英語構造一覧表

ed形・見分け方の豆知識

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ed形の用法はまず第一に5カ所の位置で大体のところを判定できます。

(1)be動詞のうしろ

be動詞のうしろにあるとき、動作の受け身的状態(受動態)を示す場合があります。これは動詞に目的語があり、意味的に適切な場合に成立します。例:He was almost struck by lightning.

(2)S V のうしろ

このような場合が起こるのは使われている動詞が be動詞の代わりを果たしているような場合です(第2文型)。ed形の役割は S を説明するためにあります。(主格補語)例:He was surrounded by his grand children.(囲まれていた)から He sat surrouned by his his grand children.(囲まれて座っていた)が生じる。

(3)S V O のうしろ

このような場合の ed形は前半分の S V ではなく、あとの O を説明しているものと見なします。(第5文型ー目的格補語)例:I heard him called by the police.(私は聞いた、彼が警察に呼ばれるのを)

(4)名詞のうしろ

コンマもなく、名詞の直後に ed形があるということはその名詞を修飾するためにあると考えられますので形容詞用法になります。但し、その名詞と一定の関係を持っていなければなりません。例:An egg is boiled in the pot. から an egg boied in the pot となり、a boiled egg と書く場合もあります。(前に置くのは決まり文句、ここでは「ゆで卵」)

(5)文の終わりのさらにうしろ

文がすっかり終わってピリオドを打つべきところにさらに付け加える ed形を副詞的用法(分詞構文)とします。副詞的用法とは「付帯状況」「理由」などという名前が付き、前の文の動詞と何らかの関係を持っています。場合によっては文頭に持ってくることもあります。例:He was driving furiously, chased by the police.(付帯状況)Caught in the shower, she was soaked to the skin.(理由)

現在分詞と過去分詞の区別は次のようにします。

現在分詞=現在の状態(状態動詞)か進行中(動作動詞)を表す 過去分詞=受動態(他動詞)か完了(自動詞の一部)を表す

他動詞の場合、主語を A 、目的語を B とし、A speak B とすると、A に対しては、[ A + ing形 ]、となり、B に対しては、[ B + ed形 ]、となる。

例:The girls speak Enlish.をもとにして、the girl speaking Enlish と、English spoken by the girls となる。また The news surprised the members. をもとにして、 the new surprising to the members と、the members surprised at the news となる。(前置詞が入るのは分詞が「形容詞化」してしまっているため)

自動詞の場合、目的語に当たる B がなく、A fall とすると、A に対しては、[ A + ing形 ]、だけとなり、[ A + ed形 ]は「完了」を表す特殊な場合を除いて少数である。

例:The leaves fall on the ground. をもとにして、the leaves falling on the ground (今落ちている葉)と、 the leaves fallen on the ground (もう落ちてしまった葉)が生じる。

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