その2(2022年9月)

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かりゆし水族館 ➡ 残波岬 ➡ 名護・辺戸岬 ➡ 喜屋武岬 ➡ 那覇市内

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沖縄を訪れるのはこれが6回目だ。1回目は21歳のころ、九州からフェリーで、ふらふらと島に渡ってしまい、守礼の門の前でぼんやりしていたら、どこかのおじいさんに声をかけられ、琉球料理をごちそうになり、その晩は邸宅に泊めてもらった。あとは、ビーチ(有料)を渡り歩き、夜のあいだはテントに忍び込むヤシガニのざわめきに、ハブだと勘違いして、飛び上がったものだ。2回目はごく普通の観光旅行。このときは最南端の喜屋武(きゃん)岬まで行った。3回目は2017年に行った。4回目は2021年に行った。5回目は2022年7月に行った。

そして今度は7日間で、「岬めぐり」をして3か所の岬を巡った。

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かりゆし水族館➡イーアス➡あしびなー(9月6日)

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沖縄の水族館といえば本部半島にある「美ら海水族館」がなんといっても有名だ。県外の観光客なら必ず行くだろうし、自分も2017年に行ってみた。もう一つの水族館がある。それが最近できた「DMM かりゆし水族館」である。場所は那覇空港のすこし南、豊見城(トミグスク)市にある。豊崎海浜公園から伸びた砂嘴(サシ)にある「オリオンECO美らSUNビーチ」から一本水路を隔てた内陸にある。「イーアス」という巨大なモールの一角にある。バスでターミナルから1時間ぐらい。ほとんどの人々が車で行くが、観光客にとっては都心から遠くないので、「美ら海」のような大旅行をせずに済む。
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その前に腹ごしらえ。昼食は台湾料理の店でとった。距離的な近さゆえか、那覇市内には台湾料理、特にショーロンポーやトウフォア(豆花)を出す店が多いのだ。写真は「混ぜそば」のスープ付きのランチセット。
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水族館はバス停を降りてすぐだ。ビルの中にあるということで、東京の「サンシャイン水族館」に雰囲気が似ているというが、さて・・・最初に巨大映像を5分間ほど見せられ、その他と館内に入る。最初に目に入るのは、巨大ではないが、横長の水槽である。これが全体のコンセプトを表しているのだろう。一つには照明に工夫を凝らし、魚たちの姿が印象に残るように工夫がされている。また、水槽と他の水槽をつなぐ通路には、さまざまな植物が植えられており自然の中を散歩している気にさせられる。
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どこの水族館でも動物園でも必ずある、種名を表すラベルが一切ない。名前を気にせずその魚に見入ることになる。まあ、大自然の中を歩いてもそれぞれの生物がラベルをぶら下げているわけではないからね…どうしても解説をしてもらいたい人は、スマホにアプリを入れてガイドの説明を聞くことになる。でもそれはまた来た時のことにしよう。また、館内にはいくつかの歩道橋があって、その上から別の角度から水槽を見るということもできる。池を真っ二つに切ってその断面を眺めるという形にした水槽もある。
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ぽっかりと海に口を開けた洞窟を行くシーン。浅瀬には小魚が群れている。背景に見える”海”は壁に描いた絵ではなく背後から投影した映像であるので、単なる模型という感じがしない。
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ある部屋では、床の大部分が広いガラス板になっていて、観客はその上をはだしで歩き、下にいる魚たちを眺める。もしガラスが割れて下の水に落ちたら、というちょっとした恐怖感もあって、ユニークな体験をすることができる。右上の黒いのはエイが通過したところ。またそこのほうに4,5匹横たわっているのはネムリザメだと思われる。
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水族館といっても鳥や動物もいるのだ。「餌やり体験」(別料金)といって、ここでは気にぶら下がったナマケモノに子供が箸を使って食べさせているところ。
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 いまやクラゲは日本中で大人気である。ここでも巨大な水柱のなかに泳がせて、幽玄な世界を演出している。入場料はサンシャインと同じく2400円で、特に高いわけではない。従来の水族館展示を超えて新しい試みを示していて、なかなか面白い。“生物学的研究”に徹するのでないなら、このような体験も悪くない。特に展示の最後には再び巨大水槽があって、その前にテーブルと椅子が並べられている。そこで魚たちの群れを見ながらコーヒーを飲むのもオツな体験ではなかろうか。デートコースには最適だろう。
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 「イーアス」と昔から有名なアウトレットモール「あしびなー」との間はわずか5分の無料シャトルバスがあるのを発見。それに乗って”買うものはない”ものの、訪れてみた。
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 しかし、人気が低迷したのか、コロナのせいなのか、理由はわからないが客より店員のほうが多いという印象は大げさではあるまい。

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