熊本・鹿児島・宮崎

(2013年3月)

函館の衛星写真と軌跡

ベイエリア元町→函館山五稜郭

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元町と坂

「元町」というと神戸が有名だが、港町にはたいていこの名前のつく地区があるらしい。函館の半島の突端はかつて島だったが、潮流の運ぶ砂が堆積して、今では陸続きになったのが函館山である。その山のふもとは当然のことながら傾斜地になっている。

港のほうから傾斜地になっていて、坂道はみな平行に山頂のほうを向いている。この元町地区を歩くと、次第に高度があがり、ベイエリアと港に浮かぶ船舶が目に入ってくるのだ。坂にはみな独特な名前がつけられており、江戸時代末期の開港後に建てられた教会がいくつもある。

洋館風の造りが数多く、中国やロシア関係の建物が多く、それがますます異国情緒を漂わせているようだ。公園や道端の彫刻も数多く配置されている。

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「日本キリスト教団函館教会」。元町の坂を上がると見えてくる。ただ両側の家の”和式”デザインとそぐわないのが残念。
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「ハリストス正教会」。比較的小さいながら尖塔だけは遠くからもよく見える。
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「元町カトリック教会」。このように狭い地域に4つの教会が集中している。
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「遺愛幼稚園」も負けてはいない。ハリストス正教会の向かいだが、洋館の趣が見事だ。
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さすが函館。これは「外部リンクロシア極東連邦総合大学函館校」(専修学校)。教会のある坂道の途中にあり、観光客にトイレを貸してくれるらしい。スパシーバ!
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元町地区は、ベイエリアから函館山に向かう斜面にあるので、坂道になっており、19本あるその一つ一つには名前と由緒がある。テレビや映画の撮影にもよくつかわれるらしい。

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ベイエリア元町→函館山五稜郭

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