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(53)標津町 ⇔ 根室市(北海道篇)

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トライアスロン用自転車

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<第53レッグ;標津町⇒根室市> 2013/07/21 全走行距離147キロ 午前7時30分出発、午後5時到着

標津町~国道244号線<野付国道>~別海(ベッカイ)町~国道243号線~厚床(アツトコ)~国道44号線~JR根室駅~県道35号線(根室半島線・反時計回り)~納沙布岬~県道35号線~根室市街

 宿;ビジネスホテル三洋館:0153-24-2408:根室駅が正面にあり、ライダーも泊まっている。建物は古い。シングル¥6500~
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標津町は、海岸沿いの町であり、もっと内陸には中標津(ナカシベツ)町がある。そちらには向かわず、ひたすら海岸部を進むと、再び原野や湖が道路の左側に姿を現す。ここは「野付風蓮道立自然公園」。
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「風蓮湖」というのは湖なのか、草原湿地なのかよくわからないところだ。
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それでもこんな可憐な花が点在する。
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人工的なけばけばしさが全くない花である。
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川は自然のままに流れる。岸辺にコンクリートの囲いはない。草原が湿原に、そしていつの間にか川の水となる。そしてそれがいつの間にか風蓮湖の中に溶け込んでゆく。
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道路沿いには「…牧場」の看板が目立つ。中にはカフェを経営したり、家畜を身近に見れるようにした開放的な牧場もある。観光牧場というやつだ。写真の馬は普通よりずっと小型だ。
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コブタも柵の中で水を飲んだり、転がったり。
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ここではヤギの親子もくつろいでいる。
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根室市は半島の先にある。そこまでは原野や湖に挟まれた地形の中を道路が通っている構造で、大きな湖を橋で横断したりする。これは温根沼にかかる橋。
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根室市街に近づいた。ここもまたロシア文字の標識がある。1番上は「納沙布岬」、2番目は「根室市」、3番目は「花咲港」、4番目は「西和田」とある。
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 JR根室駅に到着。平屋のあまり目立たたない建物だ。駅前にはゆでたての花咲ガニの店が。
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 いったん根室駅に着いた後、さらに先の半島部にある納沙布岬に向かう。道路は半島を周回しているので、反時計回りに回った。東側は人家が多く、西側は原野や牧場が多い。納沙布岬について最初に目についたのがこの電話ボックス。
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 納沙布岬の最大のモニュメントはこのアーチだろう。「四島(シマ)のかけはし」とそのうしろにある「祈りの火」である。この日は返還が実現するまで燃え続けるという。だが、返還をうんぬんするよりも、島々にいわゆる経済特区を設けて、日本人もロシア人も仲良く、さまざまな資源を活用するほうが得策だと思うのだが。国境などというものに縛られているようでは、カモメたちに笑われてしまう。
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 納沙布岬のしるしは意外と粗末な木製だった。
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 納沙布岬から帰る途中の西海岸には、牧場が点在する。夏のために、牛舎ではなく、だだっ広い草地に放牧された多くの牛たち。

通り残した半島部;なし

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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