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大西洋岸の最大都市ボルドーからさらに普通列車 TER で200キロ程度南へ下る。
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バイヨンヌ駅。人口5万人弱の街並みが始まる。昼頃到着。すぐに駅前のホテルにチェックイン。
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駅前からすぐにアドゥール川が見えていて、橋を徒歩で渡ると中心市街地に達する。
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サント・マリー大聖堂。差し渡し500メートルほどの市街の中心部(グラン・バイヨンヌ)にある。
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中世以来の狭い通りがそのまま使われている。 |
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ここにも城壁があった。大聖堂から西に150メートルも離れていないところにヴィユー城があり、その周辺はこんな壁が続いている。カンペールのときのように旧市街地を取り巻いているのだ。
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アドゥール川の支流ニーヴ川が市街地を東西に分けている。夕方になると、レストランが店を開き、人々が増えてくる。
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昔懐かしいメリーゴーランドのある空き地。アドゥール川に架かる橋の近く。パンを一つでなく二つ買うと値段が安くなるセールをやっているパン屋を発見。おかげで腹いっぱいになった。この広場(Place
de Réduit)で食べる。
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海が見たくなった。バイヨンヌから鉄道でさらに25分ほど南へ行くと、サンジャンドリュス(St-Jean-de-Luz)、直訳すれば「光のサンジャン」というところか。赤い窓枠と真っ白な壁の家々が見える。
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駅前がすぐ港になっている。漁港だが、観光客、海水浴客があふれ、一見してリゾート地だとわかる。 |
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そして港の出入り口の北側にはこんなビーチが広がっている。この先の海はビスケー湾のさらに奥、ガスコーニュ湾という。 |
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港にはファミリーが多く行きかう。ここはルイ14世の結婚式があったところだ(1660年)。お姫様はスペイン王女マリー・テレーズ・ドートリッシュで、このスペインとの国境に近い町で式を挙げたのだそうだ。このあとピレネー条約を締結した後、南フランスを一年かけて旅した。 |
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魚市場をのぞいてみる。巨大な魚がクレーンで漁船から釣りあげられていたところで、見物していた人々が橋の上に鈴なりだった。 |
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再びバイヨンヌに戻った。 ここにきたら、どうしてもこの「バスクとバイヨンヌの歴史博物館」を訪れなければならない。どこから来たのか聞かれ、日本語で書かれた館内見取り図を貸してもらった。行き届いている。ここまで日本人観光客も結構来たのだろうか。 |
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館内は古代から現代にいたるまで、展示は至りつくせりで、これはこの地方の農業に用いられた木製二輪車。 |