<第50レッグ;稚内市⇒雄武町> 2013/07/18 全走行距離186キロ 午前7時30出発、午後5時到着
稚内市~国道238号線~宗谷岬~猿払(サルフツ)村~浜頓別(ハマトンベツ)町~枝幸(エサシ)町~<オホーツクライン>~雄武(オウム)町
|
宿:吉川旅館:0158-84-4948:雄武町の道の駅「おうむ」を、国道沿いに少し東へ行って、役場を左折(海側へ)してしばらくするとある。古いが昔懐かしい木造建築である。希望すれば食事はつく。2食付シングルで¥6000~ |
0847 |
稚内に着いても、まだ日本の最北端に来たわけではない。写真にあるように、ここからさらに東へ20キロ以上行かないと宗谷岬にたどり着かないのだ。しかも風向きがオホーツク海からのものに変わり、今までの順調な追い風ではなく、斜め向かい、あるいは真向いの風が吹くようになった。 |
0848 |
これは「稚内港北防波堤ドーム」。猛烈な波浪に耐えられるように作られ、古代ローマの柱を思わせる、不思議な景観である。着工から完成まで、昭和6年から55年までかかっている。 |
0849 |
ハートランド・フェリー。利尻などの国内航路と、サハリンへの国際航路の二つのターミナルを持つ。 |
0850 |
どこの港でも、”みなとの見える丘、公園、山”があるものだ。稚内にも「稚内公園」というのがあって、この通り港が一望できる。観光バスで、一気に上がることもできるが、市街地の神社の境内から、ゆっくり一歩一歩上がるのもなかなかいいものだ。 |
0851 |
ようやく見つけたロシア料理店(ペチカ)。掘立小屋のようなつくりながら、結構流行っていて、ロシア人まで食べに来ていた。ボルシチ、ピロシキなど、おなじみの料理が試せるコースがあり、ウォッカの”ショット”を飲むと、たちまち酔いが回る。 |
0852 |
間宮林蔵「渡樺出港の地」の碑。間宮林蔵は1808年、樺太探検の際、宗谷岬の近くというこんな辺鄙なところから出立したのだ。 |
0853 |
日本最北端の碑と、間宮林蔵の立像を臨む。北緯45度31分22秒である。43キロ先のサハリンは天候が不順で見えない。 |
0856 |
もはや日本海ではなく、オホーツク海にそっている道路をすすむ。向かい風だからつらい。 |
0866 |
サロベツ原野と同じく、こちらも野生の花が真っ盛りだ。7月、8月の短い期間に咲き誇る。 |
0867 |
この付近は原野が多いが、このように突如として立つ一本の木が、風景にアクセントを添える。雄武町までいくつかの町や村を抜けたが、それぞれ非常に面積が広く、人口密度は低い。だがもともと人が少ないのだから、過疎地という感じはしない。 |