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:ひとふでがき日本一周(日本海沿岸篇)

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トライアスロン用自転車

日本のように自転車交通が無視され続けてきたところでは、輪行が欠かせない。また学生諸君のように長い休みを取ることのできない大多数の自転車愛好者は、立て続けに日本一周をすることは定年後にでもならなければ実現不可能だ。

このためコースを一日づつの細切れ(1レッグ one leg ということにする)にして、暇や金ができたときに予定の場所を走行し、いったん輪行で自宅に戻り、機会があったら再びその到着地点から出発しなおすのが現実的であろう。(九里徳泰氏の人力地球縦断(前編)からヒントをもらった)

それでも一周らしく、所々に盲腸線が出るにしても全体としては一筆書きで行きたい。1日の走行距離は50キロから150キロの間。トレーニングではなく、あくまでも旅なのだから、速度や距離にはこだわらず、自転車の速度で見られる限りのものを見てみたい。

走行ルール;日本列島各4島と沖縄県の中で、最も海に接近した国道(赤色)を通るものとする。しかし、さらに海岸に近い主要地方道(緑色)があるときには、半島部周遊のかたちでそこを通らなければならない。(ひとふでがきの観点から、盲腸線の場合は除く)。

新国道がバイパスとなっている場合は、できるだけそれと並行する”旧道”をすすむ。海に面した堤防が通行可能な場合は、そこも利用する。トンネルの横に同じく迂回する旧道があるときは、できるだけそちらを通る。

また、さらに海に接近した地方道(黄色)、一般道、河川沿いの道路がある場合には、ひとふでがきで連結可能な限り、主要地方道に代えることができるが義務ではない。なお、どうしても体力、時間的問題によって通ることができない場合には、別の機会に必ずその部分の空白を埋めなければならない。また、好みに応じ内陸部の走行をする場合は、すでに通過した路線の任意の点を出発地と定める。

写真解説にGPSの数値があるものは、これをコピーしてグーグル地図検索らんに貼り付ければ、地図上にその位置が示されます。

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© 西田茂博 NISHIDA shigehiro

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