==説明== |
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まずは工具の第一歩がスパナ。モンキーは不可。ボルトナットが傷つく。必ずぴったりしたサイズを選ぶ。 |
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スポーク押さえ。このシンプルな3本が作業をスムーズにしてくれる。左の穴にスポークを引っかけ、右のへら状のところでタイヤのゴムをこじ開ける。アルミ製。 |
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スポーク押さえを使ってタイヤをこじ開ける。ごらんの通り、丸い穴がスポークにはまってタイヤのゴムを開いたままにしてくれる。このあと真ん中の一本をはずし、左か右の方へ、タイヤをこじ開けてゆく。 |
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パンク修理の最初は、ブレーキワイヤをはずし、ブレーキゴムをリムから離すこと。これを忘れていると、作業が進まない。 |
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チューブ口の拡大図。バルブをはずすとこのようにバルブをはめるための溝がほってある。 |
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チューブをタイヤから引き出したら、空気入れで膨らまし、水を入れたバケツの中に入れて泡が出るところをさがす。どんな小さな穴でもこれですぐ発見できる。すぐにその部分にセロテープを当てておく。 |
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もっとも手軽なパッチ。チューブにゴム糊を薄く塗り3分間待ってから、このパッチの裏のセロハンをはがし、穴のあいた部分にあてがう。 |
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パッチに張り付いているアルミ箔をはがしたところ。決してほこりをつけないこと。この表面にはゴム糊を付ける必要はない。 |
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ゴム糊。チューブ入りと缶入りがあるが、パンクの頻度を考えると、できるだけ少量であることが望ましい。ちょっとした不注意ですぐ中まで固まってしまうからだ。 |
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チューブにゴム糊を塗る前に必ずすることは紙ヤスリを軽くかけて表面をザラザラにすること。これでゴム糊の接着性が増す。 |
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チューブの表面にヤスリをかける。チューブの表面は結構でこぼこしているし、油やほこりも結構ついている。ただしゴムが薄くなるほどのかけすぎは禁物。 |
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ヤスリをかけたあとにゴム糊を塗ったところ。決して山ができるような塗り方をしないこと。とにかく薄く薄く!パッチの大きさをきっちり測りちょうどぴったり収まるように。これで冬場は3分、夏場は2分半ぐらい置く。 |
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そのあとすぐにパッチを張り付ける。中に「泡」ができないように。このためにはどこか堅いところに置いて、叩くとよい。そのあと上のセロハンをはがす。灰色の和になった部分はチューブとパッチの段差を埋めるための柔らかいゴム。めくれていないかチェックして表面がなだらかになるように整える。そのあとすぐにバルブをはめて空気を入れても大丈夫。 |
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バルブの全体図。これがチューブ口にはめ込まれている。黒い部分が(茶色の場合もあるが)ムシと呼ばれるゴムで、これによって空気漏れを防ぐ。実にシンプルな発明。 |
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バルブからムシをはずしたところ。バルブの左に小さな穴があいているのが見える。この上にムシがかぶさる形になる。 |
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タイヤにチューブを戻すときのコツがある。いきなりチューブ口を引っぱり出さず、写真のように先にナットをつけてちょっとだけ頭を出しておく。こうしておくとリムとタイヤの間にチューブが挟まってしまう事故が防げるのだ。チューブがタイヤの中にきれいに収まったら、ナットを締めてしっかりと頭を出す。 |