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नमसकार

(ナマステー namaste ・ナマスカル namaskaar =こんにちは)

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(ダハーンヴァヤードゥ dhanyavaad=ありがとう)

ディヴァナガーリー文字一覧

अ आ इ ई उ ऊ ऋ ए ऐ ओ औ क ख ग घ ङ च छ ज ज़ झ ञ ट ठ ड ड़ ढ ढ़ ण त थ द ध न प फ ब भ म य र ल व फ़ श ष स ह 

インドの言葉は英語か?ロシアは、ロシア語を、中国は中国語(北京語)を国民の共通のことばとして、それらの広大な国土を統治しようとしている。インドもそれに劣らず大国なのだが、こと言語に関しては、あまりに多様である。ヒンディー語を国家全体の共通語にしたいのが為政者たちの希望であろうが、谷向こうの村ではことばが通じないというほど、多様な言語が存在しており、ヒンディー文化になじんでいないインド人たちにとっては、言語の押し付けは実に腹立たしいものであろう。

一方、イギリスの植民地時代からの英語の普及があり、都市で働くビジネスマンたちは、自分たちのそれぞれの母語以外に英語の運用能力さえあれば、仕事をこなすことのできる状況が広がっている。英語を公用語としてしまえば、少数民族のあいだの不公平感も解消する。

このような厄介な問題を抱えながら、インドの言語政策はどこへ行くのだろうか。そして外国人旅行者は、英語のほかにどんな言語を学んでこの国に入るのがいいのであろうか?現在のところ首都ニューデリー周辺に関してはヒンディー語が最善であろうが、インド南部、西部、東部にはそれぞれ強大な別の言語圏が存在する。それでもなお、”インド入門”として多様な文化の一端をかじろうというのなら、まずヒンディー語から始めるのが得策かもしれない。

五十音との共通点 おどろくなかれ、ヒンディー語の辞書の文字配列は、日本の五十音の配列と非常によく似ている。まず aiueo アイウエオの母音だが、これはまるで同じ。次に子音の kstnhmyrw カサタナハマヤラワの並べ方も、3つほどの例外を除いてまるで同じだ。

もちろん、単純な子音しかない日本語と違い、ヒンディー語ではそれぞれの子音には変異体(有声音・無声音・有気音・無気音など)があるため、子音字の数はずっと多くなるが、それでも全体を通しての配列は同じなのだ。

何でこんな事が起こるのか?偶然なのか?広辞苑によると、インドの文字のもとになった梵字(ぼんじ)の字母である悉たん(しったん)が、天平(てんぴょう)時代に南インドから伝わったのだ。その資料は法隆寺にあるという。そこから五十音の形成に影響があったのではないか。

やたら多い動詞の変化形 学習者にとっての悩みの一つに、動詞の形がいろいろとあることであろう。英語の be動詞に近いのが「コピュラ動詞」である。一般動詞についてはまず辞書に載る基本的な形があって、「語幹」「不定形」「完了分詞」「未完了分詞」があるのは仕方がないにしても、「現在形」、「過去形」、「未来形」「不確定未来形」「命令形」「依頼形」「先行時制分詞」があり、「自動詞」「他動詞」「使役動詞」のセットまでできている。

さらにフランス語・スペイン語のように、1,2,3人称とその単数複数による違いが存在する。これらはみな「語尾変化」によってまかなうのである。これらの要素からさまざまな組み合わせが作られ(例えばコピュラ動詞+未完了形といったような・・・)その使い分けが大変忙しい。ただサンスクリット語を祖先に持つせいか、かなり規則性が守られているのが救いである。

ヒンディー語から得たと思われるカタカナことば

ウソかホントかわからないけれども、勝手な想像をめぐらせて語源を考えるのも、言語への興味を深めるのでは???

サティ・・・スーパーマーケットチェーン店の名前だが、「仲間・同行者」を表す単語から取ったのでは?

マザー・・・「母親」の意味ではなく、千葉県にある「マザー牧場」のもとになっているのは、「楽しみ」を表す単語かもしれない。でも、実は調査の結果、やはり Mother であった!残念!

シャディ・・・結婚の贈答用品を扱う(今は葬式も)ギフトショップであるが、この単語には「結婚」という意味がある。

マヒナ・スターズ・・・年配の方なら誰でも知っている戦後の有名なコーラスグループだが、「マヒナ」とは”月”のこと。だから「月星」という粋な名前をつけたのかも。ところが、このマヒナは実は天体の月ではなく、暦の月のことなのだ。興ざめでした。しかし、ハワイ語でも月のことを「マヒナ」(こちらは天体も暦も両方あらわす!)といい、実際の命名者はこちらからとったらしい。興味深いのは、何千キロも離れたインドの単語とハワイの単語の音声が似ていたのは単なる偶然なのか、もしかして古代の”移民”たちがインド洋と太平洋を横断して伝えたからなのかも・・・何かヘイエルダール氏の冒険航海を思わせるロマンの響きがあります。

西隣はアラビア語圏 「本」は kitaab 、「家」は imart で、これらはアラビア語の単語の発音と酷似している、つまり語源が同じなのだ。さらに「しかし」のような接続詞でさえ lakin/lkin というようによく似ているものがある。名詞だけでなく、純粋に文法用語と呼ばれる単語にまで類似したものが見受けられるのだ。

それはそうだろう。西にある中東諸国との間には大きな山脈はなく、大昔からキャラバン(隊商)の通り道だった。しかもインド国内には、多くのアラビア語でコーランを読むイスラム教徒が住んでいる。となりの国パキスタンはウルドゥ語を使っているが、これは極論すればイスラム化されたヒンディー語だと言ってもよい。

東北は中国語圏  中国語や朝鮮語を学ぶ人は、「有気音」、「無気音」の違いを教えられる。これによって日本語では「タ」とか「バ」とかそれぞれ一つの子音として使っていたものが2倍に増える。おかげで日本語に多くて日常会話に支障をきたす(これを”駄洒落”として利用する向きの方が多いようだが)いわゆる同音異義語を避けることができる。これがヒンディ語にもあるのだ。

ただし、中国語では有気音と無気音のちがいがあっても、清音と濁音の明確な区別はない。むしろ有気音が無声音の、また無気音が有声音の代わりをしているようなものだ。ところがヒンディー語ではこのすべてが存在するので発音が難しい。

また、中国語では舌の先端を上の前歯の付け根よりももっと奥につけて発音する、いわゆる「そり舌音」が有名であるが、これまたヒンディー語にも存在する。

このようにしてみると、ヒンディー語は音素の面では非常に豊かな種類があるのだ。ただ、子音の種類の少ないしゃべり方に慣れた日本語を母語とする人々にはかなりの苦労が待ち受けている。

日本語のようでもあり、西欧語のようでもある ヒンディー語を学びはじめたときの最初の印象は、日本語(や朝鮮語)と語順がとても似ていて、単語さえ入れ替えればすぐしゃべることができるのではないかという錯覚を覚えてしまうこと。

たしかに単純な文ではほとんどそのままの語順で済んでしまう。「私行きます」「あなたあげます」の「が」や「に」は日本語では助詞と言っているが、これもしっかりヒンディー語にある。ただし日本語でも「これ()あなたにあげます」のように「を」を必ずしもつけない場合があるように、すべての場合につくわけではない。

ただし、ヒンディー語ではこれらの助詞があまり使われないのは、日本語に比べてかなり語順を厳しく守らされるからではないかと思われる。日本語では語順が自由なので、名詞のあとに助詞をつけないと意味が不明確になる。ところがヒンディー語では英語で SVO というようにしっかり決まっているのと同じく、SOV をしっかり守らなければならないのである。

なお、これらは西洋語の前置詞に対応してか、「後置詞」などといっているが、日本語の助詞と同じじゃないか?しかも「・・・がいます」「・・・があります」という言葉(コピュラ動詞)があるのだ。やはり文の最後につく。

日本語で「今日行きました」に対して「今日行きました」という表現の違いがある。この「は」に相当する語が助詞という名前で存在するし、これは使う場面共々、日本語と非常によく似ている。

ヒンディ語における音声配列

母音 a aa i ii u uu ri e ai o au

子音 ka kha ga gha ca cha ja jha Ta Tha Da Dha ta tha da dha pa pha ba bha

鼻子音 n m 半母音 ya ra la va sa ha

注;(1)子音の後についている a は単語の中では発音されない場合もある (2)-h は「有気音」 (3) 大文字は普通よりも舌の位置が異なるもの(そり舌音) (4)鼻子音のうち、n には4種の変種がある (5)半母音のうち、 sa には3種の文字がある

ところが一方で、西欧語のような「格」を持っている。特に代名詞がが主語の場合と、後置詞の前に置く場合では形が違うのだ。その形の変化は、全面的に形が変わることもあるけれども、基本的には語尾変化によっている。これはまさにヨーロッパ語でおなじみのものだ。

さらに、男性名詞と女性名詞の存在に至っては、フランス語やスペイン語をやったことがある人ならば、「これもか!」と思ってしまうだろう。そしてそのうしろの語尾変化につきまとう苦労も同じものである。もっとも、多くの場合は韻(いん)をふみ、かなり規則的なものであるから、慣れるに従って気にならなくなるだろう。

関係詞がある!!

西欧語、アラビア語などでは、先行詞のあとに形容詞節を形成するが普通だが、ヒンディー語では関係詞を使いながらも、それとはちょっと違った形式で表す。それは関係詞ともう一つの代名詞による”相関語句”である。日本語で表すとこんな具合だ。「私は、ある少女に出会いました、私はその人と以前、話をしたことがあります。」ここでの”ある”が普通の代名詞で表され、”その”が関係代名詞であらわされる。ただ、<ある→その>にあたる語の組み合わせが固定されているのだ。

こうなると、「あなたが見た映画を私も見た」をヒンディー語の < vo - jo > という組み合わせで表すと、 「あなたは jo 映画を見た、vo 私も見た」という語順となる。この「vo」と「私も見た」との位置関係は、西欧語的(いわゆる後置修飾)にみえるが、vo と jo との関係はヒンディ語独特のものであり、もちろん日本語タイプでもない。

さらに極めつけなのは、接続詞である。まるで英語の so-that構文のような相関語句がいろいろ存在する。「 ki 」という語はまさに英語の that であり、He said that she would come tomorrow. における、that で始まる後半の節はヒンディ語でもこの ki を先頭にして同じ位置に来る。

驚くべきことにトルコ語で、この ki はペルシャ語由来の関係代名詞、接続詞兼用のような形で用いられている。これはインドもトルコもシルクロード沿いにあったため、西洋言語やアラブ系言語の影響を受けたからではないのか?

このようにみると、ヒンディー語は主語動詞を中心とする構造では日本語の語順に酷似しているが、主節と従属節との関係、つまり複文においては英語・フランス語などの構造によく似ているようである。言語学ではヒンディー語はインド・ヨーロッパ語族に分類され、英語やフランス語の親類のようにいわれているが、日本語、朝鮮語、トルコ語などとの共通点が多く、そう簡単に割り切れるものではない。以下、さらにいくつかの点を検討してみよう。

ヒンディー語による新聞サイト Dainik Bhaskar外部リンク Dainik Bhasar一面に並ぶ見慣れぬ文字の羅列を見るだけでも面白い。周りを取り巻く広告もきらびやかである。また、ポップアップ広告の多さ(ブラウザで制限しているだろうがそれをはずしてみると・・・)に驚かされる。いずれの広告も金儲けの話(投資)である。現代インド社会の雰囲気を感じとることができる。

後置詞 後置詞については、日本語のいわゆる<助詞>と同じだと喜ぶ向きもあるが、日本語ほど多用はしない。<主語+(目的語+)動詞>の組み合わせの場合は、単に語順だけで済まそうとする傾向も強い。たとえば、「荷物はどこにありますか?」というのをヒンディー語でいうと、「samaan kahaan he? 」となり、この3つの単語を日本語になおすと「荷物+どこ+ある?」となり、どこにも「荷物」のあとに来るはずの「ハ」がみあたらない。

日本語だって、「私、アイスクリーム好きなの」と、口語では特に、後置詞(格助詞)をつけずにいうことが多いが、語順が人々の間に周知されていれば、必要ない語はどんどん省略されるものなのかもしれない。

位置関係を表す、<・・・デ><・・・ニ>、そして、「事務局の職員」に見られるような、形容詞的な働きをする「・・・ノ」、目的語をあらわす「・・・ヲ」に当たる語はある。

オンライン辞書 Shabdkosh English-Hindi Dictionary / Hindi-English Dictionary外部リンク

英語であれば、世界のさまざまな言語との辞書ができている(ただし、たいていは製作途中なので、必ず望む単語が含まれているとは限らないが)。これもそのひとつ。上をクリックし、右上の箱の中に英単語あるいはヒンディー語の単語を入れて Search をおせばたちどころに対訳が出てくる。

動詞 <複合動詞>と呼ばれるものがある。日本語では、「やる」と「おく」を融合させて「やっておく」という表現がある。この場合には、単なる「やる」に比較して「やっておく」は、前の時点でやるべき仕事を完成させておくという意味が加わっている。

この構造をよくみると、「やる」、つまり前にくる動詞はそのままその意味が継承されるが、「おく」は普通の「机の上におく」という意味から転用され、<完成・維持>というような意味を加えるだけの動詞に変えられてしまっている。

このような過程で出来上がった動詞のことを普通、<複合動詞>というが、実はヒンディー語でも同じ現象が見られるのである。しかも、前半が本来の意味を担い、後半が特別な意味を加えるという点でもお互いによく似ているのだ。

日本語での「してやる」「してくれる」「してもらう」はそれぞれ<授受>関係の動詞を用いた複合動詞だが、これに酷似した現象がヒンディー語でも観察されるのである。

 インターネット・ラジオで聴くヒンディー語 今のところ未発見

複合動詞が両国語で、活躍しているところを見ると、大昔にインド系の言語と日本語とはどこかでつながりがあったのではないかという推測が現実のものではないかと思えてしまう。しかし、いくら動詞同士をくっつけられるからといって、ヒンディー語は<膠着語>ではない。

たとえば日本語で、「本を書く」を<受動態>かつ<完了>であらわせば、「本が書かれた」となるが、元の動詞に”レ”やら”タ”やらをくっつけて、一つの動詞として機能させているが、これは膠着語といっている。朝鮮語でもトルコ語で見られる現象である。

ヒンディー語ではこのような傾向は見られない。英語のように<助動詞+be +過去分詞>というように、ある規則に従い、いくつかの語を組み合わせることによって表現している。こういったあたりは非常に西欧語的である。

日本語を使う人々にとって、動詞の種類を増やすのはたやすい。なぜならば<スル動詞>があるからだ。「結婚する、掃除する、省略する、躊躇する・・・」など、名詞につければそれで済んでしまう。これは朝鮮語、トルコ語にも共通し、実はヒンディー語「 karnaa 」にも同じことがいえるのだ。もちろん日本語と同じく、ふさわしい組み合わせは決まっている。

使用した学習書 外部リンク白水社の「ニューエクスプレス・ヒンディー語・町田和彦著」を使いました。ヒンディー語の教科書は、日本では英語などと違って学習者の数が問題にならないほど少ないので、これといったよいものが見つかりません。しかし、本書はきちんと基礎からていねいに書かれていますので、初心者には最適です。

辞書 ヒンディー語の学習者には、やはり英語=ヒンディ語タイプがよいでしょう。イギリスの出版社には長い歴史を持っているものもあると思いますが目下調査中です。

Hindi,Urdu & Bengali Phrasebook簡易会話教本 外部リンクlonely planet 社の、Hindi, Urdu & Bengali Phrasebook は容易に手に入ります。

解説は英語です。基本文法のほか、発音の仕方もきちんと示されています。ここに含まれているヒンディー語の決まり文句やインド国内の旅行や生活に必要な単語は大変有用です。

さらにバスや鉄道の利用の仕方、一般的な商習慣などの文化面についても詳細の解説が付いています。英語→ヒンディー語の小辞典つき。ヒンディー語の基礎を一通り勉強した方なら、実に実用的価値の高い1冊だといえます。

外部リンクみんなのヒンディー語教室 あいさつや語彙集が入っています。また文化的な解説など。

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नमसकार

(ナマステー namaste ・ナマスカル namaskaar =またあうときまでさようなら)

2006年8月初稿2011年5月最新更新

以後随時更新します

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