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  3. 牡鹿半島一周
  4. 笹谷峠・二口峠
  5. 蔵王ー刈田峠(輪行)
  6. 鳴子ー中山峠(輪行)
  7. 二井宿峠ー高畠(輪行)
  8. 石巻松島自転車道
  9. リアス・ブルーライン
  10. 神割崎
  11. 泊崎半島
  12. 鳴瀬川上流へ
  13. 阿武隈川上流へ(輪行)
  14. 気仙沼(輪行)
  15. 盛岡(輪行)
  16. 秋田内陸線(輪行)
  17. 栗子峠・板谷峠(輪行)
  18. 六十里越
  19. 南関東

輪行用自転車

東北サイクリング・コース

コース一覧(青文字は自動車通行禁止区間)
<秋田内陸線その1> 2014/06/25走行 全109キロ午前9時15分出発・午後3時到着

JR角館より輪行~JR鷹巣駅まで輪行~国道105号~道の駅「あに」~JR角館駅

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早起きして5:35発の始発電車に備える。秋田内陸縦貫鉄道の角館駅はJR駅のすぐ左隣にあり、まるで銭湯の入り口のようだ。右の切り株には「のってけれ 内陸線!!」とある。存亡をかけた戦いなのだ。実際、始発から5駅ほどまでの客は私一人だった。
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駅前広場の内陸線の駅の向かい側ににある、「フォルクローロ角館」の建物。角館市内の有名な武家屋敷を見なくても、これで十分なくらい貫禄がある。
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内陸線の電車。1両編成で、真ん中にある「阿仁合(アニアイ)」駅まで行き、鷹巣駅までの直通がないので乗り換えなければならない。
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この鉄道会社は、非常に進歩的な言語システムをとっていて、このように「ありがとう」一つをとっても日本語、英語、韓国語、繁体字漢字(台湾人用)、簡体字漢字(中国人用)で表記してあるほか、電車のアナウンスは、いつも4か国語で行われる。外国人観光客を呼ぼうという熱い意気込みが感じられる。
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単線なので、途中駅で交換する。朝の7時ごろで、地元の高校生が通学に使っている。まわりは比較的低い山々に囲まれている。
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内陸線のほぼ中央に位置する「阿仁合」駅。ここは本社があるところであり、レストラン「こぐま亭」のあるところ。馬肉料理を得意とする。
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約2時間半かかった。8時前に、鷹巣駅に到着。奥羽本線のJR鷹ノ巣駅は右隣にある。「ノ」の有無が違う。
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サイクリング開始。このように川が流れてはいるが、高い山はほとんどない。道路は緩やかに上り、そして下がるの繰り返し。ただしこの道は長距離大型トラックの通行が多いので要注意。
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これは「なまはげ」なのか?
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国道105号線は、特に「阿仁マタギ(叉鬼)」として知られている。山深いが低い山が連なるこの辺りは、猟をするのに都合がよかったのだ。
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道路わきにあった、交通安全祈願の神様。
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この神様も、周辺にあるほかの神社も、鳥居が赤く塗ってない。
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道路わきに見つけた、昔懐かしい藁ぶき屋根の農家。無人である。屋根には草が生えている。古人の遺産がまた一つ消えてゆく。
 
<秋田内陸線その2> 2014/07/02走行 全170キロ午前8時出発・午後5時到着

JR角館より輪行~JR鷹巣駅まで輪行~国道7号~国道103号~国道281号~国道341号~県道60号田沢湖畔線~田沢湖南岸~国道105号~JR角館駅

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 一週間後、再び内陸縦貫鉄道に乗り、鷹巣駅から東側の別ルートを通って角館駅を目指す。国道を次々と乗り換えて、かなり遠回りになるが、最終的には国道341号に入り、秋田と岩手の県境近くにある、八幡平の高原地帯を走ることになる。
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 大館市内を通過。橋のたもとに飾られている銅像は、同市が原産である秋田犬。あの渋谷駅にある銅像になった、「忠犬ハチ公の生家」という看板も見かけた。
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 ひたすらつらい登りを何度も繰り返した後、「八幡平神社」の鳥居に到達。さらに行くと、岩手県側に抜ける、アスピーテラインの入り口がある。
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 ここは冬期は、すさまじい雪の中だろう。自転車でアスピーテラインを越えて岩手県側に行くにはかなりの覚悟のいる急坂、急カーブの連続だ。
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 山塊を抜けると、ようやく下りになり、玉川ダムによってせき止められた「宝仙湖」という細長い湖に達する。この「男神橋」に立っているのはカモシカの像。
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 この宝仙湖は、不思議なコバルト色をしている。これから向かう南の田沢湖とは比べものにならない湖水の美しさ。しかも観光客には知られていない穴場である。

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 <栗子峠・板谷峠(輪行)> 2016/11/20 走行 全52キロ 午前7時23分出発・午後1時到着

JR関根駅より輪行~JR笹木野駅まで輪行~国道13号~東栗子トンネル~JR板谷駅~JR峠駅~県道232号板谷米沢停車場線~大沢~JR関根駅

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 奥羽本線は山形新幹線を兼ねているが、今回は前者の無人駅の間を輪行することにした。山形県米沢市の米沢駅の次の駅が関根駅であり、福島県福島市の福島駅の一つ手前が笹木野駅である。運賃は580円となっているが、自転車で行くと標高800メートルを超える峠を通らなければならないので、食糧費は大変なものだ
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 福島県側の降車駅、JR笹木野駅。トイレがない。ここからすぐに北上してすぐに右折すると、間もなく国道13号線が見えてくる。この辺りはすでに福島市の市街地にあたるので、東北道の福島飯坂ICまでは、かなりの交通量となっている。しかしそれを過ぎると片道2車線が1車線に減り、急に山の中に入っていく。そしてそれほど急ではないが、絶え間のない上り坂が続く。
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 最初のトンネル、「高平トンネル」。この後比較的短いトンネルがいくつか続く。
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 11月も後半になったから、紅葉シーズンはもう終わりだ。もしかして来週には積雪があるかもしれない。それほど険しい山ではないが、それまでの道が不便であったため、この「万世大路」建設は、政治家の英断があったと言われている。
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 福島県側の最後のトンネルが「東栗子トンネル」。全長2376メートル。路側帯の幅がほとんどないので、自転車には恐怖の道だ。
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 これを抜けると、県境をすぐ越える。しかしここで国道13号と栗子峠とはお別れする。県道232号へつながる道路に入るため、板谷峠方面へ左折するのだ。
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 板谷地区に入った途端、排気ガスと騒音が消え去り、のどかな山村風景に変わる。そしてその中心は板谷駅なのだが、かつてスイッチバック方式を採用していたくらい急坂だった。電化によりその施設が必要でなくなった今も、その跡が残っている。
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 今でも使われている、板谷駅の本体。手前の山小屋風の建物がトイレだ。その奥が改札口。豪雪のため、ホームの上は屋根がかかっている。
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 そこへ山形新幹線が通過する。今もって坂は急なので、スピードをかなり落として進んでいる。
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 この山里では、山からの清水が噴出してくる。水道なんかなくても、勝手に水が出てくるので、そこで炊事をすればいいのだ。だからクレンザーが置きっぱなし。
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 赤穂藩浅野家家老、大野九郎兵衛の供養碑。はるばるこの地で切腹をした。
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 13号と別れてから、ゆっくりと上り坂になっているが、ここは分岐点。まっすぐ進めば県道232号で大沢経由で米沢に着く。だが、「峠駅」を見て「力餅」を食べたいがために、左折した。左折すると急坂であるうえに、峠駅で行き止まりになるので、Uターンして再びここまで戻ってこなければならないのだが。しかも峠は800メートルを超える。
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 峠の最高地点を超えると下り坂になり、その行き止まりが、「峠の力餅」の店だ。平地からわざわざ車に乗って客が買いに来るほどの人気。ほかにあんころ餅やずんだ餅もあるが、いずれも昔ながらの製法で、スーパーマーケットで売っているのとは比べ物にならない。
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 そしてその下のほうに「峠駅」がある。一見、倉庫か製材所みたいだ。列車がくると、餅屋の人がホームにやってきて、餅を販売するのだ。駅前広場にいたおじさんが、こんな峠まで来るなんてもの好きだねえと笑う。
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 再びさっきの分岐点に戻り、県道をひたすら下るが、これがヒビと穴だらけでせっかくの下り坂の快走もままならない。冬季は閉鎖になる。やわいロード用のタイヤでは、岩が突き刺さって破裂しそうだ。そして、ふと横を見ると、赤い頭巾をかぶった、こんな素朴なお地蔵さまが…
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 輪行出発点となった、JR関根駅に戻る。福島方面の上り列車は平日6本である。その始発列車、午前7時23分に自転車とともに乗り込んだのだ。駅前広場は数台の車があるだけで、がらんとしていていて、悪臭を放つ銀杏の木が1本立っている。

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<六十里越(ロクジュウリゴエ)> 2017/10/25走行 全74キロ 午前9時30分出発・午後2時30分到着

庄内交通バス停「月山口」~旧国道112号~月山志津温泉~月山スキー場入り口~大越沢~湯殿山入り口~田麦俣~月山ダム~県道351号たらのき(木偏に荒)代大網線~研沢山(トザワヤマ)~天狗森美術館~県道350号たらのき(木偏に荒)代鶴岡線~黒川~王祇橋~国道112号線~県道333号線(羽州浜街道)~道の駅「三川」

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 山形県の鶴岡市と寒河江市方面とは鉄道がない。バスに輪行袋を積むことはご法度。仕方ない。車で夜間、国道112号線沿いにある「月山口」バス停の前に愛車を置き去りにし、その足で鶴岡市の道の駅「三川」で車中泊し、翌朝鶴岡駅前のバスターミナルから「月山口」に向けて出発。約1時間。バス停はちょうど、冬支度の真っ最中。ここから北の方向に進む。目の前は交通量の激しい国道112号線だが、そこを横断すると、旧道が始まる。
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 旧道入り口付近で。月山山頂まで11キロである。ここからいきなり急な坂が始まった。つづら折りの道が3キロほど続き、一気に高みに上る。
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 高みに達すると、坂は緩やかになり、高原上のところに出た。ここが、「弓張平公園」である。広大で野球場もテニスコートもそろっている公園で、“クマに注意!”の看板が目に入る。周りは一面紅葉が始まっているのがわかる。気温もだいぶ下がってきたようだ。
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 公園に隣接してシャレたカフェが。「ポレポレ・ファーム」とあるが、もしかしてスワヒリ語の「ゆっくりゆっくり」という名前をつけたのかな。
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 高原上の道を進むと温泉に出た。「月山志津温泉」だ。小さく見える白い建物は、その温泉の源泉の建物だった。
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 そして道路を挟んで源泉の向かいに見えるのが「五色沼」。見事な効用が水面に反射する。
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 分かれ道にやってきた。左が国道112号線旧道、右が県立自然博物園、月山スキー場を経て山頂へ向かう道だ。このあたりは厳冬期はすっかり雪にうずもれて、4月までスキー場さえも営業できないほどの積雪量になるのだろう。
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 分かれ道を過ぎた途端、登り道になり、道が狭くなった。現在の国道が完成する前は、ここを一般の車が行き来していたのだろう。「善人沢」にかかっている「湯殿山橋」で。つまりここから先は月山ではなく、それに連なる湯殿山の山麓になるわけだ。そろそろ最高地点である、「大越」で、標高は1000メートルに近い。
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 道は標高を増し、一面紅葉に覆われた巨大な渓谷が続く。このルートで最も見ごたえのある部分に入った。眺めの良さとスケールの大きさに関しては、新しい国道の比ではない。道路には落ち葉が積み重なり、濡れているので油断するとスリップしそうだ。
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 日本の滝百選地「七ッ滝(ナナツダキ)」にやってきた。ここからは下り坂で、里山ののどかな風景が見える。
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 そして谷間のほうを見ると、三角形の形に幾筋にも流れ分かれた滝が見える。高さは90メートル。大勢の人々が三脚を立てて、撮影に熱中している。寂しい山間部で、ここだけがにぎわっているのだ。
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 さらに下ると、現国道と並行して、ついには一緒になる。上の赤い部分が現国道の高架で、そこから深い渓谷がのぞき見える。そろそろ月山ダムも近い。
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 月山ダム。ダムによってできたあさひ月山湖が見える。
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 ダムのほとりに立つ、「月の女神」。霊山である月山をイメージして作ったものだそうだ。「六十里越」街道はこのダムで終わりにして、ここからは県道351/350号線を通って鶴岡に抜けることにする。もう少し里山の中を走りたい。
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 とはいえ、県道に入ると、きつい登り坂が待っていた。途中山形道の高架下をくぐりぬける。細い柱で、とんでもない高さのところを道路が走っている。こちらの道が自然に素直に従いながら曲がりくねって進むのに対し、高速道は自然なんかまるでお構いなしに、力づくで強引に山と山を結んでしまう。
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 大日坊「仁王門」。中世室町以前の建築らしい。ここは「瀧水寺」。807年に空海が開山したという。
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 出羽三山の供養塔。石のすり減り方で、その古さがしのばれる。
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 この県道は研沢山(トザワヤマ)を最高地点として、登り坂が続く。そして道幅は狭く、長年の積雪により、道路は舗装されているといってもあちこちひび割れている。下り坂はとてもスピードを出して走れるものではない。中には落ち葉でほとんどおおわれている部分もある。
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 研沢山(トザワヤマ)をすぎると、下り坂が連続して、よくまあこれだけ登ったものだと自ら感心するほど長い坂だったが、いよいよ庄内平野が開けた。その先は鶴岡市の市街地である。

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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