(2013年4月)

北駅を出るタリス

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4月に入るともう夏時間だ。日本との時差が8時間から7時間になり、午後7時半を過ぎても明るい。 夜10時を過ぎて、ノートルダムに向かう。郊外電車RER のB線にのって ST.MICHEL=NOTRE DAME で降りると、周りも建物自体もしっかりライト・アップされている。
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 今年は850周年記念ということで、寺院の前に巨大な演台がしつらえてある。
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 カルチエ・ラタン方面を臨む。観光客は、この時間でもいっぱい来ている。近隣のカフェは若者たちでいっぱい。
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 ノートルダムのすぐ横のセーヌ川(左岸)。夜の河畔の散歩もなかなかよい。
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ノートルダムから、リュクサンブール公園に向かって歩いていると、こんな時間に学生のデモ隊に遭遇した。警察が大勢現場に向かってゆく。この界隈は1968年の5月革命の勃発した場所でもある。 
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ライトアップされる、 オペラ座パレ・ガルニエ。
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 北駅からさらに北に上がって、環状自動車専用道路付近にある、メトロ4号線の終着駅 Porte de Coungnancourt を降りると「のみの市」へ向かう看板がある。駅に近いほうは衣類や靴も売っている。露店が多い。
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 奥へ進むと、骨董屋が増えてくる。この写真の家は、つたに覆われたお化け屋敷みたいだが、れっきとした骨とう品店。
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 歩道に椅子やら写真たてやらキーホルダーやらいっぱい並べてあり、もしかしたら素晴らしい掘り出し物があるかもしれない。一方、しっかりと店を構えたところでは、10万や20万円相当から始まる、品物が所狭しと並んでいる。
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モンマルトルの夜更け。駅前のジャズクラブ、Le Petit Journal Montparnasse をおとずれた。駅前にそびえるモンマルトル・タワーもライトアップされている。
観察日記(3)
 フランスというと、「グレブ Gréve 」で有名である。つまりストライキだ。この国の国民は反権力志向が強いらしい。1789年以来、「革命」「闘争」「争議」「反乱」が絶え間なく起きてきた。

前回の旅行では、どこかの中小企業の門前で、赤旗が翻っていた。今回の旅行でも、たまたまリュクサンブール公園の近くを通りかかると、パトカーが次々とやってきていて、何事かとみると、若者たちがデモ行進をやっているのだ。しかも見物人も大勢来ている。反抗精神、健全なり、というところか。

考えてみれば、それで5週間の有給休暇とか週35時間制を勝ち取って、日本でのただひたすら違法なサービス残業を行って、文句ひとつ言わない国民性と比較すると、その違いに驚かされる。

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記録 期間; 2013年4月10日~15日 第1日目 成田空港→シャルル・ドゴール空港→パリ市内ホテル・キリアッド 第2日目 パリ市内半日観光(サクレ・クール寺院、凱旋門、エッフェル塔、ノートルダム)、ラファイエット百貨店、プランタン百貨店、ボン・マルシェ、VHV(ヴェーアッシュヴェー) 第3日目 グランプラス日帰り(特急タリスにて) パリ市内北駅→ブリュッセル南駅→北駅 第4日目 クニャンクールのノミの市 ラファイエット百貨店、モノプリ・スーパーマーケット、Le Petit Journal Montparnasse (ジャズクラブ) 第5日目 シャルル・ドゴール空港→ 第6日目 成田空港到着 航空機;JL5053便(行き)JL5054便(帰り) 為替レート;1EURO=134円(2013年4月10日交換)

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