機能語<4>ed形 |
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分詞は動詞が<形容詞>または<副詞>の役割をするようになったものである。このうち過去分詞はその大多数が -ed 語尾を持っているが、不規則動詞と呼ばれるものはそれぞれ独特の形を持っている。また、<名詞>の役割をするものは過去分詞単独にはなく、<being
+ 過去分詞>というように動名詞の形を利用する。
過去分詞の機能は、(1)他動詞の目的語を主語に持ってきたことを示す(つまり受動態);例;An egg is boiled. → a boiled egg(2)動詞を完了的な意味にしたことを示す、の二つに大別される。ほとんどの動詞はこの二つを兼ね備えており、あたまに be をつけるか、 have をつけるかすることにより、<3><4>の区別が生じる。ただし、自動詞 fallen, drowned, gone などのように完了的な意味しか持たないものも少ないながら存在する。 なお、<3>における受動態では、be だけでなく、第2文型動詞の一部(get, seem, remain )を使うこともある。また、英語における大多数の他動詞は主語が”ひと”で、目的語が”もの”なので、「ひと+ing 」「もの+ed 」とすることができる。例;An author writes a book. → an author writing a book. と a book written by an author この形式の逆になるのが、surprise, excite, disappoint, injure など一群の動詞である。<1>形容詞句を作る <2>副詞句を作る(=分詞構文) <3>be p.p.(受動態) <4>have p.p.(完了形) <5>他動詞の目的語の後に付く(=第5文型) ドリル (解答) 次の10の文のうち ed 形が同じ働きをするものを2つづつ5組選び出せ。
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