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(59)八雲町 ⇔ 函館市(北海道篇)

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<第59レッグ;八雲町⇒函館市> 2014/10/10 全走行距離150キロ 午前8時出発、午後4時到着

八雲町~国道5号~森町~地方道1028号~国道278号(恵山内浦ライン)~鹿部町~函館市~JR函館駅

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八雲町から国道5号をどんどん南下すれば、60キロ余りで函館市に着いてしまうのだが、交通量の多いこの国道から分かれて半島部に入ると、快適な海岸沿いの道、恵山国道が続く。ただし距離は2倍になってしまう。分岐点から見ると真正面に、頭が雲に隠れてはいるが駒ヶ岳がそびえる。これからこの左側(東側)を回り込んでいくのだ。
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鹿部町に入ると「しかべ間歇泉公園」なるものがあり、100度のお湯が10分間隔で15メートルもの高さに吹き上げているそうだ。
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「大船(大舟)漁港」には、古くから使われていたらしい、木製の魚箱が積まれていた。
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海岸はだんだん切り立ってきて、奇岩が目立つ。漁港はこのような狭いスロープを設けて、そこから漁船が出入りする構造。巨大堤防で周りを覆う、”百億円の釣り堀”のような巨額な建設費用はいらない。
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鹿部町、弁天崎を臨む。ここは太平洋に突き出た半島だし、すぐ南は津軽海峡だから、実に風光明媚なのだが、たいていの観光客は内陸の大沼公園などに目が向いてしまうようだ。だからこそこの辺りはひなびた雰囲気が残っているのがいい。
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 不思議な”節理(?)”が見られる岩山。あえて山間部のバイパスを通らず、海岸沿いの旧道を行くと、曲がりくねって細い道に、いろいろ面白いものが見られた。
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 「恵山(エサン)岬」は道路がどん詰まりになっているので、行くのをやめ、半島の付け根の国道を進む。すると、南の方向に下北半島が見えてきた。あの真ん中あたりが大間であろう。撮影場所は本州との最短距離にある、「汐首岬」。ここを越えると函館湾だ。
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 汐首岬を過ぎてすぐに、こんな昔のアーチ橋が残っていた。戦時中、五稜郭からこちらへ鉄道を敷設する計画だったのだ(戸井線)。
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 汐首岬付近から西方を臨む。函館市の緩やかなカーブの海岸線の先に、函館山が見える。ようやく北海道一周の旅も終わりに近づいたのだ!

通り残した半島部;なし

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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