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モナコ公国はれっきとした独立国である。マルセイユから普通列車 TER で3時間かかる。でも途中の眺めは、まさにコートダジュールを通るので苦にならない。途中ニースの駅で乗り換えである。ニース見物の予定はなかったが、乗り換え時間を利用して外に出て駅舎を撮影した。
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ついでに駅前の大通り(Avenue Thiers)に出てみた。
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ニース駅構内。ここはターミナル駅なので、列車はみんな車止めの前で止まる。
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天井がステンドグラスのように美しい。駅全体が体育館のようなものだ。
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ホーム作業専用の幅が非常に狭いトラックを発見。こんな車をどこで作っているのか?
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ニースからモナコまではすぐだ。しかし駅は地下なのである。山陽新幹線新神戸駅のように、岩山の中にくりぬいてて駅を作った。地上入り口からかなり遠いので、写真のように、動く歩道がついている。
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地下からエスカレーターを乗り継いで地上に出る。大変おしゃれなデザインの駅舎。ここは海からかなり上の岩山の上にある。これから海岸にはどんどん坂を下っていくのだ。:
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先の駅前広場から上を見上げると、もっと高い所に建物がへばりついている。海岸に面した狭い土地を有効利用するには、このように急斜面にどんどん建物を作っていくしかない。
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降りていく途中には教会もある。モンテカルロ地区に入っている。
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ついに海岸通りに出た。普通の片道1車線だが、高級車が次々とやって来る。
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この道を東へ(イタリア方向)と進む。観光客が多すぎて歩くのも大変。この道路は水際ではなく、水面より十数メートルの高い所に作られている。
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途中には病院やら、大銀行やらがあり、眺めを楽しむのに最適な公園が設置されている。 なんとなく「熱海」のような地形と街づくりになっている。 |
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あの007も通った、モンテカルロのカジノ。観光客の記念撮影にとどまるところがない。このそばのラウンドアバウトは超高級車でいっぱいだ。 |
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カジノの裏側。こちらは海に面していて、人の姿は少ない。 |
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カジノを過ぎたあたりで、水際に降りてみようと思う。その時に活躍するのが、この「公共エレベーター」。モナコは急斜面だらけなのだ。 |
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モナコの港もコの字をしている。そのため、対岸に運んでくれる渡し船サービスがある。わずか4分ほどの航海だが。モンテカルロ地区より、モナコヴィル地区に渡る。 |
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港には超高級なクルーザーが並ぶ。渡し船より撮影。 |
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対岸には、海洋博物館がある。建物全体が、岩山の中に埋め込まれている。 |
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ここはカジノとは違い、家族連れが多い。ファミリー向け施設だ。 |
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サンゴの幻想的なライトアップ。 |
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昔、木製の潜水艇を使って潜ろうとしたようだが、今はその模型が子供たちの人気の的。 |
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海洋博物館から、狭い路地を通って、西へ向かう。明るい色の街並みが続く。 |
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モナコ大聖堂に出た。グレース妃の祭壇があるそうだが、今日は何かの催し物で、関係者しか入れない。 |
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この行程の終点が、大公宮殿だ。海洋博物館も大聖堂も宮殿もいずれも海から切り立った高台にたてられており、市街地に出るためには急な下り坂を行くことになる。 |
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「グレース妃の道」の看板。若い世代にはピンと来ないかもしれないが、出演した映画を見た人や、世紀の結婚、交通事故死の事を知っている世代には懐かしい限りだ。 |
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「リビエラの真珠」と呼ばれるにふさわしい眺め。大公宮殿から降りる道の途中で撮影。 |