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(71)平戸市 ⇔ 唐津市(九州篇)

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<第71レッグ;平戸市 ⇒ 唐津市> 2017/104/18 全走行距離 113キロ 午前10時12出発、午後5時到着

長崎県平戸市平戸港桟橋~国道204号~長崎県松浦市~佐賀県伊万里市~東松浦半島~国道204号・その他の県道~呼子(ヨブコ)港~佐賀県唐津市~JR西唐津駅

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3年前に訪れた、平戸市の平戸桟橋に戻ってきた。対岸の平戸島には、平戸城が見える。以前泊まったホテルも健在。これから”肥前国”を西から東へ進むことになる。
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桟橋から南のほうに目を向けると、平戸大橋が見える。その先は佐世保市だ。
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桟橋から国道204号線を少し行くと、松浦鉄道「たびら平戸口」駅だ。「ようこそいらっしゃいました、日本最西端の駅へ」とある。名物の巨大カマキリも健在。前回はここで激しく雨が降り、東へ進むのをあきらめたのだ。
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緑滴る田園風景。右のほうにトンガリ屋根の家が見えるが、たいていが赤い屋根である。西肥バス停「さかせ川」にて。
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204号線と松浦鉄道が並行している区間が多い。本数が少ないから、線路には、菜の花が咲き誇っている。
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「たびら春まつり」は4月29,30日で、平戸港、平戸魚市一帯で行われるそうだ。すでにあたり一面若葉が葉を広げ、つつじなどが花開いている。春真っ盛り。
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東へ15キロほどで、道の駅「松浦海のふるさと館」がある。今や道の駅は、街の中心になっている。人々は新鮮な野菜を買い求めに、集まってくる。芝生の中にいる、この2頭のライオンは何なのだろう?
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204号バイパスには、道の駅があり、旧204号の通りには鉄道の駅と、この「淀姫(ヨドヒメ)神社」がある。水の神様だそうだ。
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神社の境内にある、この灯篭は鹿児島の島津藩の庭にあったものと同じデザインだ。
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国道沿いにある、ぎょっとするような甲冑姿は、「松浦党水軍」をあらわしている。この海岸一帯に攻めてきた元寇と戦い、のちに海賊として倭寇の名もとどろかせた。
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 小規模な棚田であるが、その段は石垣によって作られている。周りは山というより、低い丘の連なり。
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伊万里市の市街地を通過する。目抜き通りには、「伊万里焼」による人形が入り口を飾っている。
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伊万里湾は松浦市と、東松浦半島の間に深くえぐれたV字形をしており、そこにはカブトガニも生息するのだ。
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 地元の小学校の卒業生たちが、道路沿いの鉄板のフェンスに描いた絵。名物カブトガニと国道204号線を短絡する「伊万里湾大橋」が描かれている。
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 半島と対岸の小島、「福島」とを結ぶ福島大橋。半島は低いが山がちで、204号線は一応半島を一周する形になっているが、松浦市側と唐津市側の間をつなぐ道路としては遠回りになっているので、半島内部に両市を短絡する道路がたくさん作られ、外部の者にはわかりにくい構造になっている。半島先端の「呼子港」に行くのに、204号線を外れたところ、わけのわからない網の目のような地方道を進むことになった。
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 ようやく午後4時になって、呼子の港に到着。ここは数年前に「イカ尽くし」ランチを食べに来たところだ。食べた食堂は健在。
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 半島先端部の看板。小島が多く、湾が入り組んでいて、”倭寇”が活躍したわけもわかる。それにしても瀬戸内海でもそうだったが、日本人は”架橋”が大好きな国民なのだ。連絡船やはしけでは我慢できないらしい。人がいなくなっても橋だけは作る…
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 呼子港からは、まっすぐ南下すれば唐津市内に到達する道がある。しかもそれは大部分下りなので、1時間もかからずに着いてしまった。交差点には「関東風ラーメン各種」の店があった。九州ではトンコツと決まっているが、果てここではどんなスープが出てくるのだろう?
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 伊万里駅ホームで。一両編成の黄色い電車は、伊万里線(唐津~伊万里)を走る。その名もYELLOW ONE MAN DIESEL CAR。自転車は唐津駅の隣、「西唐津駅」に到着し、自転車置き場に明日の朝まで留めておく。

通り残した半島部;なし

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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