英会話の楽しみ

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最終更新 2014/05/29 完成予定 2014年末(順調にいけば)

M / N

各項目のspeakerをクリックするとその会話文音声が聞けます

 

Mad at

会話文音声speaker 210

Bess : Everybody is mad at you, Billy.

Billy : Why at me? What have I done?

Bess : You told Alice about the party, didn't you?

Billy : After all, it's a party for her, isn't it?

Bess : Of course, it is. A surprise party for her! And you had to tell her!

Billy : Gee, I'm sorry. Why do I have such a big mouth?

解説

Mad at ・・・のことをおこっている

Bess : Everybody is mad at you, Billy. みんながあなたのことをおこっているわよ。

形容詞 mad は、かつて「狂っている」という意味がありましたが、それはいまではあまり使われなくなり、<be mad at 人>や<be mad about ものごと>という形で「怒っている」という意味が中心になりました。

Billy : Why at me? What have I done? なぜぼくのことを。ぼくが何をしたんだい。

これは Why are they mad at me? の省略文です。この文脈では自分のやったことの責任を”今”問われているので、過去形の What did I do? ではなく、現在完了形が使われます。

Bess : You told Alice about the party, didn't you? アリスにパーティのことを言ったでしょう。

ここでの tell の文型は<tell 人 about ものごと>です。

Billy : After all, it's a party for her, isn't it? だってアリスのためのパーティだろう。

副詞句<after all>は「あることを説明するのに、役立つようなことを付け加える場合」に使われます。つまり、ここでの Billy の論理は”アリスのためのパーティだ⇒だから彼女にそのことを告げても構わない”となります。

Bess : Of course, it is. A surprise party for her! And you had to tell her! もちろんよ。不意打ちパーティよ。それなのに言っちゃって!

不意打ちパーティは秘密厳守が基本ですが、どうしても誰かが漏らしてしまうもの。本来は You told her! なのに、助動詞的表現<have to V>の過去形が加えられていますが 、ここでは「義務」の意味ではなく、「厄介な問題や迷惑な事柄が持ち上がった時に、それを表現する場合」に用いられています。

Billy : Gee, I'm sorry. Why do I have such a big mouth? やあ、それはすまない。ぼくはなぜこんなにおしゃべりなんだろう。

<gee>は、「困ったとき、びっくりした時」に発する間投詞です。日本語での<口>は、どちらかというと”食欲”を連想させますが、英語での<mouth>は”会話”を連想させることが多いようです。

応用

Who's mad at whom? 誰が誰のことをおこっているの?

主格の who と目的格の whom による使い分けに注意しましょう。

I'm mad at you. 私あなたのことをおこっているのよ。

Please don't get mad at me. 私のことおこらないでね。

<be mad at>の代わりに<get mad at>を使うと怒っている”状態”より、怒るという”変化”が強調されます。

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Made from

会話文音声speaker 211

Lucy : Thanks for inviting me to stay for dinner.

Hiroko : Oh, the pleasure is ours.

Lucy : Everything on the table is new to me.

Hiroko : Are they?

Lucy : May I ask questions, Hiroko?

Hiroko : Certainly.

Lucy : What's this white jelly-like stuff?

Hiroko : It's tofu.

Lucy : What's it made from?

Hiroko : Soy beans.

解説

Made from ・・・から造る

Lucy : Thanks for inviting me to stay for dinner. お夕飯にお招きいただいてありがとう。

動詞の thank では<thank 人 for 理由>が普通ですが、名詞の場合複数形にして<thanks for 理由>の形がよく用いられます。

Hiroko : Oh, the pleasure is ours. うれしいのはこちらよ。

ours = our pleasure となっている決まり文句。

Lucy : Everything on the table is new to me. テーブルの上にあるものはみんな珍しいわ。

new to me を直訳すれば、「私にとって新しい」となります。

Hiroko : Are they? そう?

Are they new to you? の省略文です。

Lucy : May I ask questions, Hiroko? 裕子さん、質問してもいいですか。

Hiroko : Certainly. どうぞどうぞ。

Lucy : What's this white jelly-like stuff? この白いゼリーのようなものはなあに。

jelly と前置詞 like の間がハイフンで結ばれていることに注意しましょう。この形式は、具体的な例を持ち出すのに用いられます。

Hiroko : It's tofu. 豆腐よ。

Lucy : What's it made from? なんでできているの。

この文章は受動態ですので、 what のあとに is がついていることに注意しましょう。この成句は<(be) made from 原料>となるのが一応の原則です。原料は、製品になると、たいてい大きく姿や性質を変えています。

Hiroko : Soy beans. 大豆よ。

応用

What's this dress material made from?--It's made from wool and cotton. この服地は何でできていますか。-羊毛と木綿です。

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Made of

会話文音声speaker 212

Lucy : Look what I made.

Hiroko : What is it?

Lucy : It's a paper knife.

Hiroko : What is it made of?

Lucy : Bamboo! I painted it myself.

Hiroko : It's pretty.

Lucy : I want to give it to you.

Hiroko : You made it. You should keep it.

Lucy : I made a dozen of them.

Hiroko : Oh, you did? Gee, thanks.

解説

Made of ・・・でつくる

Lucy : Look what I made. わたしのつくったもの見て。

what I made = a thing which I made です。

Hiroko : What is it? なあに。

Lucy : It's a paper knife. ペーパーナイフよ。

Hiroko : What is it made of? なにでつくったの。

made from 異なり、<(be) made of O>は”材料”が何かわかるようなものを示すといわれています。

Lucy : Bamboo! I painted it myself. 竹よ。自分で絵をかいたの。

Bamboo のアクセントは最後にあります。この myself は SVO のあとに自分であることを強調するために副詞的に追加したものです。

Hiroko : It's pretty. きれいね。

Lucy : I want to give it to you. あなたにさしあげたいわ。

Hiroko : You made it. You should keep it. じぶんでおつくりになったのだから、もっていらっしゃいよ。

動詞 have が「所有している」意味が濃厚なのに対し、keep は「返さない、失わない」側面が強調されます。

Lucy : I made a dozen of them. 1ダースもつくったのよ。

a dozen of... = 12 と考えていいでしょう。複数形の dozens of... = a lot of... となりますが。

Hiroko : Oh, you did? Gee, thanks. まあ、そう、ありがとう。

you did? = you made... のことですが、このように会話では do/does/did が自然に出てくることが必要です。

応用

These curtains are made of nylon. このカーテンはナイロン製です。

My new belt is made of genuine leather. ぼくの新しいベルトは本物の皮でできている。

What is concrete made of? It's made of cement and sand. コンクリートは何でできているか?セメントと砂だ。

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Major in

会話文音声speaker 213

Mr. Pierce : What did you major in at collage?

Miss Iida : I majored in English and American literature.

Mr. Pierce : Did you write a graduation dissertation?

Miss Iida : Yes, I did.

解説

Major in ・・・を専攻する

Mr. Pierce : What did you major in at collage? あなたは大学でなにを専攻されましたか?

動詞句<major in O>は、「大学で専門的に勉強する」科目を示します。形容詞の major は「より大きい」こと示しますので、これとは異なります。

Miss Iida : I majored in English and American literature. 英米文学を専攻いたしました。

Mr. Pierce : Did you write a graduation dissertation? 卒業論文をおかきになりましたか?

Miss Iida : Yes, I did. はい、かきました。

応用

What did you major in at college in America? アメリカの大学では何を専攻されましたか?

I majored in journalism. ジャーナリズムです。

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Make oneself clear

会話文音声speaker 214

Mrs. Dewey : I want to talk to you.

Norman : Yes, Mom.

Mrs. Dewey : I want to make myself very clear.

Norman : Yes, Mom.

Mrs. Dewey : Go to bed before midnight.

Norman : Yes, Mom.

解説

Make oneself clear はっきりさせる

Mrs. Dewey : I want to talk to you. あなたに言っておきたいことがあるわ。

Norman : Yes, Mom. はい。

Mrs. Dewey : I want to make myself very clear. はっきりしておきたいの。

動詞句<make oneself clear>は、直訳すると「自分自身を明快にする」ということです。

Norman : Yes, Mom. はい。

Mrs. Dewey : Go to bed before midnight. 夜は12時前に床につきなさい。

Norman : Yes, Mom. はーい。

応用

Please make yourself clear. はっきりおっしゃってください。

相手が何を言いたいのか、よくわからないときにこれを発します。

I hope I made myself clear to you. これで私のいうことははっきりしたでしょうね。

自分の言いたいことが、ようやく相手に伝わっていることを願って発します。

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Make a hit

会話文音声speaker 215

June :Say, kids, listen to this.

Gordon : What's up, June?

June : Spencer Woolworth is coming.

Joe : What's he?

June : Don't you know? He's a famous pianist. He's just been to Europe where he made a big hit.

Billy : Where's he coming?

June : To our school!

解説

Make a hit 好評をうる

June :Say, kids, listen to this. ねえ、みんな、きいてよ。

会話の最初におかれる Say は一種の間投詞で、みんなの注意を引く時に使います。「みんな」といえば、Everybody/Everyone ですが、大人から子供たちに向かってのみならず、子供同士の会話でも、Kids のような呼びかけも用いられます。

Gordon : What's up, June? 何、何?

成句< What's up?> は What happened? に似た表現です。

June : Spencer Woolworth is coming. スペンサー・ウルワースが来るのよ。

現在進行形ですから、”確定した近い未来”をあらわしています。

Joe : What's he? 何する人だい?

June : Don't you know? He's a famous pianist. He's just been to Europe where he made a big hit. 知らないの。有名なピアニストよ。つい最近ヨーロッパへ行ってとても大好評をえたのよ。

否定疑問文 Don't you know? は Do you know? とは違い、知らないことに対する、”驚き”、”呆れ”をあらわすことがあります。現在完了形< have just been to 場所>は、「その場所に行っていて、再びちょうどこちらに戻ってきたところ」という”往復運動”を表します。動詞句<make a hit>は、野球由来であり、映画や歌の大流行をはじめとして、広く使われるようになりました。

Billy : Where's he coming? どこへ来るんだい。

June : To our school! うちの学校へ。

応用

You made a big hit yesterday. きみはきのうは大成功だったね。

Our showroom made a hit with young ladies. わが社のショー・ルームは若い婦人に大うけでした。

前置詞 with に気をつけましょう。これは<popular with 人>に使われている with と用法が似ています。

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Make a scene

会話文音声speaker 216

Mother : Take Anne along.

Dean : No! I don't want to.

Mother : Why not?

Dean : She always makes a scene when she doesn't get her way.

解説

Make a scene 人の前で騒ぐ

Mother : Take Anne along. アンをつれていってね。

この動詞 take は<take 人 along>の形で用い、副詞 along によって、「どこかに連れてゆく」意味が生じます。

Dean : No! I don't want to. いやだ。ぼくはアンをつれていきたくない。

I don't want to take her along. の省略文です。

Mother : Why not? なぜ?

ここでの Why not? は「…したらどうなの」という”誘い”の呼びかけではなく、Why don't you want to take her along? の省略文で、相手に理由を求めています。

Dean : She always makes a scene when she doesn't get her way. 自分の思うようにいかないと、大騒ぎするんだもの。

名詞 scene は本来、「舞台での場面」ですから、騒ぐのは大勢の人々を前にしてのことです。動詞句<get/have one's way>とは、「他の人がたとえ異なった考えを持っているとしても、それにはお構いなく、自分自身で好きなようにふるまう」ことです。

応用

If you don't let go of me, I will make a scene. もしわたしをはなしてくださらなければ、みんなの前で騒ぎますよ。

動詞句<let go of O>は「それまで捕まえていたモノや人を放つ」ことです。電車内の痴漢に対してこのように言うことができるでしょう。

If you make a scene now, I will send you home at once. もし人の前で騒いだら、すぐ家へ帰すよ。

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Make it

会話文音声speaker 217

Masao : Good morning, Mr. Elliot. I'm Masao Aoki.

Mr. Elliot : Good morning! Good to see you. May I call you "Masao"?

Masao : Please do.

Mr. Elliot : I'm ready to go. We've picked a fine day for the trip, haven't we?

Masao : We certainly have.

Mr. Elliot : What time is the train?

Masao : The train leaves Asakusa Station at nine.

Mr. Elliot : We'd better hurry then.

Masao : I'm sure we'll make it all right.

解説

Make it 間にあう

Masao : Good morning, Mr. Elliot. I'm Masao Aoki. エリオットさん、おはようございます。青木正男です。

Mr. Elliot : Good morning! Good to see you. May I call you "Masao"? おはよう!よくきてくれました。あなたのことを「正男」とよんでいいですか。

お互いが知りあって間もないとき、ファーストネームを決めておくのは会話をスムーズにします。

Masao : Please do. どうぞそうしてください。

これは Please call me Masao の省略文です

Mr. Elliot : I'm ready to go. We've picked a fine day for the trip, haven't we? わたしは出かける準備ができています。旅行にはもってこいのお天気ですね。

動詞 pick は「(いくつかの選択肢から)あるものを選ぶ」ことです。文尾の付加疑問は現在完了形ですから注意しましょう。

Masao : We certainly have. まったくですね。

現在完了での質問の答えですから、同じく現在完了形になります。この文は We have certainly picked a fine day. の省略文ですが、リズムの関係で certainly の位置が異なっていることに注意しましょう。

Mr. Elliot : What time is the train? 電車は何時ですか?

Masao : The train leaves Asakusa Station at nine. 浅草駅を9時にでます。

列車の運行時刻は”定められたもの”なので、未来形ではなく、現在形にすることも可能です。

Mr. Elliot : We'd better hurry then. ではいそいだほうがいいですね。

最後についている副詞、 then は「(そういうことがいえるなら)それでは・・・」というように”前提”から”結論”を導き出すときの目印です。

Masao : I'm sure we'll make it all right. じゅうぶん間にあうと思います。

成句<make it >は、「(不確定要素があるなかで)なんとか遅れずに済む」ことをあらわします。また、応用文にあるように、it の代わりに具体的な乗り物を入れる場合があります。

応用

I barely made the 8:15. 8時15分の列車にようやく間にあった。

副詞 barely とは、「(まったくだめなはずだったが)ぎりぎりのところで(それが起こった) = just 」ことをあらわします。時刻の前の the はうしろに train/bus/plane など定刻に発着する公共交通機関が省略されていると考えられます。

If it hadn't been for you, I wouldn't have made the plane. あなたが助けてくださらなかったら、わたしは飛行機に間にあわなかったでしょう。

<仮定法過去完了>の文章です。前半の if 節は、without you に相当します。

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Make much fuss

会話文音声speaker 218

Mr. Knox : Hi, Wayne!

Wayne : Hi, Dad!

Mr. Knox : How's my strong boy?

Wayne : Fine. I'm all right, but everybody makes so much fuss about it.

Mr. Knox : Women are like that, Wayne.

Wayne : Well, I guess so.

Mr. Knox : Shall I tell you something else about girls? When you marry and your wife wants money, do you know what she calls you?

Wayne : No, What does she call you?

Mr. Knox : "Handsome." Hand some over. Get it?

解説

Make much fuss さわぐ

Mr. Knox : Hi, Wayne! やあ、ウェーン。

Wayne : Hi, Dad! ああ、パパ。

Mr. Knox : How's my strong boy? パパの丈夫な子はどうした?

親が病気の子供に声をかけるときによく使われる表現です。日本語では、このような言い方はあまり聞きませんね。

Wayne : Fine. I'm all right, but everybody makes so much fuss about it. 大丈夫だよ。ぼくは何ともないのに、みんなしてさわぎたてるんです。

名詞 fuss は「実際より、必要以上に言い立てたり、興奮したりすること」をあらわし、常に単数か、不可算名詞の扱いですので、 make a fuss / make much fuss の形で使います。

Mr. Knox : Women are like that, Wayne. 女の人ってそういうもんだ。

前置詞 like を用いた表現、<be like that > では、代名詞 that が「(今話している文脈の)内容」を表し、あることがらを一般論に結び付けようとするいい方です。

Wayne : Well, I guess so. そうだね。

I guess so = I guess that wemen are like that. の省略文です。so は that以下の肯定文の内容をあらわしています。 I think/hope/am afraid so. の場合と同じです。

Mr. Knox : Shall I tell you something else about girls? When you marry and your wife wants money, do you know what she calls you? 女の子のことでもうひとつ教えてやろうか。結婚するだろう。そしてお前の奥さんがお金を必要とするときがくると、彼女はお前のことを何と呼ぶと思うかい。

<Shall I/we V...?>の言い方は、軽い提案をして相手の意向を聞きたいときに使われます。相手が嫌だといえばそれまでです。動詞 call は<S call O C>の形をとりますから、what she calls you の場合には C S call O という語順になります。

Wayne : No, What does she call you? 知らないな。何て?

Mr. Knox : "Handsome." Hand some over. Get it? 「ハンサム」っていうんだ。それはハンド・サム・オーバー(こっちへ渡して)ってことに通じるんだよ。わかった?

英語だって、数多くのダジャレがあります。新婚のころの妻は、まだ自分の夫が handsome だと信じているらしい。副詞 over は「(向こうから)こっちのほうへ」という意味があり、動詞 hand と結びついています。some はもちろん、文脈から some money のことです。動詞 get には understand の意味があり、get the message/the hint/the joke などもその例です。

応用

Who's making a fuss? さわいでいるのは誰だ?

このように現在進行形も可能です。

He made so much fuss about his pay that he was fired. 彼は給料のことであまりさわいだのでクビになった。

much のまえに so をつければうしろに”結果”をあらわす that節をつなぐことができます。

I did not make any fuss about it. 私は別に文句など言いませんでした。

これは否定文ですから、much の代わりに any を入れています。

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Make one's mouth water

会話文音声speaker 219

Mrs. Dewey : Will you do me a favor?

Norman : What is it, Mother?

Mrs. Dewey : While I am talking with Mrs. Anderson, will you serve this pie with coffee?

Norman : Blueberry pie! My favorite! It makes my mouth water just looking at it.

Mrs. Dewey : Help yourself to a big piece, too.

解説

Make one's mouth water よだれがたれる

Mrs. Dewey : Will you do me a favor? たのまれてくれませんか?

名詞 favor とは本来、「好意・親切(な行い)」のこと。直訳すれば「私に親切な行いをしてくれるか?」ということになります。文型は<do one a favor>または<do a favor for one>のいずれかを用います。ask を使ったタイプでは<ask one a favor>または<ask a favor of one >があります。do と ask とでは意味が異なり、do me a favor = ask you a favor となりますので気をつけましょう。

Norman : What is it, Mother? なあに、お母さん。

Mrs. Dewey : While I am talking with Mrs. Anderson, will you serve this pie with coffee? わたしがアンダーソンさんとお話ししている間に、このパイをコーヒーといっしょに出してくれない。

ここでの動詞 serve とは「食事の際に食べ物、飲み物を相手に出す」ことです。

Norman : Blueberry pie! My favorite! It makes my mouth water just looking at it. ブルーベリー・パイだ!ぼくの大好物だ。見ているだけでよだれがたれてくる。

ここでの動詞 make の文型は<make O 動詞原形>となっています。つまり water とは名詞ではなく、動詞で「水が流れる→よだれが出る」という意味なのです。うしろに追加された just looking at it は 同時性をあらわす Ving の形式、つまり<分詞構文>となっています。

Mrs. Dewey : Help yourself to a big piece, too. あなたも大きなものを召しあがれ。

動詞句<help oneself to 飲食物>は「(大皿などに盛られた食べ物を)自由にとって食べる」ことです。

応用

Just thinking about curry rice made my mouth water. カレーライスのことを考えただけでよだれが出てしまった。

この文では made が主動詞ですので、その前の部分の中心である thinking は、主語になるために<動名詞>となっています。

Talking about honeydew melons makes my mouth water. ハニーデューメロンのことを話しているだけで、よだれが出てきます。

これも同じく makes が主動詞なので、Talking は動名詞です。このメロンの名前の由来は「ハチミツ+露」ということ。

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Make sense

会話文音声speaker 220

Norman : Is Mrs. Anderson gone?

Mrs. Dewey : Yes, she is. What have you been doing?

Norman : Reading and writing. I have a report to hand in on Monday.

Mrs. Dewey : Why do you work so hard today? You have a whole weekend.

Norman : I want to get it done today so I can play with Dad tomorrow.

Mrs. Dewey : Well, that makes sense.

解説

Make sense いい考えです

Norman : Is Mrs. Anderson gone? アンダースンさんはお帰りになったのですか?

<be gone>は受動態ではなく、一種の現在完了形です。go/drown/fall などの自動詞は、have の代わりに be動詞を使ってこのような用法をすることがあります。

Mrs. Dewey : Yes, she is. What have you been doing? ええ。今まで何していたの。

この疑問文が<現在完了進行形>であることに注意しましょう。

Norman : Reading and writing. I have a report to hand in on Monday. 読んだり書いたり。月曜日にレポートを出さなければならないのです。

I have been reading and writing. の省略文です。動詞句<hand in O>は、「(上の人、偉い)人に何かを渡す」ことです。この文は hand in a report をひっくり返して不定詞にしたので、<形容詞用法>と考えられます。ですから hand in / on Monday のように間には”切れ目”があります。

Mrs. Dewey : Why do you work so hard today? You have a whole weekend. なぜ今日一生懸命にやるの。週末ぜんぶあるのに。

weekend とは、土曜日と日曜日、場合によっては金曜日の夜を含むこともあります。ただし英語国以外では、日曜日が週の最初の日とみなすことも少なくありません。whole は all とは違います。all は「(集めた)全体」なのに対し、whole は「(その中の)全体」です。

Norman : I want to get it done today so I can play with Dad tomorrow. 明日パパと遊べるように、今日のうちに仕上げておきたいんです。

ここでの動詞、get は<get O p.p.>の文型をとっています。この文では<so (that) S can/will/may V...>の形式、つまり”目的”をあらわしています。

Mrs. Dewey : Well, that makes sense. なるほど、いい考えね。

sense の本来の意味は「意味」ですから、直訳すれば「意味を作る」となります。つまり、「明確な意味を持ち、理解しやすい」ということです。否定文の場合は応用文にあるように、<not...any + 名詞>または<no + 名詞>の形式を用います。

応用

He makes sense. 彼の言っていることはいい考えです。(彼の言っていることは本当です)

You don't make any sense. 君が何を言っているのかまったく分からない。

This makes no sense.これは何のことかチンプンカンプンである。

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Make up for

会話文音声speaker 221

Tony : What's the score?

Rita : We are ahead by two points.

Willis : One more round?

Mildred : I'm afraid it's time we went home.

Peter : Looks like we have to wash the dishes.

Ruth : We'll help you. Some of the words we gave you were terrible, I admit, so we'll make up for it.

Tony : Yes! "California" was too hard.

Rita : Well, it was fun.

Peter : Come on. Let's roll up our sleeves and go to work.

解説

Make up for ・・・の補いをする

Tony : What's the score? 得点はいくら?

何人かのグループでゲームを楽しんでいます。

Rita : We are ahead by two points. 私たちが2点リードしているわ。

副詞 ahead は”頭が先にきている”ことから、「競争相手に勝っている」ことをあらわします。前置詞 by は、ここでは(得点の)「差」をあらわします。

Willis : One more round? もう一勝負しない。

おそらく Shall we try one more round? の省略文でしょう。名詞 round は、ここでは「(競争や勝負の中での)一区切り」を表します。

Mildred : I'm afraid it's time we went home. もう家は帰らなければならない時間だわ。

< I'm afraid (that ) SV... >は、何か不都合なことが起こりそうな予想を話すときに使います。<it's time SV... >は本来、船の出航の際の潮時から発生した言い方で、<it's high time SV... >ともいいます。内容的には、「今は…しているはずなのにしていない」ことですので、<仮定法過去>つまり、動詞の過去形( be動詞なら were )を使います。

Peter : Looks like we have to wash the dishes. 僕たちがお皿を洗わなければならないようだね。

Looks は、三人称単数現在の -s がついていることからわかるように、< It looks like SV... >の形式のうち it を省略したものです。ここでの皿洗いはゲームに負けたほうが受ける”罰”です。

Ruth : We'll help you. Some of the words we gave you were terrible, I admit, so we'll make up for it. 私たちも手伝うわ。私たちの出した言葉の中にはとってもむずかしいのもあったのを認めて、つぐないをするわ。

ここでは the words (which) we gave you というように、関係代名詞の目的格 which が省略されています。<admit that SV... >は自分のした過ち、弱点などを認めることです。この会話では、文頭におかないで、文と文の間に挿入しているので that を用いず、両側をコンマで挟んでいます。動詞句<make up for O>は「何かよいものを提供することによって、悪い状況を改善する」ことです。 for をつけず、<make up> だけだと、「仲直りする」など、さまざまな意味があります。

Tony : Yes! "California" was too hard. ほんとに”カルフォルニア”はとってもむずかしかったよ!

この「カルフォルニア」は、ゲームで出題された単語の一つでしょう。

Rita : Well, it was fun. でもおもしろかったわ。

fun は日本語で表現すると、形容詞のような気がしますが、実は不可算名詞なのです。

Peter : Come on. Let's roll up our sleeves and go to work. さあこい。腕をまくって働こう。

動詞句<come on>は、命令形でつかうと、相手を急がせたり、一緒に来てもらうのに使われます。動詞<roll O up>は「布や紙などを丸めて筒状にする」ことをいいます。ここでの”腕”は arms ではなく sleeves ですが、これは「(腕にかぶさっている)袖を巻き上げる)という表現方法によるものです。

応用

I'm sorry, I forgot. I will make up for it next time. 忘れちゃってごめん。この次には補いをするよ。

This is to make up for the last time. これはこの前の償いよ。

この文では This = to make... というよりは、「このことは…するため(目的)にあるのだ」という形式です。

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Make up one's mind

会話文音声speaker 222

Dean : We're going to ride the rocket ships.

Anne : No, I'll be scared.

Dean : How about the toy train?

Anne : That's too babyish.

Dean : Do you want to ride on a pony?

Anne : Yes, but won't he jump?

Dean : I don't know, Anne. He may and he may not. Anyway, make up your mind, will you?

解説

Make up one's mind 決心する

Dean : We're going to ride the rocket ships. ロケット船に乗るよ。

この程度の”未来”であるなら、助動詞 will よりも be going to V のほうが適切でしょう。

Anne : No, I'll be scared. いや、こわいわ。

<人 be scared >は surprised/excited/interested などと同じく、過去分詞ではなく、形容詞ですので、”受動的意味”は消滅しています。

Dean : How about the toy train? おもちゃの汽車はどう?

<how about O ?>は、”新しい選択肢”を提示するときの表現の一つです。

Anne : That's too babyish. あんまりこどもっぽいわ。

名詞 baby の形容詞形が babyish です。

Dean : Do you want to ride on a pony? ポニーに乗りたいかい。

目的地に達するための乗り物としての利用なら<ride O>ですが、ただ背中に乗っかるだけなので<ride on O>となります。

Anne : Yes, but won't he jump? ええ、でもはねないかしら。

Will he jump? なら、”はねてほしい”という気持ち、Won't he jump? なら、”はねないでほしい””はねたら心配”という気持ちが込められています。

Dean : I don't know, Anne. He may and he may not. Anyway, make up your mind, will you? それは知らないな。はねるかもしれないし、はねないかもしれない。とにかく決めてくれないかな。

この may and may not の言い方は、助動詞の肯定否定を重ねることによって作られています。助動詞同士を and/or でつなぐ用法に注意しましょう。動詞句<make up one's mind>は、動詞 decide に似ており、反対語は<change one's mind>といいます。最後の付加疑問 will you? は相手に頼むときに使う表現です。

応用

I wish he would make up his mind one way or the other. 彼がどっちかに決心してくれればいいのになあ。

先頭が I wish ですので、後の節に含まれる would は<仮定法過去>で、”軽い命令口調”をあらわします。副詞句< one way or the other >は、”二つの選択肢のうちの一方”をあらわします。これは<(in) one way or another>、つまり、”いずれかの方法で”とは異なりますので注意しましょう。

I've made up my mind. I'm going to take the test. わたしは決心しました。試験を受けてみます。

この文例のように人前では、<現在完了形>を使い、自分の決心を発表します。

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Man Friday

会話文音声speaker 223

Jack : Hi, Mom!

Mrs. Pierce : Oh, hi, Jack?

Jack : Is there anything to eat?

Mrs. Pierce : I'm sorry, Jack, but today I've been busy all day. We have company tonight.

Jack : Yes, you told me this morning. Can I help you, Mom?

Mrs. Pierce : Yes, you can, Jack. You'll be my man Friday today and peel these potatoes, will you?

解説

Man Friday フライディさん

Jack : Hi, Mom! ママ、ただいま。

Mrs. Pierce : Oh, hi, Jack? あら、ジャック、おかえりなさい。

Jack : Is there anything to eat? 何か食べるのありますか?

もし肯定なら、Yes, there is. / There is somthing to eat. となります。

Mrs. Pierce : I'm sorry, Jack, but today I've been busy all day. We have company tonight. ごめんなさいね。ママ、きょう一日中いそがしかったの。今夜お客さんがあるでしょう。

この会話が行われているのが、その日のうち(午後遅くまたは夕方)なので、 all day を使って現在完了形にしています。名詞の company には、 guests/friends と違って、<不可算>扱いの「お客、友達」という意味があります。have company/expect company/keep company のような組み合わせで用いられることが多く、fall into some bad company 「悪い仲間に入る」というような言い回しもあります。

Jack : Yes, you told me this morning. Can I help you, Mom? けさ、ママぼくにそう教えてくれたね。ママのお手伝いしもいい。

Mrs. Pierce : Yes, you can, Jack. You'll be my man Friday today and peel these potatoes, will you? いいわよ。きょうはわたしのフライディになって、このじゃがいもの皮をむいてくださる?

Daniel Defoe の小説 Robinson Crusoe のなかで、無人島にひとりぼっちで暮らしている主人公が、食肉人によって危うく食われそうになった男を、金曜日に救ったことからフライディと名付け、自分の忠実な召使になったことからきています。話し相手にすぐわかってもらうために、man とか girl とかをつける必要があります。<will you?>は Will you peel these potatoes? の文頭からうしろに持ってきた依頼をあらわす<付加疑問>です。こうすると、ちょっと気軽に頼む気分が加わります。

応用

Poor Mr. Endo! He is the boss's underpaid Friday. かわいそうな遠藤さん。彼は社長の安月給のフライディだね。

<poor + 人>の形式にすると、不幸、不運な人に対して憐みの気持ちを込めた呼びかけになります。pay の過去分詞 paid は「給料をもらった」という意味になることがありますが、「給料のもらい過ぎ overpaid 」と「給料が少なさすぎ underpaid 」はともに形容詞です。

What do you think I am? Your girl Friday? あなたは私を何だと思っているのですか。女フライディとでも?

第1文は Do you think....? と What am I? を結合したものです。動詞 think/suppose などは know などと違い、文頭ではなく疑問詞のあとにくることに注意しましょう。

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Meant for each other

会話文音声speaker 224

Mrs. Peterson : Well, Sachi, there are many little ways in which a woman can let her man know.

Sachiko : My mother never taught me.

Mrs. Peterson : Oh, yes, she has. When a woman really cares for a man, she gets behind him, without pushing him.

Sachiko : Yes, I think I know what you mean. But, tell me something.

Mrs. Peterson : Yes, Sachi.

Sachiko : How can you be sure that you and a certain person are meant for each other?

解説

Meant for each other 運命づけられている

Mrs. Peterson : Well, Sachi, there are many little ways in which a woman can let her man know. そうね、女の人が男の人に自分の気持ちを伝える細かな方法というものはいくらでもあるものです。

関係代名詞のの部分、 in which については、もとの文が、A woman can let her man know in many little ways. から作られ、副詞句<in a ... way>が含まれているからです。このように「方法」をあらわす way は前置詞 in をとります。使役動詞文型、<let O 原形>にも注意しましょう。 また、他動詞 know と異なり、自動詞 know には、この訳に現れているように、かなり奥深い意味があります。

Sachiko : My mother never taught me. わたしのははやそんなことちっとも教えてくれなかったわ。

日本の家庭内文化では、そういう肝心のことを教えないため、”恋愛ができない”人が増えてしまったのでしょうか?家庭内でのコミュニケーションの不足だともいえます。

Mrs. Peterson : Oh, yes, she has. When a woman really cares for a man, she gets behind him, without pushing him. そんなはずはありませんよ。女の人が一人の男の人を本当に好きになると、表面きらずに、その男の人の影になって援助をするものですよ。

最初の文は、 Oh, yes, she has taught you. の略であり、過去形ではなく現在完了形になっているのは、「…したことがある」という<経験>を表すためです。動詞句<care for O>は、like/love に近い意味になります。<get behind O>を直訳すると、「・・・のうしろにつく」というところです。動詞 push は本来の「押す」の意味から、「押しつけがましくする」が派生します。

Sachiko : Yes, I think I know what you mean. But, tell me something. そうですね。そう言われてみるとよくわかります。でも一つだけ教えてください。

この I know what you mean. は会話の中で、相手に理解を示すのに欠かすことのできない表現です。また、これからあることを教えてもらおうとするときには、前もって something を提示しておきます。これはなかなか便利で、 Show me somthing/Give me something/Send me somthig にも共通した使い方です。

Mrs. Peterson : Yes, Sachi. ええ、なに。

Sachiko : How can you be sure that you and a certain person are meant for each other? 自分とある人とが運命づけられているということは、どうしたらはっきりと確かめられるのですか。

形容詞 sure は<be sure that SV... >という文型になっており、<be sure of O>や<be sure toV>と区別されます。動詞句<(be) meant for each other>は、動詞 mean の受動態からつくられています。直訳すれば「お互いのために意味づけられている」といったところです。

応用

Don't you think we are meant for each other? わたしたちは一緒になるように運命づけられているのではないかしら。

まもなく、いいなずけになりそうな男女間で、出てきそうなセリフ。

The pilot and the co-pilot are meant for each other. 機長と副機長は息がぴったり合ったコンビだ。

必ずしも男女間の恋愛関係だけでなく、「すぐれた仕事相手、協力者」の場合にも使う例があります。

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Meet for breakfast

会話文音声speaker 225

Mr. Dewey : I'm sorry to disturb you late at night.

Mr. Suzaki : It's all right. I'm still up.

Mr. Dewey : The reason I called you is that I would like to see you the first thing in the morning.

Mr. Suzaki : About what time, Mr. Dewey?

Mr. Dewey : Could we meet for breakfast?

Mr. Suzaki : Yes, I think so.

Mr. Dewey : Shall we say eight o'clock at the coffee shop of Mount View Hotel?

Mr. Suzaki : Fine, I'll be there.

解説

Meet for breakfast 朝食をいっしょにする

Mr. Dewey : I'm sorry to disturb you late at night. 夜遅くおさがわせしてすみません。

<be sorry to V>の形式が使われています。

Mr. Suzaki : It's all right. I'm still up. ちっともかまいません。まだ起きていますから。

< be up >は「寝床に入っていない状態で」という意味があります。

Mr. Dewey : The reason I called you is that I would like to see you the first thing in the morning. お電話したわけは、明朝いの一番にお目にかかりたかったからなのです。(いの一番…イロハの最初のイを使うことによって、最初であることを強調した表現)

The reason と I called you の間には関係副詞 why または for which が省略されていると考えられます。また< be that SV... >に使われいる that は接続詞です。全体として、<The reason SV... is that SV... >という形式が使われています。that の代わりに because を使うことは誤りだとされています。(もちろん、平気で使う人もいますが…) なお、ここでの the first thing in the morning は副詞句として使われています。

Mr. Suzaki : About what time, Mr. Dewey? 何時ごろでしょうか?

これは About what time shall we meet? の省略文です。

Mr. Dewey : Could we meet for breakfast? 朝食をご一緒にしたいのですが、おいでいただけますでしょうか。

<meet for 食事名>という形式が用いられています。外国人は、特に朝食においてビジネスの話を済ましてしまうのが好きなようです。

Mr. Suzaki : Yes, I think so. ええ、結構だと思います。

これは I think that we could meet for breakfast. の省略文です。so は that節の中身が”肯定”だということを示す記号です。

Mr. Dewey : Shall we say eight o'clock at the coffee shop of Mount View Hotel? マウント・ビューホテルのコーヒーショップで8時ということにしましょうか。

<Shall we say +名詞 ?><Shall we say + SV...? >は”提案”を提示するのに用いられます。

Mr. Suzaki : Fine, I'll be there. 結構です、参りましょう。

今からそこに向かうのですから、here ではなく there となります。この場合「そこに行く go there/go to the place」ではなく、「そこにいる be there」という表現になっています。

応用

Will you meet me for breakfast tomorrow? 明日朝ごはんをいっしょにしてくださいませんか。

Will you...? なので”依頼”をあらわす表現になっています。

Let's meet for lunch.昼食をいっしょにしましょう。

昼食に、この表現を使ってもいいわけです。

Mr. Sasaki and I are meeting for dinner. わたしは佐々木さんと夕食をいっしょにすることになっている。

夕食に、この表現を使ってもいいわけです。この文の現在進行形は”確定的な予定”を示しています。

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More than

会話文音声speaker 226

Mr. Aoki : Hello, Bill!

Mr. Stone: Hello, Yutaka! Good to see you, Old Boy!

Mr. Aoki : Gee, how long has it been since we last saw each other?

Mr. Stone: Goodness! It must be more than twenty-five years

Mr. Aoki : How've you been treating yourself all these years?

Mr. Stone: Pretty good, thank you. How about yourself?

Mr. Aoki : I've had ups and downs like everybody else, but I've survived.

解説

More than ・・・よりも多く

Mr. Aoki : Hello, Bill! やあ、ビル!

Mr. Stone: Hello, Yutaka! Good to see you, Old Boy! やあ、ユタカ!ひさしぶりだな!

It's good to see you. の It's を省略しています。日本でも略語の OB という言葉が定着していますが、同窓生の再会などによく用いられます。

Mr. Aoki : Gee, how long has it been since we last saw each other? うん、最後に会ってからいったいどのくらいになった?

間投詞 Gee は”驚き”や”感嘆”の気持ちを込めることができます。この疑問文は since によって出発点を表しているので、現在完了形になっています。途中に副詞 last をきちんと入れなければなりません。

Mr. Stone: Goodness! It must be more than twenty-five years そうだなあ!25年以上になるのじゃないかなあ。

Goodness も間投詞的に使われるとき、Gee のような気持ちが込められます。<more than 数字>は<over 数字>よりも明確な感じがします。

Mr. Aoki : How've you been treating yourself all these years? その間、ずっとどうしていた?

動詞句<treat oneself>とは直訳すれば、”自らを処する”という意味ですので、How have you been doing? のような意味になるのです。現在完了進行形になっていることに注意します。

Mr. Stone: Pretty good, thank you. How about yourself? なんとかやってきたよ、おかげで。きみこそどうだった?

Mr. Aoki : I've had ups and downs like everybody else, but I've survived. 人なみにいろいろな目にあってきたけど、なんとか、生きのびたよ。

up と down が可算名詞となり、「調子のいい時」「調子の悪い時」の意味に使われています。動詞 survive は”生存競争で負けることはなかった”という意味に使われています。

応用

It will cost more than one thousand yen. 1,000円以上します。

There were more than fifty people present. 50人以上は出席していました。

A: Is 1000 grams (1kilograms) enough? B: No, I need more than that. 1キロで十分ですか。いいえ、もっといるわ。

that = 1000 grams のことです。

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Neither of us

会話文音声speaker 227

Tadao : Now, you come with me.

Eveline: O.K., but where are you going, Tad?

Tadao : I'm just walking around.

Eveline: You'd better not walk around alone.

Tadao : I am not.

Eveline: But, you were.

Tadao : All right, neither of us is walking around alone now.

解説

Neither of us わたし達のどちらも・・・でない

Tadao : Now, you come with me. さあいっしょに行こう。

主語として You がついていますが、now が添えられているので、命令的な感じ、あるいは Let's で始まるような感じです。

Eveline: O.K., but where are you going, Tad? ええ、でも Tadさんはどこへ行くの?

日本人の名前は音節が多くてそれぞれに母音がついて回り、発音しにくいので、Tadashi ⇒ Tad のように発音しにくい部分を切り落とすことによって愛称を作ることができます。

Tadao : I'm just walking around. ただ歩きまわっているだけさ。

現在進行形に just が添えられていると、「それ以外何もしていない」という気持ちを表現することができます。

Eveline: You'd better not walk around alone. ひとりで歩きまわらない方がいいわよ。

had better = should のような気持ちです。

Tadao : I am not. ひとりじゃないよ。

I am not walking around alone. の省略形です。

Eveline: But, you were. でも、(私に会う前は)ひとりだったわ。

But, you were walking around alone. の省略形です。このように、be動詞を現在形から過去形に変えるだけで、簡単に内容の切り替えができます。

Tadao : All right, neither of us is walking around alone now. わかったよ、今はお互いにひとりじゃない。

neither は「二者間のうちのどちらも否定」する役目を持ち、4種の品詞でつかわれ、<neither (of ... )> なら代名詞、 <neither + 名詞>なら形容詞、<Neither + 動詞の倒置>なら副詞、<neiter A nor B>なら接続詞です。また、同じパターンとして、either は「二者間のどちらか」であり、both は「二者間の両方」となります。また、この文の動詞が is でわかるように、neither/either は主語になったとき、三人称単数扱いとなります。(both は複数扱い)

応用

Neither of us cares to go. われわれはどちらも行きたくないのです。

動詞句<care toV >は通常、否定的文脈(not を含むか、反語的疑問文)でつかわれ、「…することを望まない」気持ちをあらわします。

Neither of us has any money. われわれはどちらもお金を持っていません。

否定文ですから、some の代わりに any を使っています。

Neither of us puts much faith with him. われわれはどちらも彼をあまり信用していません。

動詞句<put faith with O>は「・・・に信頼を置く」ことで、<keep faith with O>は「…に絶えず信頼を置いている」ことです。

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Never mind

会話文音声speaker 228

Alice : Is it raining now?

Bob: See for yourself.

Alice : Is it raining hard?

Bob: How hard is hard?

Alice : Never mind.

解説

Never mind かまわないでください

Alice : Is it raining now? 今、雨が降っている?

現在進行形です。

Bob: See for yourself. 自分でみればいいだろう。

直訳すれば、「自分の利益のために見よ」というところ。by yourself にすると、「(他人の助けを借りないで)一人で…」という感じになります。

Alice : Is it raining hard? ひどく降っているの?

Bob: How hard is "hard"? きみのいう「ひどく」っていうのは、どのくらいひどいことだい。

hard という副詞の「程度」をきいているわけです。

Alice : Never mind. もういいわよ。

動詞 mind は「Would you mind opening the window? 窓を(あなたに)あけていただいてもよろしいですか」とか、「Would you mind my opening the window? 窓を(私が)あけてもいいですか?」につかわれる、本来は「気にする、嫌がる、めんどくさがる」という意味です。

ですから、会話では自然と”否定形””疑問形”になるわけです。命令形である Never mind. は「気にするな」とか、「もう私に対してかかわるのはやめてくれ」という気持ちが込められることになります。もうこんな人と会話を続けても無駄だわ、というのが今回の会話の”場面”です。

応用

Never mind me. わたしのことはかまわないでください。

相手からうるさく言い寄られたり、余計な口出しをされているときに使います。

Never mind what he says. 彼の言うことなんか気にしなさんな。

人から悪口を言われ続けている相手に与えるアドバイスです。

Never mind what you owe me. 借りた金のことなんか気にしなくてもいいよ。

動詞< owe 人>は、「(相手に対して)金銭や世話の面で厄介になる」ことです。ですからこの表現は、相手に借金の返済をあえて求めない気持ちをあらわしています。(もっとも、本当にそれほどの太っ腹な人は少ないでしょうが…)

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No doubt

会話文音声speaker 229

Hiroko : I don't know if I can explain it well or not, but I'll try. When your father gave the newly married Japanese couple a present, it was to wish them a long and happy life together. Right?

Alice: I guess so.

Hiroko : Now, they appreciated it very much, no doubt. The return present was their way of saying, "Thank you very much."

Alice: They could have thanked my father by a note.

Hiroko : I know, but that's one of our customs.

解説

No doubt 言うまでもなく、疑うまでもなく

Hiroko : I don't know if I can explain it well or not, but I'll try. When your father gave the newly married Japanese couple a present, it was to wish them a long and happy life together. Right? うまく説明できるかどうかわかりませんけど、努力してみますわ。あなたのお父さんが、新婚の日本人の2人にプレゼントしたのは、2人がいっしょに長く幸せにくらすようにという気持ちだったのでしょう?

ここでの if は whether の代わりですから、うしろに or not を伴っています。動詞 give は<give 人+もの>という文型になっています。「もの」にあたる部分は a present だけです。it がさしているのは「プレゼントをしたこと」であり、そのあとの was toV は、内容的にそれと等しいことを示しています。動詞 wish も<wish 人+もの>という文型になっています。「人」にあたる部分は them だけです。

Alice: I guess so. そうだと思います。

I think so. とは異なり、「(特に証拠がそろっているわけではないけれど、)そのように考えておいても大丈夫だろう」という気持ちが込められています。

Hiroko : Now, they appreciated it very much, no doubt. The return present was their way of saying, "Thank you very much." さて、2人はいうまでもなく、それをひじょうに感謝したのです。おかえしのプレゼントは、それによって、「どうもありがとうございました」という代わりにしたわけですよ。

動詞 thank は<thank 人>なのに対し、appreciate は<appreciate ものごと>という文型になっています。副詞句 no doubt は直訳すれば「疑いなしに」ということですから、of course に近い語感です。<one's way of Ving>は「その人なりの…するやり方」を示します。例: her way of loving her children/my way of drinking whisky/his way of speaking など。

Alice: They could have thanked my father by a note. それなら手紙で父に礼を言えばよかったのに。

<could have p.p.>の形式は仮定法過去完了のひとつであり、「(過去において)・・・ようなことができたはずだ、(それなのにしなかった)」気持ちをあらわします。note は「ノート」ではなく、「メモ、短い伝言」です。

Hiroko : I know, but that's one of our customs. そうね、でもそれが日本の習慣なの。

外国人の不可解な行動については「習慣だ」と言ってしまえば、それで説明は終わりです。でも、正確を期するために<one of the 複数名詞>を添えておきましょう。

しかし、わたしは”おかえしのプレゼント”というのは、単に日本人が言葉によるコミュニケーション能力が貧困であることの証明にすぎないと思うのですが・・・感謝の気持ちを伝える言葉を考え出すくらいなら、金銭で済ませたほうがましだ、という本心が見えているような気がしますが、いかがでしょう?

応用

You want the money back, no doubt. 言うまでもなく、きみはお金を返してもらいたいのだろうな。

He will, no doubt, tell the boss on me. 彼はもちろん社長にわたしのことを告げ口するだろう。

no doubt は副詞句であり、ここでは文全体の邪魔にならないところ、つまり助動詞の will と動詞原形 tell の間に挟んでいます。「言いつける」という意味でつかわれるときの tell は、ここでは<tell 訴える目上の人 on 訴えられる人>となっています。

What are you grinning about? He proposed to you, no doubt. なにをニコニコしているの?きっと彼がプロポーズしたのね。

動詞 grin は「さまざまな状況で、はっきりしない原因で smile する」ことです。ここでの propose は自動詞で、<propose to 人>という形になっています。

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Nothing but

会話文音声speaker 230

Charlotte : You speak such good English. Where did you learn it?

Akiko : They teach English at school and also on radio and television.

Charlotte : I had no idea that they were doing it. I'm studying French at school, but I can hardly speak it.

Akiko : We have an English club at school. When we meet, we use nothing but English.

Charlotte : It puts me to shame.

Mr. Knox : Aren't you glad you've met the Imais, Charlotte?

Charlotte : I certainly am.

解説

Nothing but …以外はなにもない

Charlotte : You speak such good English. Where did you learn it? 英語がお上手ですね。どこでお習いになったのですか。

ここでは、<such + (a) + 形容詞 + 名詞(s) >の形になっています。such は形容詞ですので、必ず最後に名詞がこなければなりません。such が very などのような単なる強調語と違うところは、「今ここで見たように、話したように…、ご存じのように…」と、”実態”を引き合いに出していることです。

Akiko : They teach English at school and also on radio and television. 学校で教えます。ラジオとテレビでも教えています。

ここでは and が2個ありますが、A = at school, B = on radio C = on television とすると、副詞 also が含まれていることから、A and (B and C) のようになっています。些細なことですが、このような点に注意して、文構造を正確に理解する習慣をつけることが大切です。

Charlotte : I had no idea that they were doing it. I'm studying French at school, but I can hardly speak it. そうだとはちっとも知りませんでした。私も学校でフランス語を習っていますけれど、かろうじて話すことができます。

no idea がここでは<have no idea + that/how/wh- SV... >の形式になっています。 ここでの they とは、”日本で英語教育に携わる人々”と、とらえておけばいいでしょう。したがって it とは”日本での英語教育全般”を示すことになります。副詞 hardly/scarecely は almost not であり、否定文としての気持ちがこめられています。

Akiko : We have an English club at school. When we meet, we use nothing but English. 学校には英語クラブがあります。会合の時には、英語以外は使いません。

副詞句<nothing but + A>は only に近い意味を持っています。A に入る単語は、その文中での位置により、名詞だったり形容詞だったりします。ここでは nothing but が入る前は we use English だったのですから、名詞の English が使われているわけです。この場合の but は接続詞「しかし」ではなく、一種の前置詞で except に近い意味を持っています。応用形として none but/nobody but などがあります。

Charlotte : It puts me to shame. それをきくとわたしなど恥ずかしくなります。

<A put B to shame>を直訳すると、「A が B に恥をかかせる」ということですから、「A は非常に優れているが、 B は大変劣っている」ということを示すことができます。ここでの It は前文の内容から、”日本で英語教育が非常に熱心に行われている状況”だといえます。

Mr. Knox : Aren't you glad you've met the Imais, Charlotte? 今井さんの皆さんに会えてうれしいだろう、シャーロット。

この文の<be glad (that) SV... >では、 that が弱い because のような気持ちでつかわれています。the Imais は「今井家の人々」のことで、定冠詞 the をつけ、うしろは複数形とします。

Charlotte : I certainly am. ええ、とても。

これは I am certainly glad (that) I've met the Imais. の省略形です。glad 以下が消えると、リズムが変化してしまうので、言いやすくするため、 certainly を am の前に移動して、そこを強く言います。

応用

When I got there, I found nothing but empty chairs. わたしがそこへいってみると、空いた椅子以外には何もありませんでした。

nothing but をとると、I found empty chairs. となります。

What I'm telling you is nothing but the truth. 私の今言っていることは、真実以外のなにものでもない。

nothng but をとると、 What I'm telling you is the truth. となります。

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Nothing to it

会話文音声speaker 231

Mr. Newman : Do you ski, Miss Nagata?

Miss Nagata: No, I don't, Mr. Newman.

Mr. Newman : Do you skate?

Miss Nagata: No, I don't, I'm sorry to say. Do you ski or skate, Mr. Newman?

Mr. Newman : Yes, I rather enjoy winter sports. I wish you would let me teach you to ski or skate.

Miss. Nagata : Thank you, but I'm not the type.

Mr. Newman : Oh, there's nothing to it.

解説

Nothing to it わけはない

Mr. Newman : Do you ski, Miss Nagata? あなたはスキーをなさいますか。

Can you ski? だと技能の有無をたずねるのに対し、Do you...? では「普段、習慣的に、または趣味としてやっているのか」をたずねる内容になります。

Miss Nagata: No, I don't, Mr. Newman. いいえ。

Mr. Newman : Do you skate? スケートは?

Miss Nagata: No, I don't, I'm sorry to say. Do you ski or skate, Mr. Newman? 残念ですけれどだめです。あなたはスキーかスケートをなさいますか?

<be sorry to say>は、「(相手を)失望させるようなことを言うよ、と予告する」という使い方があります。

Mr. Newman : Yes, I rather enjoy winter sports. I wish you would let me teach you to ski or skate. ええ、わたしは冬のスポーツはとても好きです。あなたにスキーかスケートを教えさせていだだけるといいのですが。

副詞 rather は fairely/pretty/quite/very などと並んで、強調の役割を果たしますが、少々フォーマルな感じです。I wish S would... は”話者の願望”をあらわしています。動詞 let の文型は<let O 動詞原形>で、使役動詞の一つです。

Miss. Nagata : Thank you, but I'm not the type. ありがとうございます。でもはわたしはそんなタイプではございませんので。

<the type (toV)>は「(その人の)特定の資質や興味」を表す言葉です。ここでは the type to enjoy all kinds of winter sports のことです。

Mr. Newman : Oh, there's nothing to it. わけないことですよ。

この表現を直訳すれば「それに至るまで何もない」ということですから、”途中に抵抗、障害、困難がない”ということで very easy ということになります。なお、nothing は不定代名詞ですので、文章としては、先頭に There is/was つけます。

応用

A : Is it hard to learn to play the piano? B : Oh, no. There is nothing to it. ピアノを弾くようになるのは難しいですか?いいえ、大したことはありませんよ。

A : I got a driver's licence. B : Good! Was it hard? A : There was nothing to it. 運転免許証をもらいました。おめでとう、むずかしかった?なんてことはありませんでしたよ。

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Now that you've mentioned it

会話文音声speaker 232

Mrs. Tucker : I don't see any baby-carriages on the street. Don't the Japanese mothers take out their babies for fresh air?

Mrs. Takei: It's been so long since I had my last baby that I have forgotten about it, but now that you've mentioned it, I wonder why they don't, too.

Mrs. Tucker : I've seen baby-carriages on sale at the department store.

Mrs. Takei: I think you'd see them out with their baby-carriages in the suburbs. It's too dangerous around here perhaps.

解説

Now that you've mentioned it あなたにそう言われてみると

Mrs. Tucker : I don't see any baby-carriages on the street. Don't the Japanese mothers take out their babies for fresh air? 道に乳母車が見えませんね。日本のお母さんたちは赤ちゃんにいい空気を吸わせるために外へ出さないのですか。

<not... any... >の組み合わせで、「どんな・・・もない」の意味が示されます。<take O out >は「(物を)外に取り出す、持ち出す、(人を)連れ出す」をあらわすのに使われます。ここでは O が代名詞でないので、out のあとにおかれています。

Mrs. Takei: It's been so long since I had my last baby that I have forgotten about it, but now that you've mentioned it, I wonder why they don't, too. 一番下の子が生まれてから、あまり年月がたったので、わたしもすっかり忘れてしまいましたけれど、そう言われてみると、ほんとにそうですね。どうしてかしら。

<It has been/is 時間 since S 過去形動詞>は”(ある出来事からの)経過時間”をあらわします。英語では、「一番下の子」を「いちばん最後の子」ということがあります。また、少々離れていますが、<so... that... >、つまり<SV so 形容詞・副詞 that SV... >の構文が使われ、前半の文が”原因”、後半の文が”結果”をあらわします。

ここでの動詞句< Now that you've mentioned it>は、「相手の言ったことに触発されて、何か新しい考えが浮かんだ時に発する」言葉です。会話のつなぎとして重要です。なお、”全体について語る” say とはやや異なり、動詞 mention とは、「会話や文章の中で出てきた一部のことがら (=it)」について語ります。会話の流れの中でつかわれるときは、現在完了形にします。Now that は通常文頭に使う接続詞で、弱い because です。

最後の文 they don't = the mothers don't take out... の省略文です。ですから最後の too は they don't ではなく、 I wonder とつながっていると、みることができます。

Mrs. Tucker : I've seen baby-carriages on sale at the department store. 百貨店では乳母車を売っているところを見たことがございますわ。

<on sale >は「大安売り」という意味もありますが、単に「販売中」という場合もあります。動詞 see は<see O on sale>の形をとっています。

Mrs. Takei: I think you'd see them out with their baby-carriages in the suburbs. It's too dangerous around here perhaps. 郊外へ行ったら、お母さんたちが乳母車を押しているところをご覧になるかもしれません。きっとこの辺りでは危険なのでしょう。

動詞 see は<see O out>の形をとって、「O が外に出ているのを目にする」ことをあらわしています。

応用

Now that you've mentioned it, I feel like throwing in my idea, too. あなたにそう言われてみると、私の考えを言ってみたくなる。

動詞句<feel like Ving>が使われて、自分の”希望”をあらわします。動詞句<throw O in>とは、「あまり深く考えることなく、自分の考えを突然口にする」ことです。

Now that you've mentioned it, I think I have seen it somewhere, too. あなたにそう言われてみると、私もどこかでそれを見たような気がします。

Now that you've mentioned it, you are right about it. あなたがそう言うところをみると、あなたが正しいのです。

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

 
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