<第47レッグ;松山市 ⇒ 伊方町> 2013/10/30 全走行距離125キロ 午前7時30分出発、午後1時到着
伊予電・松山市駅~国道56号~松前(マサキ)町~伊予市~国道378号~大洲市~八幡浜市~伊方町~国道197号(佐田岬メロディ・ライン)~三崎港…フェリーで九州、佐賀関港へ
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松山市を抜けると、海岸沿いに伊予市が始まる。この写真では低い山並みと予讃線の高架が見えるが、ここあたりはかつて、「わら一本の革命」の著者、福岡正信氏の農園があったところだ。氏の没後、その土地はどうなったか知らないが、この温暖な土地で”自然農法”の研究がすすめられたのだろうか。 |
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来島海峡大橋に続き、またまた自転車にやさしい施設が見つかった。この「ふたみシーサイド公園」(伊予市双海町)では、ロードバイク用のバイクラックを設置してある(トイレ周辺)。 |
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四国の西の端に近づいた。八幡浜市に入ると、佐田岬に分かれる国道がある。地図で見ると佐田岬は非常に細長くて剣のようだが、実際に行ってみると、狭いところにかなり急な山が盛り上がり、それが先端まで続いている。国道197号は、稜線に沿って作られているらしく、どこまでものぼりだ。「メロディ・ライン」と聞こえはいいが、実は「息切れライン」といったほうがいいくらい。中間点あたりに、「翔」という字を彫った、地元の政治家たちや利権者たちの募金で作られた道路建設記念の石碑があった。斜面は写真にあるようにミカン畑。この半島の瀬戸内側には、(伊方)原発も作られている。 |
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197号の交通量の多さに嫌気がさし、稜線から海岸沿いのひなびた漁村の道に下りる。写真のように、山の急斜面に削った跡があるような道路で、細く曲がりくねっているが、じつにのどかだ。古い神社やミカン畑が次々と現れる。 |
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今回の四国旅行の終着点、三崎港。半島の突端にある灯台までは、まだ10キロほどあるのだが、ここから九州、大分県の佐賀関港に行くフェリーの時間があるので、行ってみる時間がない。 |
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フェリーが見えてきた。大型トラックを積む、かなりの船である。乗客1040円、これに自転車450円をプラス。 |
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船は大体1時間毎に出ているが、13時台だけは空白である。向こうまで所要70分。ここは速吸瀬戸、またの名を豊予海峡というが、瀬戸内海の続きで、きわめて平穏な航海である。 |
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佐田岬半島の上り下りにくたびれ、二等船室に横になった途端に寝入ってしまい、目が覚めたときは佐田岬がはるか向こうにかすんでしまうほどの距離に離れてしまった。それでも灯台が白い点として、右寄りにかすかに見える。横に見れば、剣のように長い半島も、こうやって縦に見ると、単なる小島に見える。渥美半島もそうだった。この写真は上の写真を拡大したもの。さらば四国! |