<第52レッグ;網走市⇒標津町> 2013/07/20 全走行距離170キロ 午前7時30分出発、午後5時到着
網走市~国道244号線~小清水町~斜里(シャリ)町~国道334号線~知床峠<知床横断道路>~羅臼(ラウス)町~国道335号線~標津(シベツ)町
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宿;よしだ旅館:0153ー82ー3516:国道335号の中標津への分岐点にあり、ガソリンスタンドのすぐ裏。トイレ、風呂共同。シングル¥3500~ |
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網走を出ると、斜里町まではそれまで通り、なだらかな起伏のある原野が続く。直線道路が続く。この緑の屋根の小屋みたいなのはなんだろう?家畜の避難所かしら?屋根に草が生えている。 |
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「斜里町立大栄小学校」とあり、校庭には雑草が生い茂っている。閉校になった小中高は至る所にある。政治家は新たに新幹線、高速道路などの開発志向一転張りのインフラを整備するより、少ない人口に適した(ノルウェー、ニュージーランドのような)、効率的でコンパクトな社会構造を作っていくべきではないのか。 |
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斜里を過ぎると、突然知床半島への上り坂となり、原野は、森林に姿を変える。そして写真のように、巨大な滝が姿を現したりするのだ。これは「オシンコシン(双美)の滝」。ここから先がウトロ地区だ。 |
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幌別橋近辺はヒグマの出没が頻繁なため、駐車帯は7月から10月まで進入禁止となった。まさに野生動物の宝庫で、橋の上からは、さっそくエゾシカの数匹の群れが観察された。カメラを向けると、敏感にこちらに顔を向ける。 |
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「ここはヒグマの生息地」であり、「近づかない!」「食べ物を与えない!」と英語、北京語、広東語、韓国語でも書いてある。横の森林の中を覗き込んで、もしかしたらいやしないか心配だ。しかも登るにつれて、どんどん車の通行量が減っていっている。 |
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世界自然遺産である「知床」にいよいよ突入。とはいってもあまり急でない坂をどこまでもどこまでもだらだら登ってゆく道が待ち受けている。 |
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ついに知床峠に到着。巨大な木を割って作った、この道標は古くて朽ちていたが、左後ろには白い雪のあとを少し残した、「羅臼(ラウス)岳」がそびえている。 |
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峠のあとはひたすらダウンヒル。ついに海が、そして羅臼の街並みが見えてきた。「熊越橋」という橋にさしかかると、フクロウやら、写真にあるコグマを抱いたヒグマの像やらが飾られている。ここが山と海の境界なのかも。 |
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「返せ!北方領土」と「国後島」と書かれた看板。ここ羅臼町から国後島はうっすらと見えるようだ。だがここから根室まで「返せ!」の連発だ。元住民は高齢になったし、ただ「返せ!」と連呼するだけでは発展性がないのではないか。羅臼の海岸部から標津町に向かうと、険しい地形は姿を消し、再び道は平たんになった。 |