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13枚のアルバム
(1)熱い胸さわぎ
***なんと言ってもデビューアルバムの持つ、荒削りな魅力とエネルギーにあふれている。ビートルズの初期の作品を思わせる、迫力を持つ。カラオケで歌うなら、このアルバムの中にある、スローなナンバーがおすすめ。音域がそんなに広くないので、楽に歌えるのだ。***
- 勝手にシンドバッド :ピンクレディの「渚のシンドバッド」のもじりだといわれているが、両者とも同じ頃作曲されて20数年後の今、時代の評価はこの通り。いっぺん続けて聞き比べてみよう。
- 別れ話は最後に :雨の Sunshine Road とは、「雨の降っている日光街道」とでもいうことか?
- 当って砕けろ :昔、「味の素」と並んで「いの一番」という名の化学調味料がありました。「いの一番に」と「に」がつけば、懐かしい副詞です。keep on...ing
は受験生なら必ず覚えさせられる、「・・・し続ける」という意味の動詞句です。
- 恋はお熱く :最初に波の打ち寄せる音が聞こえてきます。「夏の終わりの恋の終わり」というテーマでの最初の曲だ。昔、マリリン・モンロー主演のの「お熱いのがお好き
Some like it hot 」という映画があった。
- 茅ケ崎に背を向けて :原由子とのデュエット。最初のギターの前奏が雰囲気を盛り上げる。全体としてギターの伴奏が実に凝っている。また、間奏での不協和音の連続がおもしろい。
- 瞳の中にレインボウ :どこか酒場らしきざわめきで始まる。最初のピアノの前奏はおなじみのメロディ。「あたしゃ、ピアニシモ」というのは、自分は小心者という意味なのかな?最後の終わり方はビートルズの(旧)「Let
It Be」における「Across theUniverse 」への始まりを思い起こさせる。
- 女呼んでブギ :「経験Ⅱ」と並ぶ、ロックの傑作!このあからさまさと、強烈なビートがロックの命なのだ!このあたりからだ。きわどい歌詞をさらりと歌の中に埋め込んでしまう傾向が見えるのは。Rug
and Roll そのものは辞書に見あたらないが、rug には「粗い毛織り地」から転じて、「女性の陰毛」という記載があり、roll は「転がる」という意味からたとえば、
roll in the hay 「干し草の中で(転がって)セックスする」の使い方がある。
- レゲエに首ったけ :鶏が「コッコ、コッコ」と鳴いているのが聞こえる。この歌を聴いてからレゲエを聴き始めた人も多いのでは?私は「噂に違わず・・・」というような古典的?日本語は、この歌を聴いてからよく使うようになった。
- いとしのフィート :大晦日のための歌。「胸がないよりある方がましさ」とは?
- 今宵あなたに :原由子とのデュエット。「あなた悲しや天ぷら屋」というが、原由子の実家が天ぷら屋だということに関係があるのだろうか?「素肌負けないで」の名文句。
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(2)TENナンバーズ・からっと
- お願いD.J :DJは聞き手の姿が見えないが、必死でしゃべる。深夜のラジオにしがみついているこちらも必死で聞く。見えない糸で結ばれているのだ。「真夜中のしじま」「闇によりそう心」の言葉がよい。DJの出番が多い。「DJ
コービーの伝説」がある。映画「稲村ジェーン」でも架空の「FM相模」の DJ がしゃべる場面があった。
- 奥歯を食いしばれ:間奏でのめまぐるしいリズムの展開が聞きもの。歌詞が余りよく聞こえないが、そのかわりサウンドの変化が楽しめる。
- ラチエン通りのシスター :ロマンチシズムあふれる曲。茅ヶ崎市の海岸を通る国道134号線の、かつて加山雄三が所有したとも言われている、元パシフィック・ホテルのあったところ(今は取り壊されて写真右のマンションに)から北へ通じる平凡な通りなのだが、これを聞くと「シスター」に出会えそうな気がしてくる。なお、ラチエン通りを南にゆくと砂浜に出るし、水平線の彼方を見ると、延長線上には、「烏帽子岩(えぼし)」が見える。ところでここで言うシスターはキリスト教の修道女の意味なのだろうか?でも「他に誰かいるの?」と聞いているのだから、そうではないだろう。
- 思い過ごしも恋のうち:misery, hisotory, patiently と韻を踏んでいる。これから何度も登場する、「お互いに分かり合える・・・」という決まり文句がこの歌で最初に登場。
- アブダ・カ・ダブラ(TYPE.1) :「あなたも人見頃」とは、学校で習った平方根で、ルート2が確か、「一夜一夜に人見頃」というのでしたね。ビートルズの「ホワイトアルバム」における「Rocky
Raccoon 」を彷彿とさせるリズム。
- アブダ・カ・ダブラ(TYPE.2) :TYPE1 とのつなぎは、ビートルズの「 Back in the U.S.S.R. 」のように、ジェット機の轟音が聞こえる。そのあとでTYPE.2
がはじまる。
- 気分しだいで責めないで:タイトル部分のメロディは覚えやすい。何度も繰り返されるから。それにしても確かに「なれ合いみたいになれたらいいな」。
- Let it Boogie :めまぐるしいリズム、若さの爆発する歌詞。進行するうちにスピードが増していく。この曲ならどんなにからだの重い小父さんでも踊りたくなること請け合い。
- ブルースへようこそ:前曲「Let it Boogie 」のあとだから、押さえ目の曲の流れ。突然、「蛍の光」の前奏が入る。それにしても最後の謎の言葉、「みそがつく」とは何ぞや?
- いとしのエリー :カラオケでは多くの人が歌うが、上手に歌っているのを一度も聞いたことがない。きわめて高度な感性が要求される曲。この上なくシンプルなメロディだが、音程があまりに広く、素人には無理だ。しかもその中でエリーに込めた恋心を表現しなければならないのだから。音をなぞればいいというものではない。その点で、プレスリーの「
Love Me Tender 」と似ている。
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(3)タイニイ・バブルス
- ふたりだけのパーティ~Tiny Bubbles(type-A) ;パンチの効いたリズム。アルバムの幕開けにふさわしい。ラテンリズムの片鱗がうかがえる。「細い肩にシャンペン、濡れた唇にワイン・・・」あたりからの曲想の変化もすばらしい。どんな女性かしらと想像力をかき立てるではないか。「乱れればいと楽しく」などと万葉の言葉遣いも登場する。
- タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
- Hey! Ryudo!:ビートルズの「ヘイ・ジュード」の変奏曲といえようか。タップダンスのリズムが面白い。
- 私はピアノ :原由子と高田みずえによる歌と、どちらがいいかは好みによろうが(高田の歌は情感にあふれていて、必聴だ!!)、傑作には間違いない。前半の押さえた感じと、後半の感情の盛り上がりを示す歌い方が、完璧な対照を見せている。
- 涙のアベニュー :横浜のアンニュイな感じを出した歌。夕暮れ近づく波止場を歩きながら聞いてみては。
- TO YOU :前半のリズムも良いが、中間での遊びのあふれたピアノの間奏がおもしろい。これをカラオケで歌ってみたが、ものすごく難しい。歌詞がぎっしり詰め込んである上、シンコペーションの効いた伴奏に引き寄せられてすっかりリズムが狂ってしまう。うまく歌えたら最高にのる。サザン・ファンなら挑戦せよ。「恋は異なもの」といえばダイナ・ワシントンの「縁は異なもの」を思い出す。
- 恋するマンスリーデイ :女の子の生理のことをスマートに、他のだれがこんなテーマを出せるだろうか。
- 松田の子守唄
- C調言葉に御用心 :全作品中の最高傑作だと今でも思う。ほとんど同じ音程で、リズムだけで曲想を作るなんて、才能ある作曲家でも一生に一度できるかどうか。そしてこれをうまく歌うのは非常に難しい。
- Tiny Bubbles(type-B)
- 働けロック・バンド (Workin' for T.V.) : Smile Away というのは「笑い飛ばせ」程度の意味。ポール・マッカートニーのアルバム「ラム」に同名の歌がある。歌詞はまったく違うが。「おれの靴下が臭いだと?笑い飛ばせ、ばかやろう・・・」関係ないが、山口百恵の「ロックンロール・ウィドゥ」もロッカーのことを歌ったもので、そのロックのノリの見事さは必聴だ。
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(4)ステレオ太陽族
- Hello My Love :最初のピアノによるイントロは実に覚えやすい。映画の始まりみたいだ。「スティング」みたいなピアノの間奏が入る。「思い通りにベッドに横たえて・・・」の軽妙な歌詞付。ここを聞いた男性は、自分もこんな風にできたらいいなと思うのでは?「いたいけな」「まろやかな」「スキャンティ」という形容詞が不思議に互いによく似合う。
- My Foreplay Music :「フォアプレイ」を「前戯」などと訳す人はもういなくなったが・・・写実的に歌ってみせる歌は、ほかにないだろう。なんで Let It Be を連発するのだろう?Honey
Pie はビートルズの歌にもあった。キスのことをフランス語では「ベゼ baiser 」というが、響きが英語より遙かに色っぽい。
- 素顔で踊らせて :サザンに出てくる女は、「woman 」ではなくたいてい「Lady 」だ。
- 夜風のオン・ザ・ビーチ 「辻堂あたりで・・」と舞台は東海道線横浜駅から4つ目、藤沢市内にある駅名でもある。駅からまっすぐ南に進めば約2キロで海岸に出る。さらに砂浜を西へゆけば茅ヶ崎市内に入り、沖合には鮫の背中のような三角形のとんがったエボシ岩がみえる。
- 恋の女のストーリー
- 我らパープー仲間
- ラッパとおじさん(Dear MY's Boogie)
- Let's Take a Chance
- ステレオ太陽族 :山田洋次監督の「男はつらいよ・寅次郎サラダ記念日」で、寅さんが早稲田大学へ出かけて、思いをよせる人の姪に会いにゆく場面があるが、学生たちの行き交うキャンパスでこれがごく短時間流れる。その雰囲気にぴったり。
- ムクが泣く
- 朝方ムーンライト
- Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)
- 栞(しおり)のテーマ:実にロマンティックな気持ちにさせる歌だ。昔からあったナツメロのような雰囲気。
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(5)ヌードマン
- DJ・コービーの伝説
- 思い出のスター・ダスト
- 夏をあきらめて:今はない、茅ヶ崎市の海岸沿いにあったパシフィック・ホテルを題材にしている。このときは「冷夏」だったんだろうか?
- 流れる雲を追いかけて:原由子による歌。大連あたりに住んでいた引揚者のことを語っている。
- 匂艶(にじいろ)THE NIGHT CLUB
- 逢いたさ見たさ病めるMy Mind
- Plastic Super Star(Live In Better Days)
- Oh!クラウディア
- 女流詩人の哀歌
- Nude Man
- 猫
- 来いなジャマイカ
- Just A Little Bit
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(6)綺麗
- マチルダBABY
- 赤い炎の女 :ラテン系。ギターによる巧みな間奏がこの曲にアクセントを与えている。
- かしの樹の下で :中国か朝鮮民謡の流れをくむ、ゆったりした曲。
- 星降る夜のHARLOT
- ALLSTARS' JUNGO
- そんなヒロシに騙されて :軽快なロックンロール。初めて聞いたとき、懐メロかと思った。高田みずえもうまく歌っていた。タイガースやテンプターズのような、かつてのグループ・サウンズを彷彿とさせる雰囲気だ。
- NEVER FALL IN LOVE AGAIN :寺尾聡風の歌い方をしている。シングル「ルビーの指輪」の B 面のような。
- YELLOW NEW YORKER
- MICO :日本のダイアナ・ロスといえば、彼女は広田三枝子の事かしら?歌詞にある「人形の家」でふっと思い出した。だが人形の家とは確か売春宿のことだったと思うが。
- サラ・ジェーン :ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリイ・ハーツ・クラブ・バンド」に入っている、「 She's Leaving Home 」に出てくるような女の子か?
- 南たいへいよ音頭
- ALLSTARS' JUNGO (Instrumental)
- EMANON :サキソフォンの伴奏は、本格的にスイングした即興に聞こえる。
- 旅姿六人衆 :最後のコーラスでノルところなど、「ヘイ・ジュード」に似た展開を持つ曲。
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(7)人気者で行こう
- Japaneggae(ジャパネゲエ)
- よどみ萎え、枯れて舞え
- ミス・ブランニュー・ディ :軽快なメロディだが、頭が空っぽでブランドを持ち歩き、流行に右にならえをして生きている女の子を歌った、実は皮肉たっぷりな曲。でもたいていの人は、歌詞の内容に注意することはないだろう。
- 開きっ放しのマシュルーム :マッシュルームの意味するものががなんのことだかわからない人はいないと思うが・・・もしいれば、実際に買ってみて、よく観察してほしい。
- あっという間の夢のTonight
- シャボン
- 海
- 夕方Hold On Me
- 女のカッパ
- メリケン情緒は涙のカラー :ビリー・ジョエルの「ナイロンカーテン」にあった「 Pressure 」の曲を思わせる、追っかけられるようなリズムの取り方。
- なんば君の事務所
- 祭りはラッパッパ
- Dear John
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(8)Kamakura
- Computer Children
- 真昼の情景(このせまい野原いっぱい):森山良子の「この広い野原いっぱい」のもじりか?
- 古戦場で濡れん坊は昭和のHero
- 愛する女性とのすれ違い
- 死体置場でロマンスを
- 欲しくて欲しくてたまらない
- Happy Birthday
- Melody
- 吉田拓郎の唄
- 鎌倉物語
- 顔
- Bye Bye My Love ( U are the one )
- Brown Cherry
- Please!
- 星空のビリー・ホリディ
- 最後の日射病
- 夕陽に別れを告げて・・・メリーゴーランド: ハーモニカの前奏で始まる、ボブディラン風の歌。
- 怪物君の空
- Long-Haired Lady :サザンの歌にはところどころ寺尾聡(あきら)風の歌が見受けられる。まずは彼の最高のヒット曲、「ルビーの指輪」を聞いてもらいたい。
- 悲しみはメリーゴーランド :竹取物語風の演奏。と言うよりは日本民謡の雰囲気なのだ。
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(9)サザンオールスターズ
- フリフリ’65
- 愛は花のように(Ole!)
- 悪魔の恋
- 忘れられたBig Wave
- You
- ナチカサヌ恋歌
- Oh ,Girl(悲しい胸のスクリーン)
- 女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)
- 政治家
- Mariko
- さよならベイビー
- Gorilla
- 逢いたくなった時に君はここにいない
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(10)稲村ジェーン
- 稲村ジェーン:列車のベルの音!この映画は必見。サーファーたちの物語だが、何かレトロな雰囲気が漂う。主人公たちが使う長い長いボードがすてきだ。
- 希望の轍:この歌の良さは、列車を思わせるリズムを聴いていると、何ともいえない懐かしさと共に、じゃあ明日からがんばろうという気持ちがわいてくるからだろう。
- 忘れられた Big WaveLove;「サザンオールスターズ」収録
- 美しい砂のテーマ
- LOVE POTION No.9 :1950年代のヒット曲のリメイク。
- 真夏の果実
- Mambo :
- 東京サリーちゃん:ジョン・レノンを聞いているようなヘビーなサウンド
- マリエル:このアルバムには、スペイン語による歌詞がやたら多い。つまり、ラテン系リズムがあふれているのだ。だがラテンの雰囲気がとてもうまく生かされていて、このアルバムを南米あたりにもっていったら間違いなくヒットするだろう。
- 愛は花のように(Olé!):これもスペイン語の歌詞が目立つ。
- 愛して愛して愛しちゃったのよ;かつての大ヒット演歌(田代美代子・和田弘とマヒナスターズ、1965年、ビクター)の原由子によるカバー。田代の方が遙かに色気があるが。
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(11)世に万葉の花が咲くなり
- BOON BOON BOON~OUR LOVE[MEDLEY]
- GUITAR MAN'S RAG(君に奏でるギター)
- せつない胸に風が吹いてた:ジョージ・ハリスン風の泣くような間奏が入る。
- シュラバ★ラ★バンバ:歌詞に注目。「修羅場穴場女子浮遊」の発音したもの。日本語でも漢字を巧みに組み合わせると、おもしろいリズムが現れる好例。
- 慕情
- ニッポンのヒール:ボブ・ディラン風の歌唱法だ。
- ポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー)
- HAIR :後半はジョンレノン風に歌う、それも「マザー」の感触
- 君だけに夢をもう一度 :別れた人の歌は常に切ない
- DING DONG(僕だけのアイドル)
- 涙のキッス
- ブリブリ ボーダーライン
- 亀が泳ぐ街:「未来の神保町」という表現が意表を突く。本当に一体どうなっていることやら。古本屋はちゃんとあるかしら。
- ホリデイ~スリラー「魔の休日」より
- IF I EVER HEAR YOU KNOCKING ON MY DOOR :コーラスはレターメンの雰囲気を持っているが、一方でビリー・ジョエルの曲も、その指スナップの音で思い出させる。
- CHRISTMAS TIME FOREVER :この曲は後の「Tsunami 」の原型ではないか。メロディーラインといい、雰囲気といい。
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(12)YOUNG LOVE
- 胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ:ポール・マッカートニー風のピアノ伴奏
- ドラマで始まる恋なのに
- 愛の言霊-Spritual Message- :この歌詞のおかしさは特級品だ。何が飛び出すかわからない、意表を突いた単語の連発だ。
- Young Love (青春の終わりに):軽快なロックンロール、初期のビートルズによく見られたタイプ。
- Moon Light Lover
- 汚れた台所:痛烈な社会批評のようだ。「平和という神経ガス」が人間をマヒさせてしまっているのだろうか。
- あなただけを-Summer Heatrbreak- :遠い昔にした恋を思い出させるような曲。「誰かが落とした麦わら帽子が波にさらわれて夏が終わる!」これは、夏の終わりにぴったり!
- 恋の唄を歌いましょう :久しぶりに原由子ののんびりした歌いぶりが登場してほっとする。
- マリワナ伯爵
- 愛無き愛児- Before the Storm -
- 恋のジャック・ナイフ
- Soul Bomer (21世紀の精神爆破魔)
- 太陽は罪な奴
- 心を込めて花束を :ナット・キングコールの雰囲気。あるいは娘のナタリー・コールか?結婚式の時に新郎が自分の両親に向けて歌ったらぴったりではないだろうか。
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(13)さくら
- NO-NO-YEAH / ¥GO-GO-YEAH
- YARLEN SHUFFLE~子羊達へのレクイエム~
- マイ フェラ レディ :「マイフェアレディ」のもじりだろう。フェラチオをうまく忍ばせるにかけてはこれ以上うまい方法はあるまい。
- LOVE AFFAIR~秘密のデート~ :「大黒埠頭で虹を見て・・・」と聞けば、首都高速湾岸線、横浜ベイブリッジ手前にある大黒埠頭のパーキングエリアがデートする男女で混雑する理由もわかる。
- 爆笑アイランド
- BLUE HEAVEN
- CRY 哀 CRY
- 唐人物語(ラシャメンのうた)
- 湘南SEPTEMBER :これは秋が迫った海の気分を存分に演出している。ニューヨークのブロードウェイで上演されるミュージカルに「Try To Remember 」というのがあり、同名の歌は大変有名だが、ふとそれを思いださせるようなメロディの流れが現れる。歌詞
- PARADISE
- 私の世紀末カルテ :歌詞が深刻で不気味だが、これを聞いて自分のことじゃないかとドキッとする人もいるだろう。これは井上陽水の「傘がない」に通じるものである。こういう歌もあってよい。ギターの弾き語りと、ハーモニカの組み合わせだけで歌われているが、これは拓郎の「元気です」のアルバムを思い出す。
- SAUDADE~真冬の蜃気楼~ 寺尾聡タイプの歌である。
- GIMME SOME LOVIN'~生命(いのち)果てるまで~
- SEA SIDE WOMAN BLUES 昔、「東京ドドンパ娘」などという歌がはやったことがあった。(「私が棄てた女」という浦山監督の映画を見るべし)この雰囲気、リズムは懐かしい。
- (The Return of) 01MESSENGER~電子狂の詩(うた)~ ;「君は一体誰なの・・・」という歌い方は吉田拓郎に似ているが、リズムと歌詞は全く違う。
- 素敵な夢を叶えましょう:最後の歌はリラックスさせる内容なのが定番。ビートルズのアルバム「イエローサブマリン」のオーケストラ編成による最後の曲と同様だ。
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オリジナルアルバムにない過去のシングルから
- YaYa (あの時代を忘れない):カーペンターズの「イエスタディ・ワンスモア」の雰囲気を持つ曲
- シャララ
- ひょうたんからこま
- 忘れじのレイド・バック
- 素敵なパーティー (NO NO BIRDY) :「シュビデュワ・シュビデュワ・・・」ビートルズのリボルーション NO.9 にもそんなのがあった。
- チャコの海岸物語:テンポはゆっくりだが、タイガースやテンプターズなど、かつてのグループサウンズを彷彿とさせる曲作り。特に甘ったるい歌い方とエンディングがこの歌の特徴だ。
- 平和の琉歌 :琉球民謡のこの料理の仕方はどうだ!かつて「島唄」という曲がヒットしたことがあるが、あの特有の節回しを知っているひとなら、すぐピンと来る曲作りである。きわめて自然な構成になっている。歌詞もふさわしい。
- 冷たい海
- クリスマスラブ
- 夏の日のドラマ :サザンの普段の雰囲気とはかけ離れた曲。まるでテレビの恋愛ドラマのテーマソングのようだ。インストロメンタルのシンコペーションと「ためらいがちな・・・」で始まる三連符の部分が実に気持ちによい曲想を生み出している。
- いなせなロコモーション
- Love Sick Chicken
- Jazz ManFive
- Rock Show
- ごめんねチャーリー
- 走れ!!トーキョータウン
- シャッポ
- ボディ・スペシャルⅠ
- ボディ・スペシャルⅡ
- Still I Love You
- 翔(show)ー鼓動のプレゼント
- 青い空の心 ( No me? More no! )
- 東京シャッフル
- TarakoJapaneggae (Sentimental)
- みんなのうた
- おいしいね~傑作物語
- ネオ・ブラボー
- 9月の風
- エロティカ・セブン
- 遙かなる瞬間
- ゆけ!!力道山
- Love Korea
- メリージェーンと琢磨仁
- マンピーの G ★ spot :尾崎豊のサウンドではないか。G については、かつて週刊誌を読む人は誰でも知っていたが、今では G スポットの意味を了解できる人も少なくなったかもしれない。
- 君に贈るLove song
- 世界の屋根を撃つ雨のリズム
- イエローマン~星の王子様
- 平和の琉歌 :琉球民謡のこの料理の仕方はどうだ!かつて「島唄」という曲がヒットしたことがあるが、あの特有の節回しを知っているひとなら、すぐピンと来る曲作りである。きわめて自然な構成になっている。歌詞もふさわしい。
- Hotel Pacific
- この青い空、みどり~ Blue in green
- チャイナムーンとビーフン娘
- 虫歯のブルース~インディアン狂想曲(medley)
- 通りゃんせ
- 東京
- 可愛いミーナ
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ほかの歌手による歌
- 私はピアノ(高田みずえ) :「タイニィ・バブルス」収録の曲だが、彼女の一番の大ヒットとなった。とてもていねいに歌っているので、男が去った女が、あきらめていく情感がとてもよく出ている。サザンのオリジナルとは違う、彼女の持ち味ができあがっている。カバー曲はこうあらねばならない。
- そんなヒロシに騙されて(高田みずえ) :「綺麗」収録曲。これもヒット曲になった。騙されたと言っているけども、歌詞をよく聴くと実際は騙されたことはうれしがっているし、まったく女の心理は永遠にわからない。
- 恋人も濡れる街角(中村雅俊) :「横浜じゃ今・・・」のサザンの雰囲気が濃厚な歌。馬車道も登場する。「濡れる」が雨に濡れるのか、そうでないのか想像力をかき立てる歌深作監督、松坂慶子主演の映画撮影を描いた映画、「蒲田行進曲」を見よう。主題歌になっている。
- マーマレードの朝(中村雅俊) :テレビ・ドラマの主題歌。この曲の歌詞を聴くと、すぐにあの英語まじりの特色ある流れに気づくだろう。「Coming Back...
」の部分のメロディーは特にサザンの曲を思い出させる。
- 夏をあきらめて :(研ナオコ) :「ヌードマン」収録曲。これまでに中島みゆきなどもなかなか味のある歌を歌っているが、この曲ではさらっと歌いながらも男と女の情感を出した大人の歌に仕上がっている。
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海のYeah!(1)
- 勝手にシンドバッド:「熱い胸さわぎ」収録。ピンクレディの「渚のシンドバッド」のもじりだといわれているが、両者とも作曲されて20数年後の今、時代の評価はこの通り。
- いとしのエリー
- C調言葉にご用心 :全作品中の最高傑作。同じ音程で、リズムだけで曲想を作るなんて、才能ある作曲家でも一生に一度できるかどうか。
- 栞のテーマ :「ステレオ太陽族」収録。
- 夏をあきらめて :「ヌードマン」収録
- チャコの海岸物語:テンポはゆっくりだが、タイガースやテンプターズなど、かつてのグループサウンズを彷彿とさせる曲作り。特に甘ったるい歌い方とエンディングがこの歌の特徴だ。
- 匂艶THE NIGHT CLUB
- 鎌倉物語:「Kamakura 」収録
- BYE BYE LOVE( U are the one )
- (MISS BRAND-NEW DAY)
- 海
- みんなのうた
- 希望の轍;「稲村ジェーン」収録
- 忘れられたBIG WAVE;「稲村ジェーン」収録
海のYeah!(2)
- 真夏の果実 :「稲村ジェーン」収録
- YOU
- SHULABA-LA-BAMBA
- 涙のキッス:「世に万葉の花が咲くなり」収録
- さよならベイビー :「サザンオールスターズ」収録
- エロティカ・セブン :
- 素敵なパーティー (NO NO BIRDY) :
- そんなヒロシに騙されて :「綺麗」収録
- マンビーのG SPOT
- あなただけを ~ SUMMMER HEARTBREAK
- MOON LIGHT LOVER
- 太陽は罪な奴
- 恋のジャックナイフ
- 愛の言霊 ~ SPRITUAL MESSAGE
- 平和の琉歌
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茅ヶ崎ライブ(2000年8月20日)
球場での5時間にわたる大熱演でした。立ちっぱなし。(座っていたのでは何も見えない)だが、外野席では、双眼鏡をもってしてもメンバーの姿はほとんど見えませんでしたが。
- M-1 希望の轍
- M-2 いなせなロコモーション
- M-3 みんなのうた
- MC
- M-4 茅ケ崎に背を向けて
- M-5 YOU
- M-6 海
- M-7 涙のキッス メドレー
- M-8 夏をあきらめて
- M-9 C調言葉に御用心
- M-10 チャコの海岸物語
- M-11 思い過ごしも恋のうち
- M-12 気分しだいで責めないで
- M-13 勝手にシンドバッド
- MC
- M-14 鎌倉物語
- M-15 NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH
- M-16 爆笑アイランド
- M-17 イエローマン~星の王子様~
- MC
- M-18 虫歯のブルース~インディアン狂想曲[MEDLEY]
- M-19 SE~通りゃんせ
- M-20 愛の言霊
- M-21 メロディ
- M-22 冷たい夏
- M-23 SEA SIDE WOMAN BLUES
- M-24 ラチエン通りのシスター
- M-25 真夏の果実
- M-26 TSUNAMI
- M-27 HOTEL PACIFIC
- M-28 SE~ミス・ブランニュー・デイ
- M-29 マチルダBABY
- M-30 フリフリ’65
- M-31 ボディ・スペシャルII
- M-32 マンピーのG★SPOT
- ENCORE
- M-1 LOVE AFFAIR~秘密のデート
- M-2 夕方 HOLD ON ME
- M-3 いとしのエリー
- MC
- M-4 心を込めて花束を
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以後のシングル
桑田佳祐・TSUNAMI
桑田佳祐・波乗りジョニー
- 波乗りジョニー :最初のイントロは、まさにこれから始まる曲をすぐに思い出させる。曲想を想像すると、調子のいいサーファーの歌に聞こえるが、実はそうではなく、かなりもの悲しい歌なのだ。
- 黄昏のサマー・ホリディ
- MUSIC TIGER
- PRIDEの唄・・・茅ヶ崎はありがとう
桑田佳祐・白い恋人達
- 白い恋人達:TSUNAMI や波乗りジョニーのヒットのあとでは地味に聞こえるが、パイプオルガンの音を使った全く違った曲想で、冬景色を描写している。「今も忘れない」のところの装飾音がいい。
- 踊ろうよベイビー1962
- あの素晴らしい愛をもう一度・・・アミダばばあの唄:「あの素晴らしい・・・」と言えば、加藤和彦・北山修のコンビで作られた、30年以上前のフォークの名曲。数え切れないほどの歌手がカバーを歌っている。
サザンオールスターズ・Sea of Love
- 涙の海で抱かれたい-Sea of Love:熱い砂の上で展開される恋のドラマ。節の最後にスローテンポでつく「・・・だけだよ」は新沼謙二の「嫁に来ないか」を思わせる。テンポがよく大勢で歌いやすい。
- 雨上がりにもう一度キスをして:恋は「おとぎ話」か「冗談」と開き直った。「夢の中にもう一度会いに来て」と失った恋を思い出す歌。青春は二度と帰らないのだ。「辻堂あたり」ではなく、「茅ヶ崎あたり」が登場。
- Oh ! Fresh !-ドクダミ・スパークのテーマ:ビートルズ風の、コミカルな模擬コマーシャル。実際のところ、日本薬局方「ドクダミ茶」は夏に麦茶の要領で作って飲むとおいしいのだ。
- 恋人は南風:恋人の涙に、何か不安を感じている歌。加山雄三風の伴奏が流れる。
- 経験Ⅱ(セカンド):この曲は、誰でも取っつきにくいと思うが、絶対に傑作だ。「 I'm a Panty 」「女呼んでブギ」に続く快挙である。まずそのサウンドのスリリングなところは、ビートルズの「Day
Tripper 」と聞き比べてもらいたい。そして歌の合間に入っているさまざまな効果音!歌詞はいろいろと連想を誘うだろうが、ビートとリズムの強さに負けないためには、どうしても欠かせない。こういう「直截的」な歌こそロッカーの原点なのだ!
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サザンオールスターズ・彩-Aja-
- 彩
- fRIENDS
- 夢見るアニバーサリー
サザンオールスターズ・君こそスターだ
- 君こそスターだ
- 夢に消えたジュリア
- Doll
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