図ることはこれまた非常に困難だ。しかも、うまくいかないとなれば、それは民主党が悪いのだ、とされてしまう。このような状況の下での代表選であるから、管、小沢のどちらが勝っても、事態は少しも改善されるどころか、またまた短命の首相が大量生産されるだけなのだ。
987987> コーラン焼き捨て中止 Hyde 2010/09/10 11:18
フロリダの牧師がコーランを焼き捨てるといいながら、中止を表明した。アメリカ合衆国では、たびたびこのような”幼児性”に満ちた出来事が起こる。南部でいくら制度的に改革されても変わらない白人の人種差別、進化論を教えた教師の追放、など世界的に見て首をかしげる態度が目につく。 これはなぜだろう。一つには彼らは”とんでもない田舎”に住んでいて情報が限られ、自分たちの世界がちょうどヨーロッパ中世において地球は平たいと信じていた人々と同じように、非常に視野の狭い状況に置かれているせいなのかもしれない。 しかもそれだけではなく、ソクラテスやブッダがいつも口にしていた”謙虚な気持ち”を持ち合わせない社会的風土を見逃すこともできないだろう。自分たちの国が世界の最強国であるという意識は一丁前にあるから、なんと言っても傲慢さが前面に出てしまうのであろうか。 同時テロの現場の近くにモスクができることに反対している人が大勢いるようだが、もしニューヨークのイスラム教徒がそのような圧力に屈してモスクを建てることを中止したならば、自分たちもテロリストであることを認めてしまったのと同じことになる。彼らは勇気を持ってモスクを建設し、頭の固いアメリカ人(もちろんそうでない人も少数ながらいるが・・・)に”世界は広い”のだとわからせてやらなければならない。
988988> 尖閣諸島問題 Hyde 2010/09/23 09:32
尖閣諸島で逮捕された中国漁船の船長の釈放を要求する、中国の強硬な態度は、これからの太平洋における中国の領土拡張の動きを象徴するものだ。 歴史的には、いかなる大国も、必ず隣国との戦争を通じて領土を広げている。アメリカの米墨戦争、ロシアの日露戦争、日本の満州事変、などと例を挙げればきりがない。 21世紀の世界では中国が、13億人という人口圧力もあって、ウイグル地区やチベットに移住を強行するだけでは足りず、周辺領域、つまり東南アジアから東アジアにかけて領土を広げようとするのは当然の成り行きであろう。 これに日本が対抗するのは、従来のアメリカ依存でゆくのだろうか。だが、アメリカはイラクやアフガニスタンで巨額の戦費を使い果たし、自ら仕掛けた経済ゲームによる不調により、戦力を維持することができても拡大する可能性は低い。しかもアメリカへの依存度を高めれば、この戦後65年のあいだに見てきたように、国家としての独立性が犠牲にされる。最悪の場合は米中間の取引の材料にされるだけになるかもしれない。 むしろ、インド、フィリピン、韓国、台湾、など中国の周辺諸国と対等な関係で緊密な軍事同盟を結んで、中国の膨張に対する対抗勢力を確立すべきである。今日も、中国の海軍は着々と空母を建造し、将来の侵略に備えている。これを手をこまねいてみていると、すでに時が遅し、ということになる。相手と同じレベルのパワーを備えていてはじめて、軍事的な均衡が保たれる。
989989> 続・尖閣諸島問題 Hyde 2010/09/24 09:29
尖閣諸島問題がこじれると、次に中国がとる方策は、日本が必要としている品物の輸出禁止や、さまざまな通商制限をかけてくることだろう。そしてそれぞれの国民のあいだに、「日本人は大嫌い」「中国人は大嫌い」という機運が盛り上がる。境を接する各国民の歴史認識の少なさが、愚かな紛争へと駆り立てるのだ。自分たちが「歴史は繰り返す」という大きな流れの只中にいることに気づかない。たとえば、かつてフランスとドイツは長い国境線で接し、3回の大きな戦争(普仏戦争、第1次大戦、第2次大戦)はいうまでもなく、しょっちゅう尖閣レベルの争いを繰り返してきた。両国の力のバランスは同じくらいであったが、それがくずれると大戦争になった。これが一方の国の力が強大だと、弱いほうは簡単に侵略される。65年前の満州事変がいい例だ。今回はその立場が逆転したのである。大国は、例外なく必ず周辺国に侵略を始める。弱小国は必ず侵略され悲哀をなめる。戦後長いあいだ、特にソ連崩壊後は、大国といえばアメリカ合衆国であり、一人勝ちの状態が長く続いた。そのあいだにこの国が引き起こした戦争や紛争は数え切れない。アメリカの勢力はやや衰え、今度は中国にその番が回ってきたようである。これまでの歴史的な流れを見ると、中国は領土拡張に走り、経済支配を、南アジアはもとより、アフリカの奥地にまで及ぼうとしている。もちろんインドという強力なライバルがあるのだが、その他の国々が団結する力に乏しいから、押し寄せる中国の影響をせき止める力はない。日本は高齢化社会のトップを走っている国だから、もちろんどうにもなすすべがないだろう。
990990> 続々・尖閣諸島問題 Hyde 2010/09/25 10:03
尖閣諸島で衝突事故を起こした中国人船長は、不起訴になり釈放された。日中関係から見れば、明らかに日本は中国の圧力に屈したことになる。この船長は中国政府によって仕組まれた芝居を見事に演じたのに違いない。その目的とは、紛争領土で意図的に事件を起こし、自分の国に有利なようにもっていくことである。 ここでは純粋に力関係だけが有効だから、弱い国は歯噛みをする以外に方法はない。まさに今回の事件は日清戦争のとき、勝ち誇った日本政府が、中国に対して次々と領土を割譲することや賠償金を要求したこととまったく同じ図式だということがわかる。完全に立場が逆転したのだ。”歴史は繰り返す”とはこのことだ。今回、日本が弱腰を暴露したために、今度は中国が次々と更なる要求を出してくることは想像に難くない。強食弱肉の世界では最終的に弱いものは尻の毛まで抜かれてしまうのだ。清朝時代までに中国が世界の列強から受けた屈辱を今、晴らし始めたといっても過言ではないだろう。日本には及び腰の政治家しかいないことから、さっそく中国は行動開始したのだ。 決然たる意思を表明できない外交は、必ず敗北への道をたどり始める。第2次世界大戦の前、ナチスの台頭に対してイギリスやフランスは弱腰だった。結局ドイツの暴走をとめることができなかった。逆に強気の出方が功を奏することもある。フォークランド紛争では、イギリス領の小島をアルゼンチンが占領したが、当時のサッチャー首相は国家財政が苦しいにもかかわらず、艦隊をはるばるアルゼンチン沖まで出動させ、戦死者まで出して、この領土を取り返した。決然たる意思表示が、問題解決に至らせたのである。 高齢化社会の日本にはもはやそんなエネルギーはない。空母を建造し、核兵器を搭載して、日本近海を監視することももはや不可能だ。戦後60年以上にわたって、経済だけを偏重し、アメリカだけに防衛を依存してきた不幸な歴史はもう取り返しがつかなくなった。平和ニッポンは皮肉にも、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という日本国憲法前文の通用しない、この21世紀初頭の世界にいるのだ。
991991> メドベージェフ大統領の北方領土訪問 Hyde 2010/11/02 08:44
やはり、予想されたことが起こった。日本が、尖閣諸島問題で、中国に対して、強い態度をとらなかったことを、北方領土問題を跡形もなくなくしてしまいたいロシアの首脳部はちゃんと見ていて、直ちに行動に移る。現代の国際社会は、帝国主義の時代ほど露骨ではないにせよ、強国が行動する原理は依然として同じである。”老国”日本がこれから先、自力で周辺の列強に対処していくことはきわめて難しい状況となった。領土拡張を目指す各国の恰好の餌食になってしまうのかもしれない。
992992> 劉暁波氏のノーベル平和賞受賞 Hyde 2010/12/11 08:52
中国が、劉暁波氏にノーベル賞を与えていることに非常に強い反発を示している。これは、70年以上前のナチの迫害を受けた人への授賞以来とのことで、その類似性もひときわ強い。残念ながら、天安門事件といいい、今回の授賞に対する態度といい、中国の権力者たちは民主主義や、人権というものは、国家の統治にとって邪魔なものとみなしていることは明らかだ。民主主義は非効率で、しばしば迷走するから国家建設の障害である、というのが彼らの言い分であろう。だが、民主主義は”多様性原理”である。生物は進化の過程で、多様化したために、環境の激変に対してもその一部が生き残ることができた。中国も現在の経済的成長の時代はともかく、将来における時代環境の激変に対して、警察国家のままで柔軟な対応ができるのか危ぶまれる。さらに、これまで一国主義で世界を支配しようとしてきた米国のもたらした数え切れない災厄に代わり、これから先の世界が、中国やロシアの権力者たちによって牛耳られるとなると、どうも暗い予想を立てずにはおれない。今回の授賞式には、中国の意向を汲んで、かなりの国々が欠席した。明らかにこれらの国々の政治家たちは、人権よりも中国がもたらしてくれるであろう自国の経済的利益を優先したからだ。これまた今後の世界の先行きが、専制や利権保持の方向へ向かっていることを明瞭に示している。
993993> スーダンの国民投票 Hyde 2011/01/10 08:33
スーダンの国民投票が行われ、国を南北に分割して新しい国ができるかを国民に問うことになる。ここまで来るのに悲惨な流血と破壊があった。また経済発展どころではなかった。だが今回、民主主義的な方法で解決が図られるということは非常に喜ばしい。 世界中には分離独立を望む集団、民族が多数存在している。だが、ロシア、中国のような大国は、それらをすべて力で圧殺しているのが現状である。彼らは画一的で専制的な価値観を国家の隅々まで押し付けようとしている。だが、多様な人類集団をそんな枠の中に収めておけるはずがない。 これからの世界は大国同士がその勢力を張り合うような、19世紀的な状況を続けていくべきではない。ヨーロッパ連合のように、小国がそれぞれの発言権を得て、全体の統一へゆっくりと持っていくべき時代である。 分離独立は積極的に推進し、それぞれがまとまった共同体を形成し、いったん落ち着いたあとで、再び統合への流れを作っていけばいいではないか。
994994> チュニジアの政変 Hyde 2011/01/18 11:29
チュニジアで大統領ベン・アリが国外に逃亡したニュースは、2011年が中近東、アフリカ諸国にとっての”1789年”になるのかもしれない予感を与えている。 これまでこの地域でのほとんどの国々では、専制的長期支配に民衆が苦しみ、無気力と腐敗と非効率が経済的、社会的、政治的発展を妨げてきた。 今回、民衆が団結して抗議行動を起こし、政変を引き起こしたということは、周辺諸国の人々を勇気づけ、一気に政治体制の変革が起こるかもしれない。これはいつかは起こらなければならなかったことだが、ついにそのときが来たのだ。 だが、楽観してはいけない。フランス革命の場合のように、殺した人々はさらに別の人々に殺され、さらにその人々は別の人々に殺されるという、歴史につきものの連鎖反応がしばらく続くであろう。だが、人間の歴史は血を流さなければ、前進しないのだ。
995995> ムバラク大統領は居座るか? Hyde 2011/02/11 08:41
チュニジアでの政変は、中東の中心的な国であるエジプトに飛び火したが、ムバラク大統領は9月の任期が終わるまで辞めるつもりがないという。しかし中東諸国における専制と富の独占は、すでに沸騰点を上回っており、権力者たちがまだこれからもその地位に固執すると、ますます多くの犠牲を払わされることになろう。ムバラクがあと8ヶ月政権についていると、この8ヶ月のあいだ、ピラミッドに観光客がいないことになる。観光が大きな収入であるエジプトにとってこれは致命的な事態だ。 フィリピンなど、アジアの国々の多くが一応形だけにせよ、民主体制を確立した。中東諸国はその点で後れを取っており、貧富の格差による民衆の不満は、グローバル化も伴って、今までになく大きいものになっている。ムバラクがやめると、それが次々とほかの中東諸国にも飛び火して、この地域は大変な不安定化を招き、石油の生産にも大きな影響が及ぶであろうが、ここのところはこれらの国々がどうしても通らなければならない”通過点”なのだ。
996996> ムバラク辞任 Hyde 2011/02/12 08:49
今、人類はベルリンの壁崩壊やソ連の崩壊に匹敵する大きな歴史的転回点を目撃しているのかもしれない。ただし喜ぶのはまだ早い。スムーズな民主体制への転換など、これまでの歴史になかったからだ。 まず、おそらく富裕層が中心であるムバラクの残党がこれからも国政に大きな影響を及ぼすであろう。あるいは富裕層がみな国外に逃げてしまってエジプトは資本不足に苦しむかもしれない。さっそく選挙が行われるが、他の国々に見られたように不正やアイボリー・コーストにみられるように旧権力者の居座りがあるかもしれない。そしてなんと言っても大変なことはこれからほかの中東諸国へ民主化要求の運動が波及することだろう。今頃アルジェリアの首脳部、リビアのカダフィ大佐、サウジアラビアの王室などは、大慌てで、すでに国外脱出の準備を始めたかもしれない。 南アフリカも、今日の状況に達するにはずい分いばらの道を歩いた。それでもそこはマンデラというすぐれた政治家が存在したことが幸運であった。エジプトはどのような政治化が輩出するのだろうか?
997997> カダフィ大佐の演説 Hyde 2011/02/23 08:54
国営テレビによる、リビアの独裁者、カダフィ大佐の演説は、まさにチャップリンの映画、「独裁者」の演説場面を髣髴(ホウフツ)とさせる。まさに内容もそっくりで、改めてチャップリンの先見の明に驚かされる。それにしても北朝鮮の首脳が、このようにテレビで国民や全世界に向けて演説するだろうか?ここに東洋と西洋における政治家の立ち現れ方の違いが大きく出ている。東洋では密室での合議が中心であり、政策は上意下達の仕組みによって下層部の役人によって伝えられ、最後に国民に到達する。これに対して西洋では遠くローマ時代にさかのぼり、カエサルの演説にもあるように、直接国民に達するような方法がとられるのだ。いったん演説をして自分の意見を言った後では、あとに引くことはもはやできない。そして今回の演説の内容はまさに、あの天安門広場の事件を思い出させるのだ。
998998> だから言ったじゃないの Hyde 2011/03/15 19:42
「だから言ったじゃないの」。この歌は演歌歌手、松山恵子によって戦後しばらくしてヒットした曲で、男にだまされた女友達に話しかける内容だ。東北関東大震災は自然災害だが、原子力発電所での事故はそうではない。メルトダウンになる確率はある本によると10万年に一回だという。だがこれは今から10万年後に起こるという意味ではない。明日起こったら、そのあとの9万9千9百90年間は起こらないだろうと考えておいたほうがいい。そして今回の福島原発の事故は早々とその予測が現実化してしまったわけだ。この40年ぐらいの間に、次々と原発は建設され、地域の人々は、”絶対安全”で事故などありえないと信頼していいといわれてきた。原発反対派は奮闘したけれども、札束の力にかき消され、原発の供給する電力によって便利な生活が実現すると、国民は誰もそれに注意を払わなくなってしまった。よく「自動車保険をかけていると事故が起こらないが、自動車保険をはずしたとたん事故が起こるものだ」とよく言われる。まさに今回もその事例だろう。自動車保険にあたるのは、原発関係者の”不断の警戒心”だ。これがはずれたとたん、今回のように事故が起こる。最悪の結果にならないことを祈る。
999999> 病気にならない避難所生活 Hyde 2011/03/15 19:58
大震災のあと、交通網が遮断されて、どの地域でも物資、特に食料品が不足している。多くのスーパーでは在庫品のある限り、それを売り出しているが、人々が主に買うのはカロリー源になるものばかり。もちろんタンパク源も欲しいが、そのようなものはすでに品切れになっている。少量ながら(しなびた)野菜類もおいてあるが、長い列が終わった頃でも、それらの多くが残っている。なぜなら、それらの食品は「飢餓感」を満たしてくれないからだ。残念ながら、多くの人々が栄養学の知識をきちんと持っていないために、まず肉、そしてカロリー源になるものを求めようとしている。なるほど、たんぱく質は体を作り、炭水化物はエネルギーを供給してくれるが、それらが少々不足しても命にかかわるものではない。ただ動けなくなるだけだ。だが避難所のような、普通の健康を保つのが困難な場所でもっと大切なのは、ビタミン、ミネラル、などのいわゆる”微量栄養素”なのだ。これらは体調や気力を保ち、免疫力を強め、気温や湿度の変化に対する適応力を高めてくれる。その上、放射線への抵抗力さえ高めてくれる場合もある。このような要求をかなえてくれるのは「青菜、きのこ、海藻」の3つである。つまり上の話で”売れ残った”ものばかりだ。避難所生活が長期化すればするほど、これらの食品は重要である。避難所の責任者に、これらの食品の調達をお願いしよう。
10001000> 太平洋岸再興のチャンス Hyde 2011/03/15 21:43
東北関東大震災は本州北部太平洋岸に壊滅的な被害をもたらし、そこに根付いていた産業も根絶やしにしてしまった。だが、これは新たな出発のチャンスでもある。というのは、今や、漁業権やら、縄張り争いやら、長年にわたるさまざまな絡み合った利権が一掃され、妨害なく事業を進めることができるからだ。私はこの津波にやられた地域を、「食料自給達成先進地域」に指定したい。零細な漁業者には再建の力はない。国がまず各県にまたがる食糧増産公社を作り、就職難に悩む都会の若者達を多数雇用するのだ。これまでの年老いた漁業者達には現役を引退してもらって、若者達の技術育成のための顧問として働いてもらう。それに加えて最新の技術を導入し、たとえば牡蠣やコンブの養殖でも自然の猛威に左右されにくい、新たなシステムを作り上げる。これは今までの、ばらばらな漁業者にはできなかったことである。こうして今回震災にあった沿岸地域を食糧自給の中の水産物部門でのメイン部門として復活させるのだ。そして明治時代における「殖産興業」の場合と同じように、事業が軌道に乗ったら、民間の希望者に払い下げればよい。かつてガレキだらけの戦後の焼け野原から日本が生まれ変わったように、今回再びそれを再現するチャンスが訪れたのである。
989989> 続・尖閣諸島問題 Hyde 2010/09/24 09:29
尖閣諸島問題がこじれると、次に中国がとる方策は、日本が必要としている品物の輸出禁止や、さまざまな通商制限をかけてくることだろう。そしてそれぞれの国民のあいだに、「日本人は大嫌い」「中国人は大嫌い」という機運が盛り上がる。境を接する各国民の歴史認識の少なさが、愚かな紛争へと駆り立てるのだ。自分たちが「歴史は繰り返す」という大きな流れの只中にいることに気づかない。たとえば、かつてフランスとドイツは長い国境線で接し、3回の大きな戦争(普仏戦争、第1次大戦、第2次大戦)はいうまでもなく、しょっちゅう尖閣レベルの争いを繰り返してきた。両国の力のバランスは同じくらいであったが、それがくずれると大戦争になった。これが一方の国の力が強大だと、弱いほうは簡単に侵略される。65年前の満州事変がいい例だ。今回はその立場が逆転したのである。大国は、例外なく必ず周辺国に侵略を始める。弱小国は必ず侵略され悲哀をなめる。戦後長いあいだ、特にソ連崩壊後は、大国といえばアメリカ合衆国であり、一人勝ちの状態が長く続いた。そのあいだにこの国が引き起こした戦争や紛争は数え切れない。アメリカの勢力はやや衰え、今度は中国にその番が回ってきたようである。これまでの歴史的な流れを見ると、中国は領土拡張に走り、経済支配を、南アジアはもとより、アフリカの奥地にまで及ぼうとしている。もちろんインドという強力なライバルがあるのだが、その他の国々が団結する力に乏しいから、押し寄せる中国の影響をせき止める力はない。日本は高齢化社会のトップを走っている国だから、もちろんどうにもなすすべがないだろう。
990990> 続々・尖閣諸島問題 Hyde 2010/09/25 10:03
尖閣諸島で衝突事故を起こした中国人船長は、不起訴になり釈放された。日中関係から見れば、明らかに日本は中国の圧力に屈したことになる。この船長は中国政府によって仕組まれた芝居を見事に演じたのに違いない。その目的とは、紛争領土で意図的に事件を起こし、自分の国に有利なようにもっていくことである。 ここでは純粋に力関係だけが有効だから、弱い国は歯噛みをする以外に方法はない。まさに今回の事件は日清戦争のとき、勝ち誇った日本政府が、中国に対して次々と領土を割譲することや賠償金を要求したこととまったく同じ図式だということがわかる。完全に立場が逆転したのだ。”歴史は繰り返す”とはこのことだ。今回、日本が弱腰を暴露したために、今度は中国が次々と更なる要求を出してくることは想像に難くない。強食弱肉の世界では最終的に弱いものは尻の毛まで抜かれてしまうのだ。清朝時代までに中国が世界の列強から受けた屈辱を今、晴らし始めたといっても過言ではないだろう。日本には及び腰の政治家しかいないことから、さっそく中国は行動開始したのだ。 決然たる意思を表明できない外交は、必ず敗北への道をたどり始める。第2次世界大戦の前、ナチスの台頭に対してイギリスやフランスは弱腰だった。結局ドイツの暴走をとめることができなかった。逆に強気の出方が功を奏することもある。フォークランド紛争では、イギリス領の小島をアルゼンチンが占領したが、当時のサッチャー首相は国家財政が苦しいにもかかわらず、艦隊をはるばるアルゼンチン沖まで出動させ、戦死者まで出して、この領土を取り返した。決然たる意思表示が、問題解決に至らせたのである。 高齢化社会の日本にはもはやそんなエネルギーはない。空母を建造し、核兵器を搭載して、日本近海を監視することももはや不可能だ。戦後60年以上にわたって、経済だけを偏重し、アメリカだけに防衛を依存してきた不幸な歴史はもう取り返しがつかなくなった。平和ニッポンは皮肉にも、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という日本国憲法前文の通用しない、この21世紀初頭の世界にいるのだ。
991991> メドベージェフ大統領の北方領土訪問 Hyde 2010/11/02 08:44
やはり、予想されたことが起こった。日本が、尖閣諸島問題で、中国に対して、強い態度をとらなかったことを、北方領土問題を跡形もなくなくしてしまいたいロシアの首脳部はちゃんと見ていて、直ちに行動に移る。現代の国際社会は、帝国主義の時代ほど露骨ではないにせよ、強国が行動する原理は依然として同じである。”老国”日本がこれから先、自力で周辺の列強に対処していくことはきわめて難しい状況となった。領土拡張を目指す各国の恰好の餌食になってしまうのかもしれない。
992992> 劉暁波氏のノーベル平和賞受賞 Hyde 2010/12/11 08:52
中国が、劉暁波氏にノーベル賞を与えていることに非常に強い反発を示している。これは、70年以上前のナチの迫害を受けた人への授賞以来とのことで、その類似性もひときわ強い。残念ながら、天安門事件といいい、今回の授賞に対する態度といい、中国の権力者たちは民主主義や、人権というものは、国家の統治にとって邪魔なものとみなしていることは明らかだ。民主主義は非効率で、しばしば迷走するから国家建設の障害である、というのが彼らの言い分であろう。だが、民主主義は”多様性原理”である。生物は進化の過程で、多様化したために、環境の激変に対してもその一部が生き残ることができた。中国も現在の経済的成長の時代はともかく、将来における時代環境の激変に対して、警察国家のままで柔軟な対応ができるのか危ぶまれる。さらに、これまで一国主義で世界を支配しようとしてきた米国のもたらした数え切れない災厄に代わり、これから先の世界が、中国やロシアの権力者たちによって牛耳られるとなると、どうも暗い予想を立てずにはおれない。今回の授賞式には、中国の意向を汲んで、かなりの国々が欠席した。明らかにこれらの国々の政治家たちは、人権よりも中国がもたらしてくれるであろう自国の経済的利益を優先したからだ。これまた今後の世界の先行きが、専制や利権保持の方向へ向かっていることを明瞭に示している。
993993> スーダンの国民投票 Hyde 2011/01/10 08:33
スーダンの国民投票が行われ、国を南北に分割して新しい国ができるかを国民に問うことになる。ここまで来るのに悲惨な流血と破壊があった。また経済発展どころではなかった。だが今回、民主主義的な方法で解決が図られるということは非常に喜ばしい。 世界中には分離独立を望む集団、民族が多数存在している。だが、ロシア、中国のような大国は、それらをすべて力で圧殺しているのが現状である。彼らは画一的で専制的な価値観を国家の隅々まで押し付けようとしている。だが、多様な人類集団をそんな枠の中に収めておけるはずがない。 これからの世界は大国同士がその勢力を張り合うような、19世紀的な状況を続けていくべきではない。ヨーロッパ連合のように、小国がそれぞれの発言権を得て、全体の統一へゆっくりと持っていくべき時代である。 分離独立は積極的に推進し、それぞれがまとまった共同体を形成し、いったん落ち着いたあとで、再び統合への流れを作っていけばいいではないか。
994994> チュニジアの政変 Hyde 2011/01/18 11:29
チュニジアで大統領ベン・アリが国外に逃亡したニュースは、2011年が中近東、アフリカ諸国にとっての”1789年”になるのかもしれない予感を与えている。 これまでこの地域でのほとんどの国々では、専制的長期支配に民衆が苦しみ、無気力と腐敗と非効率が経済的、社会的、政治的発展を妨げてきた。 今回、民衆が団結して抗議行動を起こし、政変を引き起こしたということは、周辺諸国の人々を勇気づけ、一気に政治体制の変革が起こるかもしれない。これはいつかは起こらなければならなかったことだが、ついにそのときが来たのだ。 だが、楽観してはいけない。フランス革命の場合のように、殺した人々はさらに別の人々に殺され、さらにその人々は別の人々に殺されるという、歴史につきものの連鎖反応がしばらく続くであろう。だが、人間の歴史は血を流さなければ、前進しないのだ。
995995> ムバラク大統領は居座るか? Hyde 2011/02/11 08:41
チュニジアでの政変は、中東の中心的な国であるエジプトに飛び火したが、ムバラク大統領は9月の任期が終わるまで辞めるつもりがないという。しかし中東諸国における専制と富の独占は、すでに沸騰点を上回っており、権力者たちがまだこれからもその地位に固執すると、ますます多くの犠牲を払わされることになろう。ムバラクがあと8ヶ月政権についていると、この8ヶ月のあいだ、ピラミッドに観光客がいないことになる。観光が大きな収入であるエジプトにとってこれは致命的な事態だ。 フィリピンなど、アジアの国々の多くが一応形だけにせよ、民主体制を確立した。中東諸国はその点で後れを取っており、貧富の格差による民衆の不満は、グローバル化も伴って、今までになく大きいものになっている。ムバラクがやめると、それが次々とほかの中東諸国にも飛び火して、この地域は大変な不安定化を招き、石油の生産にも大きな影響が及ぶであろうが、ここのところはこれらの国々がどうしても通らなければならない”通過点”なのだ。
996996> ムバラク辞任 Hyde 2011/02/12 08:49
今、人類はベルリンの壁崩壊やソ連の崩壊に匹敵する大きな歴史的転回点を目撃しているのかもしれない。ただし喜ぶのはまだ早い。スムーズな民主体制への転換など、これまでの歴史になかったからだ。 まず、おそらく富裕層が中心であるムバラクの残党がこれからも国政に大きな影響を及ぼすであろう。あるいは富裕層がみな国外に逃げてしまってエジプトは資本不足に苦しむかもしれない。さっそく選挙が行われるが、他の国々に見られたように不正やアイボリー・コーストにみられるように旧権力者の居座りがあるかもしれない。そしてなんと言っても大変なことはこれからほかの中東諸国へ民主化要求の運動が波及することだろう。今頃アルジェリアの首脳部、リビアのカダフィ大佐、サウジアラビアの王室などは、大慌てで、すでに国外脱出の準備を始めたかもしれない。 南アフリカも、今日の状況に達するにはずい分いばらの道を歩いた。それでもそこはマンデラというすぐれた政治家が存在したことが幸運であった。エジプトはどのような政治化が輩出するのだろうか?
997997> カダフィ大佐の演説 Hyde 2011/02/23 08:54
国営テレビによる、リビアの独裁者、カダフィ大佐の演説は、まさにチャップリンの映画、「独裁者」の演説場面を髣髴(ホウフツ)とさせる。まさに内容もそっくりで、改めてチャップリンの先見の明に驚かされる。それにしても北朝鮮の首脳が、このようにテレビで国民や全世界に向けて演説するだろうか?ここに東洋と西洋における政治家の立ち現れ方の違いが大きく出ている。東洋では密室での合議が中心であり、政策は上意下達の仕組みによって下層部の役人によって伝えられ、最後に国民に到達する。これに対して西洋では遠くローマ時代にさかのぼり、カエサルの演説にもあるように、直接国民に達するような方法がとられるのだ。いったん演説をして自分の意見を言った後では、あとに引くことはもはやできない。そして今回の演説の内容はまさに、あの天安門広場の事件を思い出させるのだ。
998998> だから言ったじゃないの Hyde 2011/03/15 19:42
「だから言ったじゃないの」。この歌は演歌歌手、松山恵子によって戦後しばらくしてヒットした曲で、男にだまされた女友達に話しかける内容だ。東北関東大震災は自然災害だが、原子力発電所での事故はそうではない。メルトダウンになる確率はある本によると10万年に一回だという。だがこれは今から10万年後に起こるという意味ではない。明日起こったら、そのあとの9万9千9百90年間は起こらないだろうと考えておいたほうがいい。そして今回の福島原発の事故は早々とその予測が現実化してしまったわけだ。この40年ぐらいの間に、次々と原発は建設され、地域の人々は、”絶対安全”で事故などありえないと信頼していいといわれてきた。原発反対派は奮闘したけれども、札束の力にかき消され、原発の供給する電力によって便利な生活が実現すると、国民は誰もそれに注意を払わなくなってしまった。よく「自動車保険をかけていると事故が起こらないが、自動車保険をはずしたとたん事故が起こるものだ」とよく言われる。まさに今回もその事例だろう。自動車保険にあたるのは、原発関係者の”不断の警戒心”だ。これがはずれたとたん、今回のように事故が起こる。最悪の結果にならないことを祈る。
999999> 病気にならない避難所生活 Hyde 2011/03/15 19:58
大震災のあと、交通網が遮断されて、どの地域でも物資、特に食料品が不足している。多くのスーパーでは在庫品のある限り、それを売り出しているが、人々が主に買うのはカロリー源になるものばかり。もちろんタンパク源も欲しいが、そのようなものはすでに品切れになっている。少量ながら(しなびた)野菜類もおいてあるが、長い列が終わった頃でも、それらの多くが残っている。なぜなら、それらの食品は「飢餓感」を満たしてくれないからだ。残念ながら、多くの人々が栄養学の知識をきちんと持っていないために、まず肉、そしてカロリー源になるものを求めようとしている。なるほど、たんぱく質は体を作り、炭水化物はエネルギーを供給してくれるが、それらが少々不足しても命にかかわるものではない。ただ動けなくなるだけだ。だが避難所のような、普通の健康を保つのが困難な場所でもっと大切なのは、ビタミン、ミネラル、などのいわゆる”微量栄養素”なのだ。これらは体調や気力を保ち、免疫力を強め、気温や湿度の変化に対する適応力を高めてくれる。その上、放射線への抵抗力さえ高めてくれる場合もある。このような要求をかなえてくれるのは「青菜、きのこ、海藻」の3つである。つまり上の話で”売れ残った”ものばかりだ。避難所生活が長期化すればするほど、これらの食品は重要である。避難所の責任者に、これらの食品の調達をお願いしよう。
10001000> 太平洋岸再興のチャンス Hyde 2011/03/15 21:43
東北関東大震災は本州北部太平洋岸に壊滅的な被害をもたらし、そこに根付いていた産業も根絶やしにしてしまった。だが、これは新たな出発のチャンスでもある。というのは、今や、漁業権やら、縄張り争いやら、長年にわたるさまざまな絡み合った利権が一掃され、妨害なく事業を進めることができるからだ。私はこの津波にやられた地域を、「食料自給達成先進地域」に指定したい。零細な漁業者には再建の力はない。国がまず各県にまたがる食糧増産公社を作り、就職難に悩む都会の若者達を多数雇用するのだ。これまでの年老いた漁業者達には現役を引退してもらって、若者達の技術育成のための顧問として働いてもらう。それに加えて最新の技術を導入し、たとえば牡蠣やコンブの養殖でも自然の猛威に左右されにくい、新たなシステムを作り上げる。これは今までの、ばらばらな漁業者にはできなかったことである。こうして今回震災にあった沿岸地域を食糧自給の中の水産物部門でのメイン部門として復活させるのだ。そして明治時代における「殖産興業」の場合と同じように、事業が軌道に乗ったら、民間の希望者に払い下げればよい。かつてガレキだらけの戦後の焼け野原から日本が生まれ変わったように、今回再びそれを再現するチャンスが訪れたのである。
10011001> 地球管理 Hyde 2011/03/16 23:55
この原発危機がもし何とか終了したら、原発はもうこりごりだと、国民は思うだろう。ドイツでのように、国の中のすべての原発を廃止することを考えるかもしれない。そのためには、今までのような「金を持っているから何をしてもいい、使い放題だ、これが成功の印だ!」という19世紀的思考方法を完全に捨て去る必要がある。21世紀の新しい考え方は、「地球を安全に維持できる範囲内に人間活動を押さえ込む」ことである。考えてみれば当たり前のことなのだが、人間活動がこんなに巨大になったのは、つい最近のことだから、誰もそのことに気づかなかったわけだし、中国、インドなどの国々は今は経済成長一点に集中してそんなことを考える余裕すらない。ではどのように実行するのか?電気使用量に関して言えば、原発を除いた現在の発電能力の全体を割り出し、それを国民一人ひとりで割って、許容使用量を出す。つまりそれぞれの人間、工場の電気の使用「上限」を割り振ってしまうのだ。各自はその枠内で、いかに少ない電気で用を足せるかを工夫するようになり、節電技術はますます進む。どうしてもそれ以上を使いたい向きには、風力、太陽光など新しい技術を開発してもらって、自分で作り出す。また、蓄電技術を開発すれば深夜電力も有効に使えるようになる。人口も多すぎる。フランスは日本の面積の1.5倍で山が少なく、そして人口は6千万で日本の半分だ。これに対して、今の日本の人口は環境に負担をかけすぎる人数だ。もしフランス並の人口密度にしたければ、4千万ぐらいが適当と思われる。これは明治時代の頃の人口と同じだから、それくらいで国は繁栄することが可能なのだ。このように、これからの時代は、地球環境とのバランスをにらんで、人間活動がそれを崩すことがないように管理、調整すべきなのだ。
10021002> ガレキと原発 Hyde 2011/04/08 13:30
被災地の海岸に出てみた。見渡す限りのガレキである。今から1000年ほど前に起こった貞観地震でも仙台平野が海水に浸かったそうだ。だが、当時は決定的に人口が少なかったし、何よりも人々の持ち物というのが皆無に等しい。あるとしても、それは半年もたてば腐って消滅してしまうものばかりだった。だが、現代文明に暮らす人々は、洗濯機、冷蔵庫・・・そして人口密度の低い地域では自動車がなければ、なにもできない。かくしてガレキ地帯は腐らず、泥土に埋もれたままのこれらの製品の残骸がいつまでも埋まっていることになる。人間が生活するのに、こんなにモノを作らなければならなかったのかと、つくづく思う。これは原発事故にも関連している。人間という管理者が付き添って、絶えず冷やし続けていなければ、暴走する原子炉を作ることになったのも、「金があれば、何してもいいだろうが!」という発想から、無制限な消費を招いた結果でもあるのだ。今回の大震災は、いわゆる”先進国”、そして先進国を今、一生懸命目指している”開発途上国”に、人間の文明とは何かという根本的な問題を突きつけているように思われる。
10031003> 震災のもたらす教訓 Hyde 2011/04/08 13:43
日本は今回の地震と原発事故の悲惨な経験を、世界に重要な教訓として示すことができるかもしれない。その中で特に重要なのは”計画停電”である。繁栄の時代には誰も想像することのできなかった事態が、現実に起こっている。これは右肩上がりの成長時代には、まったく無視される計画であったが、今となっては全国民が否が応でも受け入れざるを得ない。これは”欲望を制限されたもとで暮らす”という新しい実験であり、世界中の人々、特に成長神話に取りすがっている人々には新しい発想の転換を促すことになるかもしれない。また、計画停電は、新しい技術を生み出すチャンスでもあるかもしれない。かつて非常に厳しい排気ガス規制の法律ができたために、日本の自動車会社の燃費節減技術が世界一になったように、厳しい電力制限のもとでは、今までにはとうてい考えられなかった効率のいい電気器具が生まれるかもしれない。現に、LED電球はたった7ワットでかつての60ワット以上の明るさを実現している。素人考えで言えば、今の日本の電力消費量を8分の1にしてもやっていけるということではないか!「窮すれば通ず」である。
10041004> 原子炉を解体できるか Hyde 2011/04/09 13:48
原子力の将来を考えるにあたって、今回の未曾有の大事故を経験した日本は大変な議論と知恵を重ねなければならないだろう。これも30年前の行政者たちが金権にまみれ、何の考えもなく原発を作りまくったツケなのである。われわれはそれを逃れることはできない。大転換をすることもできないのだ。これはどこの国でも言えることだ。原発を作った人々は、すべての問題を子孫に先送りしている。原子燃料は勝手に発熱している。電源がなくなり、冷却機能が失われるようなことは、地震や津波がなくともありうる。疫病の大流行や気候の大変動で多くの人々がいなくなり、かくして発電所の職員もいなくなってしまったら、それですべてはアウトなのだ。こんな恐ろしい施設が、世界中に300も、そして近い将来には400箇所にのぼるというのだ。1万年に一回しか起こらない大事故というのは、1万年後に起こるということではない。明日その事故が起きて、残りの9999年間起こらないということでもありうるのだ。今できることは、次世代の安全なエネルギーを作り出すシステムが実現するまでの”時間稼ぎ”しかない。仮に、今すぐに国内すべての原子炉を止めたとしても、安全に冷却されるまでに数年、そして放射性廃棄物を将来の子孫たちがなんら心配せずにいられるような処理の仕方ができるまでに最低30年はかかる。もちろんその間、何の利益も生み出さず、やたらに金を食っていくだけである。まさに手のつけられない怪物を生み出し、いつまでも飼育する羽目になっているのだ。その間、水力、火力、そしてわずかな電力を使ってしのいでいくしかない。現実問題として、それは不可能であろう。今やるべきことは建設計画のある原子力発電所をできるだけ早く完成させること。これは一見、逆行しているように見えるが、そうではなく、”新品”が完成するや否や、30年もはたらいてきたポンコツ原子炉を古い順に廃炉にするのだ。そうしないと解体費用すら生み出せない。黎明期のパソコンと現代のパソコンを比べてもわかるように、最新の技術と経験を用いて作った原子炉のほうが、古いタイプよりずっと信頼がおけるだろう(と祈る)。これから30年から60年の間、このようにして綱渡りでやり続けるしかない。
10051005> ビンラディンの殺害 Hyde 2011/05/02 19:33
オサマ・ビンラディンが死んだ。アメリカ国民の大部分は大喜びしているようだが、自分たちを被害者として見立て、単なる犯罪者としてしか見ていないことがよくわかる。歴史を長期的に見ようとしない、彼らの単純さには恐れ入る。ビンラディンはアメリカの国家が生み出した虚像であって、世界中にビンラディンはいくらでもいる。今の大統領オバマはブッシュ親子より、少しはましなのかもしれないが、今から1年後に再選で破れるか、再選に成功して5年後に引退すれば、別の大統領が出てきて、再びアメリカが世界中で、弱いものいじめをする時代が来る。そうなれば、続々とビンラディンが生まれてくるのだ。
10061006> 思い上がり Hyde 2011/05/03 07:56
「Justice Has Been Done 正義は行われた」これがアメリカの新聞の見出しだ。まるで自分達が正義の味方で、ビンラディンだけが犯罪者であるといわんばかりではないか。まるでこの瞬間、アメリカ合州国が第2次世界大戦以来行ってきた、人類に対する無数の犯罪が、帳消しになったかのようだ。アメリカ国民の大多数は、犯罪組織のボスが倒されたから、この組織は壊滅し、”平和を愛好する”市民が救われたと信じている。これは浅薄かつ危険な思い込みである。彼らの思い上がりが将来、新たなブッシュ親子を作り出すだろう。また、アルカイダは一人の人間を頂点とするピラミッド組織ではない。各国の組織がそれぞれ独自に活動している。幹部の交流も自在だ。テロを未然に防ぐには、まず自国が他国の国民にテロまがいのことをしないことが先決なのだ。

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