==説明== |
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即(そく)交換を要するすり減ったブレーキシュー。リムへの当て方がずれていたために、下の部分が丸く削れている。シューの面とリムの面は正しく合わされていなければならない。 |
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全面が摩耗しきったシュー。3本の溝が消えたら完全に寿命だ。危険この上ない。タイヤと同じような判定方法である。ここでは0.5ミリほどわずかに溝が残っているが、全体の厚さは相当減っている。 |
0962 |
アーレンキー(上);この登場によって自転車整備は一段と便利になった。今回は8ミリのものを使う。スパナ(下);モンキーのようにねじで調整するものは禁物。ナットにあったサイズを一本一本用意する。今回は直径10ミリ(右側)のもの。 |
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後部ブレーキの部分。たいていの部品は「世界のシマノ」が受け持っている。信頼できる製品だが、調整を怠ってはならない。作業の前に、パンク修理の場合と同じように、まず、左上のワイヤーをブレーキからはずす。左側がナット、右側に見える穴がアーレンキーを差し込むところ。もちろん裏側にもあるし、前部ブレーキの場合も同じ。 |
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ナットにスパナを当てたところ。調整の際はごくゆるめに仮止めしておき、確定したら締める。(ナットは小さいので力の限りに締めたらねじがバカになる) |
0957 |
右の穴にアーレンキーを差し込んだところ。L字型をしているが、短い方より長い方を差し込んだ方が作業がしやすい。キーをひねることによってシューがリムに当たる角度を調整する。また前後に動かすことによって隙間の間隔を調整する。キーの手さばき一つで調整の出来不出来が決まる、微妙な作業。 |
0959 |
下から見上げたところ;右上がリム。その左下がシュー。このようにリムとシューが平行になるように。左の細い棒はスポークである。 |
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左側がリム。右側がシュー。これを見てわかるように上の隙間が大きく、下の隙間が狭い。これでは良くない。上下の隙間が同じ間隔(2~3ミリ)になるように調整する。これを放置するとシューの擦り減り方が均一でなくなるし、制動力を100%発揮できない。 |
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正しくリムに当たっているところ。これより上過ぎるとタイヤのゴムに当たり、下がり過ぎれば、リムの角でシューが丸くすり減る。リムの面とシューの面が平行にきれいに接するように調整しよう。 |