<第60レッグ;大分市 ⇒ 北九州市> 2013/10/30-31 全走行距離 35+215キロ 午後3時30分出発、午後6時到着→午前7時30分出発、午後7時到着
(第1日目)三崎港より国道九四フェリーで佐賀関港~国道197号~国道10号~別府市~JR別府駅 (第2日目)JR別府駅~国道10号~日出町~国道213号~杵築市~国東半島サイクリングロード~国東市~豊後高田市~県道23号~宇佐市~中津市~吉富町~豊前市~国道10号~築上町~行橋市~苅田町~県道25号~北九州市門司区~県道71号~国道199号~関門人道トンネル入り口~(このあと下関市内へ)
宿: ホテルアーサー 0977-25-2611 別府駅前にあり、このアーサーとはイギリス風の名前であり、ホテル内の大浴場では、西洋女神の抱えた壺から、温泉の熱い湯が流れ出ていた。ホテル内も何となく格調がある。シングル¥5500~
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四国からフェリーで大分市の佐賀関港に到着したのが午後3時半過ぎ。この季節ではすでに日が傾いていたが、これから35キロほどの行程をこなして別府まで行く。途中、「うみたまご」「高崎山のサル園」などを通過する。この時間はラッシュ時であったが、以前訪れた時と比較して、広々とした道路に作り替わっており、特に路側帯が余裕たっぷりなので、スピードも出せるし、自動車の流れを気にしなくても済む。JR別府駅は海岸沿いの国道10号よりちょっと内陸に引っ込んだところにある。 |
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国道10号線沿いにある、「別府タワー」。これは駅への曲がり角近くにある。かつて団体の温泉旅行華やかなりしころ、観光客のランドマークとして有名だった。デザインが古く、今はかなりくたびれて見えるが。 |
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ここは南九州の玄関口である。だから気候は温暖で、街路樹にソテツやフェニックスなどが用いられるようだ。国道10号日別府市と出(ヒジ)町との境界付近。 |
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日出町から国道10号から分かれて、国東(クニサキ)半島に向かう。大変な大回りだが、ぜひ行ってみたかった。写真は「日出若宮八幡神社」。七五三の季節だ。国道213号からちょっと外れて、田舎を走ってみたが、国東半島は別府から見ると平べったくみえたのに、実際に走ってみると、”洗濯板”だった。波のように上がったり下がったり、それも結構急なのである。 |
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ここは日出町大神(オオガ)。第二次世界大戦末期、人間魚雷「回天」の基地のひとつとなった港である。この周辺には詳しい説明の書いてある掲示板が立っている。「回天神社」というのも近くにある。 |
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鳥居が何連にも連なるお宮。国東半島は、神社やお地蔵さんが非常に多く、そして古い。 |
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道路の片隅ではなく、まるで彫刻のように立っているお地蔵さん。これは最近作られたもののようだ。 |
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杵築(キツキ)市に入った。道路から、小高い丘の上に立つ杵築城がみえる。 |
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いよいよ国東半島の先端に向かう。すると「国東半島サイクリングロード」を発見。国道沿いに併設されていたのだが、わずか10数キロ余りで、途中消滅してしまった。案内板もない。 |
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半島を一周して、豊後高田市へ。橋が架かって田んぼに突き出たお宮。 |
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菊の季節だ。宇佐市付近、「双葉の里」で。裏は一面のコスモス畑だった。 |
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この先、周防灘(スオウナダ)沿いに進む。中津市の中津川沿いに建つのは中津城。 |
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福岡県に入る。といっても北九州市の中心、小倉に向かうのではなく、山口県の下関が目的地なので、まずJR門司駅に向かう。ところが写真のように、行く手にかなり高い山(標高500メートル以上)が連なっている。門司区は半島になっていて、その狭いところの中心はかなり小高くなっているのだ。それを越え(今回は鹿喰峠)ないと、関門海峡側に出ることはできない。200キロ走ってきて、さらに峠越えはつらいところだ。しかも秋の日はすでに暮れた。 |
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やっとの思いで峠を越え、市街地に下りる。対岸には下関の街の明かりが海峡沿いに続く。観覧車もライトアップして見える。門司駅から門司港駅へ北上。さらに関門橋の下をくぐり抜けて「和布刈(メカリ)公園」内に入って、半島の突端にやっと見えてきたのが、”関門人道トンネル”の入り口だ。通行料20円。真っ暗な中に建物が輝いて見える。 |