英会話の楽しみ

読解力や英文法とは全く違った世界だ!

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英語会話イディオム集(現在 S まで完成)

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映画 Die Hard より

英語の世界は、多種多様だが、本で読む文章の世界と、話す世界があまりに違っているにあきれてしまう。いわゆる会話教材として売っているものは、ゆっくりはっきりしゃべってくれ、文法的にも正しい内容がほとんどだ。ところが実際の会話では全く別の言語の法則が支配しているかのようである。

第一英語の音は聞き取りにくい。フランス映画やイタリア映画を見てわかるが、全く知らない単語を口にしてもその音は母音が綺麗に聞こえるので、どんな音なのかをカタカナで書き留めることができるほどだ。ところが英語の場合、子音と子音の間に母音が埋もれてしまって聞き取りにくい上に、子音の連続と他の音との結合によって音がすっかり別のものに変化してしまっていることも珍しくない。

変化するにしても規則性があるから、ある程度練習を積めばわかるようにはなるが、それにしても会話を楽しむためには、発音のみならず、相手あっての話だから、あうんの呼吸がとても大切だ。

このコーナーでは、従来の単なるイディオムの勉強にとどまらず(それは辞書を熟読しても達成できること)、相手の話とのキャッチボールであることから出発して、やりとりがどんな方向へ向かうのか、少々心理学的なことも含めて考えてみようと思う。

材料には映画のせりふを用いた。脚本はプロが考えに考え抜いてつくられた「対話集」である。最も効率よく、もちろん自然で(ストーリーにも夜が)、実際の場面への応用が最もしやすいと思われる。特に軽妙洒脱なやりとりや気の利いた表現を持ち出した瞬間などを見学してみよう。

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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