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(46)新居浜市 ⇔ 松山市(四国 篇)

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トライアスロン用自転車

コース一覧(青文字は自動車通行禁止区間)

<第46レッグ;新居浜市 ⇒ 松山市> 2013/10/29 全走行距離129キロ 午前7時30分出発、午後5時到着

JR新居浜駅~県道13号~西条市~県道137号~県道13号~県道136号~国道196号~今治市~県道15号~国道196号~県道39号~松山市~伊予電・松山市駅

宿: ホテル末広 JR松山駅ではなく、伊予電松山市駅と高島屋の裏にあった。シングル¥4800~

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新居浜駅からさらに西に進むと、「今治造船」関係の工場が増えてくる。立ち並ぶクレーンと、建造中の船はこの地域の中心的産業を象徴している。
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今治市に入った。昔からの瀬戸内の沿岸に立つ、石造りの灯篭が、背後の石油化学工場のやぐらと奇妙な対照を作っている。
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「今治城」。小さいながら非常に保存がよい。道路沿いに、急に広い水面が現われて、天守閣が姿を現す。
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この道路に貼ってある標識は何か?愛媛県今治市は「来島海峡大橋」によって広島県尾道市と結ばれている。自動車はもちろんのこと、自転車と歩行者の通れる道も並行してついているのだ。だから自転車に乗ったまま、対岸の尾道市にわたることができる。約70キロ。途中いくつかの島を通過する。
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ここにきて、突然多くのサイクリストと出会った。自転車専用道(しまなみ海道)は、自動車とは別のループを描いて、丘を登ってゆく。こんな立派なサイクリング・ロードが作れるなら、日本全国に作ってほしいものだ。
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 丘を登って行く途中で、造船所の全景が目に入る。
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 来島海峡と、大橋を臨む。ここから先、6つの島をまたいでいく。展望館より
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 今治を過ぎて、再び海岸沿いの道を進む。小腹がすいたら、なんといってもうどん、それも肉うどん!浅海(アサナミ)海水浴場近くで。
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 松山市といえば、内陸部の道後温泉や松山城が有名だが、海岸の快適さに気付く人はあまりいないようだ。県道39号線の走る北部の海沿いには、別荘タイプの家が立ち並び、朝起きた時から、窓を通して瀬戸内海の島々の光景が飛び込んでくる。どこも泳ぎやすい砂浜だし、波はとても静か。幸いにして工業地帯になっていないので、目障りな煙突もない。
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 だから、ヨットやウィンドサーフィンにも向いている。
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 ただ昼寝をしているだけでも気分がいい。実際、昼休みの時刻になると、仕事に疲れた営業マンが、営業車を港に乗り付けて、ぐっすり寝ている光景が目につく。
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 松山市の中心部。城山公園は、一つの大きな山で、市のど真ん中にぽっかりと立っており、その真上に城がある。南堀端交差点そばの美術館近くから撮影。
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道後温泉へは、市電で行く。伊予電松山市駅より終点まで乗ればよい。片道150円。温泉は小さいが、人間の居住が始まる前から、傷ついた野生動物が治療のため入り、さらに神話の時代からずっと続いてきた湯であるから、そこら辺の温泉とは一味違う。それに温泉の入っている本館の木造建築が、非常に夏目漱石の明治を感じさせるデザインだ。入浴だけなら400円。
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 道後温泉駅前には「坊っちゃん列車」も健在。これが時々市電の路線を走っている。すぐ横が商店街で、温泉本館に続く。タルトを1個だけ買ってほおばるのもよい。後で知ったが、地ビールの「道後ビール」というのがあったそうだ。
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 伊予電松山市駅。これは市電の停留所で、11月は、この辺り(花園町一帯)でライトアップしている。

通り残した半島部;なし

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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