英会話の楽しみ

読解力や英文法とは全く違った世界だ!

HOME > 言語編 > 英語 > 英会話の楽しみ > Idioms (A)

A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y

A

speakerをクリックするとその会話文音声が聞けます

 

All kinds of

会話文音声speaker

Norman; I will eat whatever you will eat.

Seiji; They will have sweet corn, potatoes, pumpkins, and all kinds of sea food.

Norman; Will there be milk and butter and things like that?

Seiji; Oh, yes! Plenty of them! You will also enjoy Genghis Khan.

解説

All kinds of あらゆる種類の

Norman; I will eat whatever you will eat. 僕は君が食べるものと同じものを何でも食べるよ。

文章は二つにわかれます。I will eat と whatever you will eat とです。eat は他動詞で、もともとうしろに fish や meat のような名詞が来るのですが、ここでは whatever を先頭にした文章が来ています(名詞節)。後半の文はもともと I will eat anything. だったのですが、anything (代名詞)を whatever (関係代名詞)に置き換えたために文頭に出て、eat と結びつくようになりました。

Seiji; They will have sweet corn, potatoes, pumpkins, and all kinds of sea food.  とうもろこしや、ジャガイモや、かぼちゃ、いろいろな種類の海産物があると思うよ。

ここでの have の意味は eat / drink のことです。ここの中心的なイディオムである all kinds of は、うしろに名詞をつけることになります。A of B には二つのタイプがあり、(1)「B の A」(2)「A の B」のうち、(2)のタイプです。kind の前に the がつきますと(1)のタイプになってしまいます。同じ kind を使った慣用的表現では、< a kind of 一種の・・・>があります。

Norman; Will there be milk and butter and things like that? ミルクやバターや、そういう種類のものがたくさんあるでしょうねえ?

there の使い方に注意しましょう。もとになっている文は There are milk and... です。これに助動詞 will をつけて疑問文にしたものです。and の数に注意しましょう。「A, B and C」なら and は一個でいいはずです。「A and B and C 」となるということは、「A and B 」がひとかたまりで"同類"であり、のこりの「C」は異質なものであるという気持ちがこめられています。like は前置詞です。うしろに that という代名詞をつけて、ひとつのかたまり(形容詞句)となり、前の things を説明しています。

Seiji; Oh, yes! Plenty of them! You will also enjoy Genghis Khan. そうそう!たくさんあるよ!君はまた、ジンギスカン料理が気に入るだろうよ。

<plenty of 名詞>も「A の B」タイプです。plenty は much と違って、enough に近く、「たっぷり、さらにもっと多く」という語感です。also は、(1)「きみはまた」と(2)「きみもまた」の二通りの使い方があります。主語が変わらないのであれば(1)であり、主語が違うのであれば(2)ということになります。ですからこの文では(1)に該当します。Genghis Khan.はモンゴルの支配者の名前ですが、ここから料理名にもなりました。

応用

He gave all kinds of excuses, but it was no use. いろいろ言いわけを言ったが無駄だった。

動詞句<be no use / be of no use>は「(まるで)役に立たない」ということで、形容詞でいえば useless に該当します。

I saw all kinds of trick plays today.きょうはあらゆるトリックプレイを見たよ。

上へ

All over

会話文音声speaker

Norman; Look, Dad, Mom's sleeping.

Mr. Dewey; Well, what do you know ! The air out here is very fresh, and she was probably very tired.

Norman; Shall I wake her up?

Mr. Dewey: Yes, you'd better. We'd better be going home.

Mrs. Dewey: Oh, it's you ! Is the game over?

Mr. Dewey: It's all over.

解説

All over すっかりおしまい

Norman; Look, Dad, Mom's sleeping. あ、パパ、ママ寝ているよ。

「見てくれ」というときの命令形は、see ではなく look になります。look は意識的に見ること。これに対し see は本来、「見える」という意味ですが、実際の会話では「理解した、わかった」という意味を持っているのが普通です。Mom's = Mom is です。短縮形に慣れましょう。

Mr. Dewey; Well, what do you know! The air out here is very fresh, and she was probably very tired. ほんとうだ!ここは空気が新鮮だし、たぶんお母さんはとても疲れていたんだろう。

what do you know はれっきとした成句です。話の切り出しの文句に使われますが、文尾は!でも?でも使われています。what do you know about that がていねいな言い方です。びっくりするようなことを見聞きしたときに出てくることばです。「へえ」「こりゃ驚いた」などという語感にもなります。probably は副詞。形容詞形は probable 。その反対語は inprobable 。できごとやものごとの可能性が高いことを示します。

Norman; Shall I wake her up? おこしましょうか?

shall I は相手の意向をたずねるときの言い方。動詞 wake に注意しましょう。I wake up. なら「私は目覚める」ですが、 I wake 人 up なら「私は”人”を目覚めさせる」となります。

Mr. Dewey: Yes, you'd better. We'd better be going home. うん、そのほうがいいだろう。もう、うちへ帰ったほうがいい。

d'better = had better の短縮形で、助動詞です。go home の代わりに be going home にしていることは「帰らないより、帰ったほうがいい」ではなく、「今すぐ、帰ったほうがいい」という気持ちを表しているといえます。

Mr. Dewey: Oh, it's you! Is the game over? あら、あなただったの。ゲームは終わったんですか?

It's me/you/her/him などのように、It's ではじめる言い方に慣れておきましょう。形容詞 over は、 School is over のように、ひとつのできごとや期間が終了した場合に使います。「終えた」のではなく「終わった」のです。

Mr. Dewey: It's all over. ああ、すっかり終わったよ。

したがって、all over についている all は強調の働きをしていると考えられます。

応用

The honeymoon is all over. 蜜月期間はすっかりすんだんだよ。

The examination are all over. 試験はすっかりすんだ。

上へ

Another helping

会話文音声speaker

Yoshiko : Do you care for another helping?

Anne : No, thanks. I am sure I've had enough ozoni for a while.

Yoshiko : Let's go outside and play.

Anne : Oh, it'll be good to work off that omochi.

解説

Another helping おかわり

Yoshiko : Do you care for another helping? おかわりいかが?

動詞の care には、「世話をする」という意味のほかに、うしろに for や to do をつけると「欲する、望む」という意味を持つ場合があります。ただし否定形や疑問形で使うのが普通です。動詞の help を調べると、人に食べ物などをとってやるという意味があり、そこから食べのや飲み物をよそう、盛るという意味が発生しています。この動詞を ing形にして名詞化しています。another という形容詞・代名詞には<1つ追加>のことですので、全体として「おかわり」の意味になります。

Anne : No, thanks. I am sure I've had enough ozoni for a while. いいえ、もうけっこうよ。お雑煮はもういいわ。しばらく。

No, thanks の -s に注意しましょう。これは名詞で複数形なのです。I have が I have had 、つまり現在完了形が使われています。「食べている」ではなく、「食べ終わった」ことに重点を置くとこの時制になります。while は接続詞として「・・・の間」がよく知られていますが、その名詞形は( a がついているのでわかる)<ある一定の長さの時間>を表すことになります。

Yoshiko : Let's go outside and play外へ行って遊びましょう。.

outside は反対語である inside とともに、副詞用法もあるので、go/come など、<移動動詞>についた場合には home などと同じく、前置詞は不要です。このタイプ以外の動詞の文についた場合には on the outside をよくみかけます。

Anne : Oh, it'll be good to work off that omochi. オモチの消化にいいわ。

it が to以下をあらわしている、仮主語の構文です。成句としての work O off についてはさまざまな意味に使えます。副詞 off とは「取り除く」という意味がありますから、<何かを働かせて何かを取り除く>が原義で、<胃を働かせて内容物を取り除く>→<消化する>というように解釈できます。

応用

May I have another helping of salad? サラダをおかわりしてもいいですか?

How many helpings have you had? 何杯おかわりしたの?

上へ

Anything under the sun

会話文音声speaker

Mr. Goto : The guide we had was not only beautiful. She had a good head on her shoulders.

Mr. Thomas : How could you tell?

Mr. Goto : We had quite a long chat. She was still in high school, bu she could discuss anything under the sun.

Mr. Thomas : Perhaps she could carry on a conversatioon in just about any language with anybody aboard.

Mr. Goto : I wouldn't be a bit surprised if she did. When she got through talking with me, she was answering questions in German for an elderly couple.

解説

Anything under the sun 何でも

Mr. Goto : The guide we had was not only beautiful. She had a good head on her shoulders. そう、われわれのガイドさんは美しいだけではありませんでした。とても頭のいい人でした。

「The guide we had われわれについたガイド」は 「we had the guide われわれはガイドをつけた」の語順がひっくりかえったものです。これによって guide は先行詞となり、省略されているが we とのあいだに関係代名詞 whom がはさまることになります。最後にわざわざ、「 on her shoulders 肩の上に」をつけることにより、head の意味が具体的にわかります。これは「Take an umbrella with you 傘を持っていきなさい」の場合に take の意味をはっきりさせる工夫に似ています。

Mr. Thomas : How could you tell? それがどうしてわかったのですか。

「知っている(状態)」をあらわすには know が最も適しています。これに対し、「知る、見分ける、わかる(変化)」については understand, realize, find (out), discover, tell などが向いています。助動詞の can が使われていることにも注目しましょう。

Mr. Goto : We had quite a long chat. She was still in high school, bu she could discuss anything under the sun. かなり長いこと話をしました。まだ高校生でしたが、どんな話題についても話ができました。

talk = have a talk のように chat = have a chat となり、<自動詞=have + 目的語>のパターンです。この形式の利点は目的語の前にいろいろな形容詞を置けるということです。なお可算名詞の場合が多いですから、そのときは通常 a を必要とします。副詞 quite に注意しましょう。多くの場合このように不定冠詞 a はそのうしろにきます。不定代名詞 anything は肯定文で用いるとそのままで、例外がないということで「何でも」の意味になるのです。under the sun は単なる飾りです。疑問文での anything は「なにか・・・?」と相手にその答えを強く求める気持ちを表します。なお、everything でも使えます。

Mr. Thomas : Perhaps she could carry on a conversatioon in just about any language with anybody aboard. きっと船の客となら誰とでも、何語ででも、どんどん会話ができたことでしょう。

carry on + O は「・・・を続ける」というのが主要な意味の、使い道の広い成句ですが、ここでの carry on a conversation は「誰かと会話をする」という意味だけです。前置詞と名詞の結びつきに注意しましょう。in + language であり、with + anybody とそれぞれの組み合わせにより副詞句を作っています。just about は形容詞の any を強めているだけ。副詞 aboard とは「(船、飛行機、列車)の内部で、に乗って」を表す便利なことばです。board は「板」、板を敷き詰めてあるのが「通路」、通路があるのが「公共輸送機関」というように生まれたことばのようです。

Mr. Goto : I wouldn't be a bit surprised if she did. When she got through talking with me, she was answering questions in German for an elderly couple. できたとしても少しもおどろきませんね。わたしの話がすむと、彼女は年配の夫婦のドイツ語の質問に答えていました。

第1文の would と if....did はかたちが過去形になっています。これはまさに<仮定法過去>のしるしです。そうなることを想像していっていることを表します。したがって did = carried.... だということになります。get through O( ...ing も含む)は「・・・を終える」という意味の成句です。これにはほかにもいろいろな意味がありますから、注意してください。older が単なる「加齢」をあらわすのに対し、elder は兄弟間などで「(比較した上での)年上」を示すのに使われます。さらに elderly も形容詞で、誰かよそ様を示すのに使う、尊敬の気持ちをこめたことばです。なぜwas answering と進行形にしたのか?これは単に「答えた」という事実ではなく、自分は彼女が答えているのを、その間じっと「観察していた」という気分を表すためなのです。

応用

何か新しいことでもあって。 Anything new under the sun?

われわれは一晩中語あかした。 We sat up all night discussing everything under the sun.

He disapproves everything under the sun except himself. 彼は自分以外のものは何でも気にくわないのだ。

上へ

Arrive at

会話文音声speaker

Mr. Newman : When we arrived at the first shrine, I thought it was it, and told the driver to go.

Miss Nagata: But he refused to leave you. Is that it?

Mr. Newman : Yes, he kept saying, "More, more," and "Wait, wait."

Miss Nagata: He meant, "There is more to see, and I will wait for you."

Mr. Newman : I gathered that.

解説

Arrive at 到着する

Mr. Newman : When we arrived at the first shirne, I thought it was it, and told the driver to go. 最初の神宮に着いたとき、これが全部と思って、運転手さんにもう帰ってよいといいました。

動詞 arrive は自動詞で直接目的語をつなぐことができません。間に前置詞が必要です。到着する場所が狭いところ、施設などですと at がつかわれ、地域や行政区分などですと in が用いられます。it was it とは「それはそれだ」、つまり「それがさしているものはそのものだ」という発想の面白い表現です。動詞 tell の文型は命令の内容を伴っているので、< tell 人 toV >となります。

Miss Nagata: But he refused to leave you. Is that it? ところが彼は帰ろうとしなかった。そうでしょう。

動詞 refuse には toV をつけることができます。同意語である reject にはそれができません。leave you は「あなたのところを去る→あなたをおいて帰る」という意味に使われています。Is that it? も it was it の発想に通じる、会話によく用いられる表現です。

Mr. Newman : Yes, he kept saying, "More, more," and "Wait, wait." そうなんです。そして "More, more,"""Wait, wait" と言い続けたんです。 

動詞句 keep Ving は、「・・・し続ける」という意味で、同意語である keep on Ving には、さらに”しつこい繰り返し”の意味合いが加わります。今回はそれほどでもないのでしょう。

Miss Nagata: He meant, "There is more to see, and I will wait for you." それは「まだ見るところがあるからお待ちしましょう」という意味だったのですね。

mean の活用は mean-meant-meant となり、発音も原形とあとの2つとは大きく異なります。なおここの mean をもっとていねいに言うと mean to say ということで「・・・と言うつもり」をあらわします。more to see の more は much の比較級で代名詞です。このことはこの文が There is... で始まっていることからわかります。

Mr. Newman : I gathered that. そうだろうと察しました。

動詞 gather の本来の意味は「・・・を集める」、つまりここでは”さまざまな情報を集めてそこから推察したうえで結論を出した”、ということです。

応用

When did you arrive in Japan? 日本にはいつお着きになりましたか?

I arrived at Haneda the day before yesterday. 一昨日羽田につきました。

We waited for two hours, and arrived at the conclusion that he was not coming. 2時間待って、彼は来ないだろうという結論に達しました。

上へ

As far as

会話文音声speaker

Norman : I want to talk to you, Dad.

Father: All right. What's on your mind, Son?

Norman : Seiji and I would like to go somewhere together.

Father: That's an interesting idea, but where?

Norman : We'd like to go up north.

Father: How far up north, Norman?

Norman : Can we go as far as Hokkaido?

Father: That's a long way off. Let me talk with Mother about it.

解説

As far as ある(場所)まで

Norman : I want to talk to you, Dad. ちょっとお話したいんですが、お父さん。

この言い回しは、改まって何か相談事を始めたいときによく使う表現です。speak / say / tell のいずれでもなく、 talk を使っています。

Father: All right. What's on your mind, Son? いいよ。何か用かい。

「心の中で(何か考えている)」という場合の表現は in your mind ではなく、on your mind になっていることに注意しましょう。成句<on one's mind >という形であらわされ、「心に(アイディアが)浮かぶ」のです。

Norman : Seiji and I would like to go somewhere together. 盛次君と一緒にどこかに行きたいのです。

自分の願望を表す「would like to V 」が使われています。また、somewhere が先で together があとになる順番に注意しましょう。

Father: That's an interesting idea, but where? それはおもしろいね。でもどこへ行きたいの。

where のあとには would you like to go が省略されています。

Norman : We'd like to go up north. 北のほうへ行きたいんです。

日本語でも「北上」といいますから up を使います。逆に「南下」は go down south となります。イギリス人から見るとオーストラリアやニュージーランドは、南のそのまた南にありますから、「Downunder 」と呼んでいます。

Father: How far up north, Norman? 北のどのへんまで行きたいのかい、ノーマン。

これは How far would you like to go up north? の省略形です。How far の表現は<距離>をたずねる疑問形式です。転じて「程度」を尋ねる場合にも使います。例;How far can you be trusted? 君はどのくらいまで信用できるかな?

Norman : Can we go as far as Hokkaido? 北海道まで行ってもいいですか。

ここでの as far as は接続詞ではなく、前置詞 up to としての働きをしています。つまりある特定の場所あるいは距離をあらわしています。時間における「・・・まで」は until / till ですから区別が必要です。

Father: That's a long way off. Let me talk with Mother about it. ずいぶん遠いんだね。お母さんと相談してみるよ。

ここでの way は名詞としての働きを離れて、まるで場所を表す副詞のようです。つまり、<通り道><方向>を表すのに用いられています。このため、多くの場合、前置詞(たとえば in )を必要としません。off は「(ここから)離れた」という意味の副詞。Let me の表現に注意しましょう。これは I wil talk with Mother の前に<使役動詞 let >をかぶせたものです。「即答できないから、わたしが・・・する間、猶予(ゆうよ)をくれ」という気持ちを表すときに使います。

応用

I have fisnished as far as chapter nine. 第9章まで終わりました。

As far as I know, he is dependable. わたしの知る限りでは彼は信頼できる人ですよ。

You may drink milk as much as you like. 牛乳はのみたいだけのんでいいよ。

Take as many chairs as necessary. 必要な数だけ椅子を持っていきなさい。

上へ

As for

会話文音声speaker

Hiroko : As for you, boys. Andy, you bring a case of Cherry Cola.

Andy: That's heavy.

Bess : You are strong enough.

解説

As for ・・・に関しては

Hiroko : As for you, boys. Andy, you bring a case of Cherry Cola. さてあなたがたボーイズはと。アンディ、あなたはチェリー・コーラを一箱もってくる。

as for は前置詞のはたらきをしていますので、うしろに名詞をつけて使います。これは以前、話題にしていたことを再び持ち出すときに使います。今回の場面は、裕子がいくつかのグループにやるべき仕事を割り振りしているところですから、すでに別のグループについてはすでに指示が済んでいて、今度は男の子のグループが指示を受ける番だということです。

「ひと瓶の a bottle of 」「1カートン(ボール紙で普通6本入り)の a carton of 」「1杯の a cup of / a glass of 」と同じく、「ひとケース(普通24本入り) a case of 」の言い方があります。

Andy: That's heavy. 重いな。

まだ買ったり、用意したわけではないので、このケースは今、目の前にありません。このような場合には最初の代名詞は it ではなく、 that を使います。ただしこれ以降に、このケースについて何やかや話題にするのなら、今度は it に変わります。

Bess : You are strong enough. あなたはじゅうぶん力があるわよ。

enough の位置が重要です。副詞であるときは形容詞や副詞のうしろに置かれます。もし形容詞なら、他の形容詞と同様に名詞の前です。

応用

As for me, give me liberty or give me death? ( Patrick Henry ) われには自由を与えよ、さもなくば死を!

As for tomorrow, we'll worry about tomorrow. 明日のことは明日考えることにしよう。

As for money, let's ask the Ways and Means Committee. お金のことは財政委員にたのみましょう。

上へ

As long as

会話文音声speaker

Mother : This letter goes to the States, but I don't know what the postage will be.

Tony : I get it.

Mother : Here's one hundred yen. It should be enough.

Tony : As long as I am going to the post office, I might as well get some air letters.

Mother : It's a good idea. Be careful crossing the street.

Tony : I will.

解説

As long as ・・・するからには

Mother : This letter goes to the States, but I don't know what the postage will be. この手紙は合衆国行きなのよ。でもわたしには、その郵便料金がどれくらいになるかわからないの。

state は”州”といういみがありますが、ここでは the を伴った大文字で始まっているので、”アメリカ合衆国”のことです。postage とは post から派生した、”郵便送付にかかる費用”のことです。The postage is one thousand yen. これに handling が加わると”包装荷造り・手数料”も払うことになります。時制に関していいますと、go は確定していることだから<現在形>、be は不確定のことなので<未来形>を使っています。

Tony : I get it. わかりました。

この I get it. は、”相手の伝えたい内容を受け取った、了解(諒解)した”という意味です。

Mother : Here's one thousand yen. It should be enough. ここに1000円あります。それで間に合うはずですから。

ここでの should は”義務”をあらわす「べき」ではなく、”(自分の確信に基づく)当然”をあらわす「はず」を意味しています。

Tony : As long as I am going to the post office, I might as well get some air letters. 郵便局に行くんならついでに、航空書簡をいくつか買ってこようと思います。

接続詞 as long as / so long as は3つのとりかたが考えられ、(1)”・・・する限り”一方が確定するならもう一方もありうるという場合で条件節を作り、一見 if に似ています。(2)”・・・と同じ時間に”同じ時間の間に起こる二つのできごと。(3)”・・・するからには”一方のことを前提にしてもうひとつのことを言うとき。ここでは第3番目に近いでしょう。

助動詞の might as well は(1)”・・・してもいい、・・・しようかな”あんまり熱意や興味はないが、ついでなのでやってもいいという気持ちを表します。(2)”・・・したほうがまし、・・・したほうがいい”二つの行為が大して違わないときに消極的な気持ちで一方を述べるのに使います。I might as well throw it away as I lend it to him. のように”極端なたとえ”に利用される場合もあります。この会話では(1)に該当するでしょう。

Mother : It's a good idea. Be careful crossing the street. それはいいわね。通りを横切るときは注意するんですよ。

be careful to V や be careful that SV であれば”・・・であるように、・・・がおこなわれるように注意する”となりますが、 be careful Ving であれば”・・・するときに、・・・する場合に注意する”となります。

Tony : I will. はい。

命令形で言われた内容は未来に関することなので、答えは現在形ではなく、この場合のように未来形で答えます。

応用

As long as you're going by the sation, ask about the new schedule for me. どうせ駅のそばを通るなら、新しいダイヤについてきいてきてくれないか。

As long as you are going to see a doctor about your cold, have look at your rash. お医者さんにかぜのぐあいをみてもらうなら、”できもの”もみてもらっていらっしゃい。

上へ

As much as

会話文音声speaker

Fred : Do boys and girls in Japan go out together?

Sachiko : Of course, they do, although not as much as they do here.

Fred : Where do they go when they do go out together?

Sachiko : It depends on the season. The movies are a good year-round entertainment.

Fred : They make some excellent movies in Japan, too.

Sachiko :Have you ever seen any Japanese films?

Fred : Oh, yes. Some stories were hard to understand, but the acting was fine.

解説

As much as ・・・と同じくらい

Fred : Do boys and girls in Japan go out together? 日本では男の子と女の子はデートをするの。 

疑問文の最初、Do に気をつけましょう。この go out together は have a date のことです。

Sachiko : Of course, they do, although not as much as they do here. もちろんしますわ。でもアメリカほどではありませんけれど。

接続詞 although の前にはコンマが打たれています。質問の返事をした後で、訂正を加える”追加情報”を述べるためです。although のあとをていねいに書けば、Boys and girls in Japan do not go out together as much as they do here. となります。主語と動詞が原文では省略されているわけです。残ったが、否定を表す not と、<程度比較>を表す as much as です。much は Thank you very/so much にも使われている副詞です。<数量比較>を表す as many as と異なり、こちらは回数、強度、熱意などに幅広く用いられます。最後にある here とは、この会話が行われている場所のことで、この文ではアメリカをさしています。

Fred : Where do they go when they do go out together? デートのときはどんなところへ行くの。

they do go out に入っている do は”強調”の助動詞であって、別にこれなしでも文は成立しますが、このようについていると”いざ、行くとなれば・・・”のような気持ちがこめられることになります。

Sachiko : It depends on the season. The movies are a good year-round entertainment. 季節にもよります。映画などは一年中いい娯楽ですわね。 

depend on は「頼る、依存する」という意味から「(何かに)影響される」に至るまで幅広く使える動詞です。year-round は間をハイフンでつながれていますが、このようにすると名詞修飾、つまり<形容詞限定用法>の働きをすることができます。cf. depend-dependence/dependency-dependable/dependent

Fred : They make some excellent movies in Japan, too. 日本ではいい映画を作るね。

とりたてて適当な主語がない場合、they が頻繁に用いられます。ここではもちろん”日本における映画製作関係者”というほどの意味です。cf. excel-excellence-excellent

Sachiko :Have you ever seen any Japanese films? フレッドさん日本の映画をごらんになったことあって? 

この文章は ever を含む現在完了形を使っています。つまり”現在に至る長い期間に”<経験>したかをたずねています。any はsome が変化したものと考えられますが、”映画であればどんなジャンルでも問わない”というように制限を取り払った疑問文になります。

Fred : Oh, yes. Some stories were hard to understand, but the acting was fine. あるよ。よくわからない物語もあったが、俳優たちの演技はたいしたものだった。

この文での some は all に対する語です。つまり「すべてではないが、一部は・・・」という意味をこめています。understand は他動詞です。この文を it で書き始めると、It was hard to understand some stories. となります。基本的には同じ意味ですが、some stories が文末になっているため、読む側にとってはこれが文の「焦点」になっていません。

応用

A : How much wine may I borrow? B: As much as you need. ぶどう酒をどのくらいお借りしていいかしら?いくらでもご入用なだけ。

Spend as much money as you like. 好きなだけお金をつかいなさい。

I love you as much as you love me. あなたがわたしを愛しているのと同じくらいわたしはあなたを愛しています。

上へ

As usual

会話文音声speaker

Andy : How's your dog ? What's his name ?

Bob : Oh, Barkie? He's okay.

Andy : Barking as usual ?

Bob : Yes, he is..

Andy : How old is he now ?

Bob :He is just one year old.

Andy : Say "bowwow" for me.

Bob : I'll do that.

解説

As usual いつものように

Andy : How's your dog ? What's his name ? きみの犬はどうだい?名前は何と言ったっけ?

あいさつことば、How are you ? と同じですから、健康状態を尋ねる疑問文です。

Bob : Oh, Barkie? He's okay. ああ、バーキーのことかい?元気だよ。

Andy : Barking as usual ? あい変らず吠えているかい?

as usual は「普段どおりにやる」という意味で、副詞的な表現です。形容詞 usual の副詞形はおなじみの usually となります。

Bob : Yes, he is. うん。

Andy : How old is he now ? いまいくつだったけ?

Bob :He is just one year old. ちょうど1才だ。

just は only と違って否定的な意味がありません。「たった」ではなく、「まさに」という意味が加えられます。

Andy : Say "bowwow" for me. ぼくのかわりにわんわん(よろしく)と言っといておくれよ。

英語での犬の吠え声や猫の鳴き声の描写は、日本語とは全然違います。文化によって違って聞こえるわけです。前置詞の for はここでは「利益(・・・のため)」ではなく「代理」を表しています。

Bob : I'll do that. そうしよう。

help you とか carry the bag のように2語程度で言える具体的な行為であるならば、do it ですが、もっと大きく広がる行為ならこのように that が好まれます。

応用

Mr. Kimura was very considerate as usual. 木村さんは、いつものようにとても思いやりがありました。

The audience was enthusiastic as usual. 観衆はいつものようにとても熱狂的でした。

Treat the guest with utmost courtesy as usual. お客さんはいつものように最高のていねいさでもてなしなさい。

上へ

Ask one in

会話文音声speaker

Sachiko : Hello, Mrs. Peterson ! I'm home.

Mrs. Peterson : Am I glad to see you ! How did you come back ?

Sachiko : Fred drove me home.

Mrs. Peterson : Oh, that was nice. I knew he would. Why didn't you ask him in ? It's dark right now, but I could have given him a cup of hot tea.

Sachiko : He had to get the car back to the owner by six. It's all right, Mrs. Peterson. He wangled a date out of me.

解説

Ask one in 入っていただく

Sachiko : Hello, Mrs. Peterson ! I'm home. ただ今帰ってきました。

日本語では「帰る」という、動作をあらわす動詞になっていますが、英語では「家にいる」という表現を使っています。この<Be動詞+副詞>である be home は「(さっきまで外にいたが、今は)家に入っている」ことをあらわします。一方、<Be動詞+前置詞+名詞>の組み合わせである be at home のほうは「(外出しないでずっと)家にとどまっている」という意味です。

Mrs. Peterson : Am I glad to see you ! How did you come back ? まあよかったこと。どうやって帰ってきたんですか。

I am glad のところを Am I glad と変えて、まるで疑問文を作るかのように倒置していますが、これは形容詞 glad を強めるためのものです。< How +移動動詞>の場合は「移動手段、交通手段」を尋ねていると考えられます。

Sachiko : Fred drove me home. フレッドが運転してきてくださったのです。

ここでも副詞の home が活躍しています。come home / go home / arrive home / leave home / stay home / walk home など、移動動詞との組み合わせが多数存在します。

Mrs. Peterson : Oh, that was nice. I knew he would. Why didn't you ask him in ? It's dark right now, but I could have given him a cup of hot tea. それはよかったわ。わたしそう思っていたわ。中に入っていただけばよかったのに。うちの中は暗いけれど、温かいお茶ぐらいならあげられたのに。

第1文の nice は単に「すてきだ」の意味のみならず、多くの場面で使用できます。ここでは「運がよかった」「物事が順調にはこんだ」などの意味で使われています。第2文での I knew he would とは、I knew that he would drive you home. のことです。know が過去形の knew になっているのは、「そうなることを前もって知っていた、予想していた」ということです。このため、うしろの助動詞 will は時制の一致で would になっています。第3文のask one in (one = someone )とは ask one to come in the room とか ask one to come in the house などの意味をこめた表現です。前置詞としての in が副詞に転用された例です。第4文で dark といっているのは、大嵐で停電してしまったからです(別項の会話文音声より)。最後の部分では、 I gave him であれば、実際にお茶をあげたという”事実”を述べることになりますが、本文に使われている形式である、 I could have given him とか、さらに I would have given him とか I might have given him であれば”実際に起こらなかった過去のことについての想像”を示すことになります(仮定法過去完了)。

Sachiko : He had to get the car back to the owner by six. It's all right, Mrs. Peterson. He wangled a date out of me. 持ち主に車を6時までに返さなければならなかったのです。いいんですよ。無理やりデートの約束をさせられてしまったんだから。

had to は have to の過去形です。助動詞的表現でありながら、見過ごされやすい部分です。get something back は、bring something back や take something back に使われている、「戻す」という意味の副詞 back が重要な意味を担っています。動詞 wangle とは「企みや巧みな説得によって何かを手に入れたり、手はずを整えたりする」ことを意味します。あとに続く前置詞による A out of B に関しては、「take a cookie out of the box 箱からクッキーを取り出す」にみられるように、「わたしから(うまいことだまして?)デート(の約束を)引き出す」という意味をあらわしています。

応用

It it's Mr. Miyamoto, ask him in. もし宮本さんなら、入っていただきなさい。

A : It's Mrs. Koyama. B : Ask her in by all means. 小山さんの奥さまよ。ぜひ上がっていただいて。

上へ

At one's finger tips

会話文音声speaker

Mr. Boothe : Who's the fellow who handles things at the Embassy?

Mrs. Boothe : Yes, We met him at the Christmas party, didn't we?

Mr. Boothe : It's a very easy and common name like Smith or Brown.

Mrs. Boothe : You used to have people's names at your finger tips.

Mr. Boothe : All right. So I am getting old. I've got it! It's Wright.

Mrs. Boothe : What's right?

Mr. Boothe : Wright is his name. It begins with W.

解説

At one's finger tips おてのもの

Mr. Boothe : Who's the fellow who handles things at the Embassy? 大使館でこういう事務を扱っている人はなんという名前だったかな。

fellow というのは man の古めかしい言い方です。handle things は直訳すれば、「(さまざまな)物事を扱う」。ひとつの役所としてではなく、頭に国名がついている( American, French, Japanese など)という前提で話が進んでいるのなら、the Embassy は大文字となります。

Mrs. Boothe : Yes, We met him at the Christmas party, didn't we? そう。クリスマス・パーティで会った人だったわね。

didn't we? は相手に肯定の返事を促す<付加疑問>のひとつです。

Mr. Boothe : It's a very easy and common name like Smith or Brown. ごく易しいありふれた名前だった。スミスとかブラウンっていったような。

common には「共通の same, similar 」という意味もありますが、easy などと並べた場合、「大多数に存在する、頻繁に起こる」という意味になります。like は<前置詞>です。

Mrs. Boothe : You used to have people's names at your finger tips. あなたは、人の名前がいつもすぐすらすらと出てきたのに、この頃はどうなすったんですか。

助動詞の used to は”過去の習慣”をあらわし、「かつてはそうだったが、今はそうではない」という暗黙の事実を示しています。at your finger tips は直訳すれば「指の先で」という意味ですから、実にらくらくとできるさまを表しているようです。

Mr. Boothe : All right. So I am getting old. I've got it! It's Wright. いいよ。ぼくがだんだん年取ってきたっていうんだね。思い出した。Wright っていうんだ。

ここで使われている so は「それだから、そんなわけで」という程度の意味です。I've got it! は remember を使うよりもずっと直截的で会話に向いています。

Mrs. Boothe : What's right? 何が right なんですか。

英語のつづり字では、r の前につく w は発音されません(例; write, writ, wrack, wrangle, wrap など多数)。ですから、Boothe 夫人は「何が正しいのか」と勘違いしたのです。

Mr. Boothe : Wright is his name. It begins with W. Wright っていううのがその人の名前なんだ。 W の字で始まる名前だ。

頭文字や、最初に行われる催し物をあらわすのに、「・・・ではじまる」は begin with というように前置詞の with をつかいます。

応用

Wait a minute. I have it at my finger tips. ちょっとお待ち。すぐわかるから。

Mr. Kezuka has history dates at his finger tips. 毛塚さんは歴史的な日付に得意だ。

I used to have telephone numbers at my finger tips. わたしは電話番号はすぐ思い出すことができたのだが。

上へ

At one's service

会話文音声speaker

Mr. Derwey : Thank you for coming. I apologize for this, but the matter is very urgent, and I just had to see you.

Mrs. Suzaki : You know that I am always at your service.

解説

At one's service あなたのためなら何でも

Mr. Derwey : Thank you for coming. I apologize for this, but the matter is very urgent, and I just had to see you. おいでいただいて恐縮です。すまないと思っているのですが、緊急な用事ができてしまって、どうしてもあなたにお目にかからなければならなかったのです。 

thank と apologize の後に使われている前置詞の for に気をつけましょう。いずれも「理由」をあらわしています。the matter とは「対処しなければならない、状況や主題」のことをあらわします。こういう場合の主語としては最適です。just はここでは強めの意味で使っています。

Mrs. Suzaki : You know that I am always at your service. あなたのおっしゃることなら何でもさせていただきます。

You know とは相手との”暗黙の同意”があることを示している表現です。at your service とは「あなたへの奉仕にあたっている」というのが原義です。形容詞句ですので、その前に be動詞とつけて主語と結合させます。

応用

Mrs. Booth : Will someone put my baggage in the car? Bllboy : Yes, Ma'am. I'm at your service. 誰かわたしの手荷物を車にのせてくださいませんか。はい、わたしがいたしましょう。

上へ

At the end of

会話文音声speaker

Bob : Where's the rest room?

Masao : It's at the end of the hallway.

解説

At the end of ・・・の終わりに

Bob : Where's the rest room? お手洗いはどこ?

日本語と同じく、便所はたくさんの言い方があります。婉曲にするために用便以外の行為を言うわけです。rest は「休憩」ですし、toilet は toilette からきており「化粧、身づくろい」ですし、bathroom はもちろん「風呂場」から来ています。

Masao : It's at the end of the hallway. 廊下の突き当たりにあるよ。

end は「終末、端、末端」のことでは前置詞の at をつかいます。「結末」の場合は in です。ともに定冠詞が必要です。hallway とは西洋式の家屋で部屋と部屋とをつなぐものですから、日本式家屋の廊下とは異なります。

応用

I'm at the end of the rope. 万事休す(縄の終わりに来てしまった)

What happens at the end of the story? 話の終わりはどうなるの?

上へ

HOME > 言語編 > 英語 > 英会話の楽しみ > Idioms (A)

© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

 
inserted by FC2 system