TOEIC についての FAQ

TOEIC Score Certificate

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中高生、少し難しすぎると思っている人には TOEIC BRIDGE模擬試験は


TOEICとは何?

TOEICとは Test of English for International Communication の略で、国際的な基準となるテストを目指したものです。国際ビジネスやその他の専門的職業に携わる人のために、英語を理解する能力を測定することをめざしています。TOEIC が評価を目指すのは、ふだんの生活での英語が理解できるか、広告、通信文、記事、報告、書式のようなものに書かれている英語が読めるかどうかの2点です。

誰がTOEIC を作っているか?

TOEIC を作成しているのはアメリカ合衆国のニュージャージー州の町、プリンストンにあるETS( Educational Testing Service )という民間の非営利団体です。この団体はすでにアメリカでは中心的なテスト研究を行い、TOEFL ( Test of English as a Foreign Language ) GMAT ( Graduate Management Admission Test ) や GRE ( Graduate Record Examination ) のような学問的なテストを開発していることでも有名です。

TOEIC が始まったのは?

日本が最初にこのテストを1979年に始まったのです。1982年には韓国でも始まりました。今では世界中で50カ国以上で行われています。現在の時点では100万人以上の受験者がおり、その数も増えつつあります。

TOEICテストの構成は?

TOEIC のテストは200問の選択問題からできています。これらは聞き取りと読解の二つの Section に分かれます。それぞれの Section は100問ずつからなり、それぞれ1時間15分かかりますので、全部をやり終えるのに2時間30分かかります。聞き取り Section は4つのタイプの質問でできており、試験場で放送されます。読解 Section は3つのタイプの質問でできています。

全体構成

Section1; 聞き取り理解

Part 1 写真 20問
Part 2 質問とその答え 30問
Part 3 短い会話のやりとり 30問
Part 4 ちょっとした話 20問

合計100問

Section2; 読解

Part 5 空所補充 40問
Part 6 正誤問題 20問
Part 7 文章理解 40問

合計100問

全体合計・200問 全体所要時間・2時間30分

TOEIC は TOEFL とどこが違うの?

この二つのテストはともに ETS が作成し、英語の能力を測定するものですが、TOEFL ではアメリカの大学でどの程度英語が運用できるかを測定し、学究的雰囲気の中での講義や教科書から問題がとられています。注*** 現在では従来の「ペーパー版」に代わって、「コンピュータ版」方式に統一されています。*** これに対し、TOEIC ではそれぞれの職業における現場での英語の使用に重点を置き、仕事、旅行、製造、販売の場面で必要な英語に重点を置いています。

TOEFL について(英語)TOEFLについて(英語版) TOEFL について(日本語)TOEFLについて(日本語版)

TOEIC は英検とどこが違うの?

英検は日本英語検定協会( STEP )というところで作っているテストで、昔から大勢の中学校や高校生が受けてきました。1級から5級まであり、TOEIC のような徹底した聞き取りテストはありませんが、テープによるリスニングテストはすべての級にあり、スピーキングは、3級以上で面接委員によって行われます。。内容的には日本の学校で教えている英語に近いといえますが、実用的な要素も入っています。合格は満点の6,7割といわれています。「ビジネス英検」というタイプもあります。

英検について英検について国連英検について英検について

TOEIC を利用する人は?

官庁、企業、国際機関が TOEIC を利用して、現に働いている人や採用予定者の英語力を調べています。

TOEIC を受験する人は?

国際企業や国際組織の従業員、たとえばマネ-ジャ -、販売者、航空関係者らが TOEIC を受け、語学面での責任に伴う、英語能力を評価したり、言語面での訓練計画のレベル分けを決めたり、昇進の適性を調べることを求められています。TOEIC はまた、政府や国際組織が新しい従業員を雇用するのにも利用されています。個人的にも、自分の力を試したり、履歴書の一部として受験する人が大勢います。

TOEIC の採点方法は?

TOEIC の受験者は3種類の得点を受け取ります。聞き取りテストの得点(5点から495点まで)、読解テストの得点(5点から495点まで)、そして総合点の3つです。総得点は10点から990点までの間で、正しい答えの数に基づいて決まります。

TOEIC の得点からわかるのは?

TOEIC には合格点というものはありません。それぞれの会社や組織が、必要や専門度に応じて、合格点を決めていいわけですが、下記の数字は TOEIC の得点を評価するだいたいの目安になります。

805-990 最上級
655-804 上級
555-654 中上級
305-404 初心者上級
205-304 初心者
10-204 初心者下級

TOEIC 得点の通知

TOEIC の運営をしている団体が得点を通知します。個々に受験登録をしているなら、直接得点結果を受け取ることができます。個人の得点は外部に公開されることなく、受験者の許諾なしには、スポンサーになる団体の場合を除いて、TOEIC 運営団体から、いずれの企業や組織に得点結果が送られることはありません。スポンサー団体が行うときのみ、それに属する個人はその結果をその団体から受け取ることになります。TOEIC の運営団体は得点結果を2年間保管します。もし自分の得点結果に誤りがあるようなら、国内の運営団体に連絡しなければなりません。事務局では手書きの得点表を送付し、第2報告書とします。これには別途料金が必要です。

いつ、どこで TOEIC が受けられるの?

テストを行う日にち、時間、場所については国内のTOEIC 運営団体が決定します。受験料、日にち、場所については運営団体に問い合わせて下さい。日本の場合は下記の通りです。また、大都市の外国書籍を扱う大きな書店なら、申込用紙がおいてあります。

東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル Institute for International Business Communication (IIBC) TOEIC Steering Committee 電話 03-3581-5663 ファックス 03-3581-5608

問い合わせはフリーダイアル 0120-40-1019 へ

TOEIC 受験の勉強法

1.規則的な勉強の習慣をつけること

正しい勉強の習慣のためには日々の習慣を身につけることが大切です。一日に長時間するより、毎日少しづつやるほうがよろしい。毎日同じ時間を決めて下さい。勉強予定表を組むのがよく、守りやすくなります。同じ時間に毎日勉強すること。もし予定した時間にやり損なったら、その日のうちにあとでその埋め合わせをすること。

2.できるだけ英語を使う

機会ができたらいつでも、特にネイティブに出会ったら英語を話そう。英語でニュースを聞こう。英語で映画を見よう。英語で新聞や雑誌を読もう。できることなら英語の授業を受けよう。

3.TOEIC の試験形式や指示を研究しよう

試験形式を完全に知り尽くしておくこと。TOEIC の7つの部分の一つ一つについて慣れていなければなりません。試験当日に驚いてしまうようではダメなのです。また、それぞれの部分について書かれている指示にも慣れておかなければなりません。

4.時間を計ろう

TOEIC のテストが時間の定まったものであることを忘れないこと。つまり許された時間内で問題を解けるかに、あなたの得点はかかっているのです。それぞれのSectionでの対処の仕方を見ておかなければなりません。それぞれのSectionで許される時間は決まっています。聞き取りも読解も、それぞれ1時間15分以内でできるかどうかテストの練習をやってみる必要があります。もしある特定のSectionで特に時間がかかるようであれば、その類題を多くやって早くなるように練習をしなければなりません。

5.マークシートの書き方をきちんとしておくこと

解答用紙に記入する練習も必要です。2Bのような濃いめの鉛筆を使うこと。消しゴムと鉛筆削りの使用は可。解答記入欄の楕円部分をぬりつぶします。チェックやバッテンを書いてはいけません。それぞれの質問では塗りつぶすのは一個だけです。2つ塗りつぶすと正解と見なされません。消しゴムで完全に消して下さい。

6.もしわからなかったら、あてずっぽで!

Toeic のテストでは誤った解答したために得点がさらに減るということはありません(加点法)。ですから大切なことはわからないからといって書かないままにしないこと。何でもいいから答えを埋めること。答えがわからなければ、あてずっぽでいいのです。幸運にも点が増すかもしれないのです。

7.総合的な英語力を目指すこと

今のところ、TOEIC はもっとも問題の少ないテスト形式だといえます。つまりあなたの持っている英語力をなるべく自然の状態で(つまり特別な勉強をした成果でなく)とらえようと最大限の努力をしています。ですから本当のことを言えば、勉強法というものはないわけです。ふつうに聞け、読むことができればそれでいいわけです。特別なやり方でなく、普段からリスニングを心がけ、英文にふんだんに接すること、つまり生活に英語が溶け込んでいることがなによりも大切です。

試験当日

1.遅刻厳禁

テストの場所には十分に余裕を持って到着すること。テストの日に駆け足をしてはいけない。

2.必要な物は自分で持参

鉛筆と消しゴムはテストの場所にも用意してあるだろうが、何かのために自分でもってゆくこと。

3.座りやすい場所を選ぶ(指定席でない場合)

聞き取りの放送がよく聞こえるように、スピーカーのそばに座るほうがよい。だが自分の座席が奥の方で、よく聞こえない場合には、試験管に直ちに知らせること。座りやすい場所に座ること。外部の騒音が聞こえるといけないから、ドアや窓から離れたほうがよい。

4.積極的な態度で臨もう

積極的なものの考え方はとても効果的だ。競争に参加する多くの人はこれを利用する。TOEIC テストを受けるときは積極的な姿勢で臨もう。夜寝る前に自分に言い聞かせよう。「自分は英語が分かっているんだ。TOEIC で高得点をとってやるんだ!」というように。これは無意識の心に働きかけて、自分が成功するのだと確信させるのに役立つ。

5.リラックスすること

大部分の受験者にとってテストの不安は問題だ。最良の結果を得るため、テスト前、テスト中、テスト後に心を落ち着けるようにしておくこと。

6.すべての問題に答えを書く

答えがわからなければ、推測すること。どの問題も答えないままにしておかないこと。

7.各問に一つのマークを塗りつぶす

それぞれの答えには塗りつぶされた一つのマークが得点とされる。もし同じ答えに二つのマークが塗りつぶされていたら、これは得点とは見なされない。マークを消すときには完全に消えるようにすること。

8.番号合わせをする

解答用紙にマークした数がテスト用紙の数と一致しているかを確認すること

9.簡単な問題から先にやろう

読解のSectionでは、難しい問題に出会えば、次の問題に進むこと。問題の最後まで来たら戻ってその難しい問題をやってみればよい。もしわからないければ、経験や知識を働かせてやってみよう。

10.最後に1分残しておこう

解答用紙にすべて記入されたかを確認するために、最後に1分余計においておくのが賢明だ。

TOEFL その他の留学生試験を受ける人のために アメリカの大学に進学するなどの希望を持つ人は、まずこのTOEICで850点以上を獲得してください。準備はそのあとです。

1999年8月初稿 2010年10月追加

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