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(44)函館市 ⇔ 木古内町(北海道篇)

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トライアスロン用自転車

コース一覧(青文字は自動車通行禁止区間)

<第44レッグ;函館市⇒木古内町> 2013/06/10 全走行距離60キロ 午前7時30出発、午前10時到着

函館市・青函フェリー埠頭~国道228号線(松前国道)~北斗市~木古内(キコナイ)町~道の駅「知内(シリウチ)」(知内町)

 宿:ホテル吉澤:01392-2-2828:木古内駅からはちょっと遠いが、直進すればすぐわかる。バス停(本町)に近い。シングル¥4500~
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今回は青森港から、青函フェリーで函館港に入る。津軽海峡を横断して、5時間ほど。午前2時に出港し、午前6時ごろに到着する夜行便である。フェリーの船着き場は、国道228号のすぐそばにあり、ただちに北上の旅を始めることができる。
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228号線はしばらく函館湾に沿って進む。写真は油槽船と陸地を結ぶパイプラインらしい。湾岸沿いなので緩やかなカーブがつづき、上り下りも少ない。
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やがて「トラピスト修道院」の入り口が見えてきた。函館の東に位置する「トラピスチヌス修道院」が女性用なのに対し、こちらは男性用である。国道から緩やかな坂道をあがると、牧草地に囲まれた気分のいいポプラ並木が見えてきた。この道は「トラピスト通線」とよばれ、<人間道路会議賞>をもらっているほどなのだ。
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修道院の建物は、国道からわずか2,3キロ奥に入ったところにある。静寂そのもので、「トラピスチヌス」とはまたちがった雰囲気を持っている。
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ここは「咸臨丸」の眠る「サラキ岬」である。福沢諭吉らを乗せてアメリカまで航海した、あの咸臨丸は、ここで座礁、沈没したのである。こんな見事な模型を作るくらいだから、地元の意気込みはすごい。
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「木古内町」といえば、まだ全国的に知られていないが、再来年に予定通り北海道新幹線が開通すれば、その駅の一つになる。今、駅舎の建築の真っ最中。木古内川のほとりで。
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冬季の除雪の繰り返しでできたのであろう。直径が20センチを超える大穴。これが国道の路側の白線の内側にあるのだ。こんな穴に24インチの自転車の車輪が突っ込んだら、大変なことになる。こんな穴を放置しているなんて、北海道には金がないのか?いや、新幹線や高速道路はどんどん作られているからそうではあるまい。稚内までの道路は、みんなこんな状況で、うっかりスピードも出せない。北海道を自転車でツーリングすることを計画している人はかならず極太タイヤを履くこと。

実は今回の旅行の初日、私は、前夜の青函連絡船での睡眠不足のせいか、この穴に突っ込み、激しく転倒して救急車で病院に運ばれた。病院の親切な看護師さんや、ちょうどこの場所で新幹線工事をしていた作業員の方たちのおかげで、幸い何も異常なく、あちこちにばんそうこうを張りながらも、翌日から稚内への旅を続行することができた。ありがとうございました!

通り残した半島部;なし

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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