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(66)南大隅町 ⇔ 鹿児島市(九州篇)

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<第66レッグ;南大隅町 ⇒ 鹿児島市> 2015/4/18 全走行距離 67キロ 午前8時出発→正午到着

南大隅町根占~国道269号~錦江町~県道68号~鹿屋市~国道220号~垂水市~鹿児島市桜島~国道224号(溶岩道路)~桜島フェリー~鹿児島中央駅

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佐多岬から戻り、根占(ネジメ)という港町にあるネッピー館という名前の温泉ホテルに泊まる。ここの温泉はあまりに含有成分が濃いので、パイプが詰まらないようにするため、わざわざ薄めているということだ。ここからフェリーで指宿に渡ることもできるが、もう少し北上を続けよう。
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国道260号を北上し、途中県道68号に入る。不思議なこの県道は鹿児島県内でひとつにつながらず、あっちこっちに切れ切れに存在しているのだ。この県道沿いに「荒平天神」がある。神社は島の岩山の上にあり、鳥居は、陸とをつなぐ途中の砂の上にある。学問の神様だ。
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前日、内之浦から世話になった国道220号線に再び合流。いよいよ桜島が見えてきた。道路わきには火山灰が散らばって、それがだんだん増えてくる。火山灰は灰色の砂という感じだが、これが毎日降り積もったのではたまらない。
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大隅半島の国道220号線から分岐して、桜島の南部の海岸沿いに走る国道224号に入る。路上に火山灰が多量に目につくようになり、この写真の看板のように「この付近は桜島爆発の噴石が落下する恐れがある」のだが、どんなに「通行に注意して」も、自転車では逃げおおせるか?もっとも、あちこちに頑丈な「退避壕」が設置されてはいる。
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ようやく桜島フェリー乗り場に到着。自転車では270円払えば、10分かそこらで対岸の鹿児島市街地についてしまう。
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 フェリー桟橋から、市内を抜けるの簡単。海岸からまっすぐ駅まで伸びる広い道がある。パリに始まった市民のためのレンタル自転車システム「Velib」は、ここ鹿児島市にも波及した。「かごりん」という名前だ。まだ生まれて1か月半しかたっていない。写真のようなサイクルポートはたくさんあるらしいが、市民はまだ使い方を”学習”している段階である。
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 サイクルポートの向かいが、大久保利通の像。鹿児島市をじっくり観光しようと思ったら、明治維新前後の歴史をよく知っておいた方がいい。
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 ついに見えた。2006年の時と同じ観覧車。その左にある黒い建物が新幹線も来ている、「鹿児島中央駅」だ。

通り残した半島部;なし

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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